プロキシの設定

プロキシサーバーの背後にコンピューターがあり、そのコンピューターをインターネットに接続してプラグインのダウンロードと更新のインストールを行う必要がある場合、Anypoint Studio でプロキシ設定を定義できます。

Anypoint Studio では、認証済みプロキシと非認証プロキシの設定がサポートされます。

  1. お使いの OS に合った方法でプリファレンスビューを開きます。

    • MacOS では、​[Anypoint Studio]​ > ​[Preferences…​ (プリファレンス…​)]​ に移動するか、​cmd + ,​ を押します。

    • Windows および Linux では、​[Window (ウィンドウ)]​ > ​[Prefereces…​ (プリファレンス…​)]​ に移動します。

  2. [General (一般)]​ の下で ​[Network Connections (ネットワーク接続)]​ を選択します。

  3. [Active Provider (アクティブなプロバイダー)] を選択します。

    • [Direct (直接)]​ では、Anypoint Studio はプロキシサーバーを使用せずに接続を開きます。

    • [Manual (手動)]​ では、Anypoint Studio は、下のオプションで定義された設定を使用して、接続を開きます。

    • [Native (ネイティブ)]​ では、Anypoint Studio は、Anypoint Studio がインストールされている OS で検出された設定を使用して、接続を開きます。

  4. スキーマごとにプロキシエントリを選択してそのホストとポート番号を設定する場合は、​[Edit (編集)]​ をクリックします。

    認証済みプロキシを使用している場合は、​[Requires Authentication (認証が必要)]​ を選択し、​[User (ユーザー)]​ と ​[Password (パスワード)]​ 項目を入力します。

  5. 必要に応じて、プロキシにバイパスを追加できます。これは、プロキシを使用してはならないホストのリストです。

    [Add Host…​ (ホストを追加…​)]​ をクリックして、プロキシバイパスリストにホスト名を追加します。

    手動プロバイダーを設定する場合は、​localhost​ と ​127.0.0.1​ のデフォルトのバイパスを無効にしないでください。このバイパスを無効にした場合、Studio 内の埋め込み Mule Runtime がアプリケーションにアクセスできなくなります。

プロキシ設定に変更を適用した場合、Anypoint Studio は、メタデータの取得に使用される Mule インスタンスを再起動し、アウトバウンド接続をテストします。 これが失敗する場合は、​[Preferences (プリファレンス)]​ > ​[Tooling (ツール)]​ に移動し、​[Restart Instance (インスタンスを再起動)]​ をクリックして、インスタンスを手動で再起動します。

プロキシ設定リファレンス

このセクションでは、Anypoint Studio からネットワーク接続を設定するためのオプションについて説明します。

この設定オプションには、​[Preferences…​ (プリファレンス)]​ > ​[General (一般)]​ > ​[Network Connections (ネットワーク接続)]​ からアクセスできます。

proxy settings reference 4eeb1
オプション 説明 デフォルト値

Active Provider (アクティブなプロバイダー)

接続を開くときに使用する設定プロファイルを指定します。

  • [Direct (直接)]​ では、Anypoint Studio はプロキシサーバーを使用せずに接続を開きます。

  • [Manual (手動)]​ では、Anypoint Studio は、下のオプションで定義された設定を使用して、接続を開きます。

  • [Native (ネイティブ)]​ では、Anypoint Studio は、Anypoint Studio が実行されている OS で検出された設定を使用して、接続を開きます。

Anypoint Studio が OS でプロキシ設定を検出した場合は ​[Native (ネイティブ​)]。
プロキシ設定が検出されない場合は ​[Direct (直接​)]。

Proxy Entries (プロキシエントリ)

このテーブルには、すべてのプロバイダーで使用可能なエントリが表示されます。最初の列のチェックボックスをオンにすると、選択したプロバイダーでそのエントリを使用できます。

なし

Proxy Bypass (プロキシバイパス)

このテーブルでは、プロキシを使用してはならないホストを名前またはパターンによって指定します。ホストの一致には常に直接接続が使用されます。最初の列のチェックボックスをオンにすると、選択したプロバイダーでそのエントリを使用できます。

[Manual (手動)] プロバイダーでは、デフォルトで ​localhost​ と ​127.0.0.1​ がマークされています。
プロキシを使用する場合、この設定を削除しないでください。削除した場合、Studio 内の埋め込み Mule Runtime がアプリケーションにアクセスできなくなります。