Veeva Vault Connector 1.5 - Mule 4

Veeva Vault 用 Anypoint Connector (Veeva Vault Connector) を使用すると、Veeva Vault REST API を使用して Mule フローを Veeva Vault プラットフォームに接続できます。

設定する操作に応じて、このコネクタは Vault REST、Bulk API、ストリーミング API​ と連動します。各 API コールは JSON 要求または CSV 要求を使用して、HTTPS 接続経由で JSON 入力ストリーム応答を返します。必要なすべてのリクエストヘッダー、エラー処理、および HTTPS 接続設定は、コネクタに組み込まれています。

互換性と解決された問題に関する情報は、「Veeva Vault Connector リリースノート」を参照してください。

始める前に

このコネクタを使用するには、以下に精通している必要があります。

  • Veeva Vault

  • Vault クエリ言語 (VQL)

  • Anypoint Connector

  • Mule Runtime Engine (Mule)

  • Mule フローの要素とグローバル要素

  • Anypoint Studio を使用した Mule アプリケーションの作成方法

アプリケーションを作成する前に、以下が必要です。

  • Veeva Vault の対象リソースにアクセスするためのログイン情報

  • Anypoint Platform

  • Anypoint Studio バージョン 7.3.5 以降

コネクタの一般的なユースケース

Mule アプリケーションで Veeva Vault Connector をアウトバウンドコネクタとして使用して、次の Veeva Vault オブジェクトに対する CRUD (create、retrieve、update、delete) 操作、クエリ操作、エクスポート操作、および Spark Validator 操作を実行できます。

  • ドキュメント
    作成、取得、更新、削除、エクスポート

  • ドキュメントレンディション
    作成、取得、削除

  • Vault Object (Vault オブジェクト)
    作成、取得、更新、削除

  • 選択リスト
    Retrieve

  • 監査履歴
    Retrieve

  • Query
    VQL クエリを使用して、ドキュメント、Vault オブジェクト、ワークフローを照会します。

  • Spark validator
    Veeva Vault からトリガーされた署名付き Spark メッセージの検証と確認を行います。

  • Invoke Rest API
    特定のコネクタ操作が存在しない場合に、 Veeva Vault Rest API​ を呼び出します。 API レート制限​を超過しないように、API を個別に使用するのではなく、一括で使用してください。

接続種別

Veeva Vault 接続では、ログイン情報を使用して Veeva Vault インスタンスに接続し、操作を実行する基本認証種別を使用します。

認証種別の設定についての詳細は、​「コネクタのグローバル要素の設定」​を参照してください。

Exchange テンプレートおよび例

Anypoint Exchange​ は、アプリケーションのスタートポイントとして使用できるテンプレートと、完全なソリューションを具体的に示した例を提供しています。

Veeva Vault Connector で使用可能なテンプレートは次のとおりです。

次のステップ

前提条件を満たしたら、​Anypoint Studio​ でアプリケーションを作成してコネクタを設定できます。