X12 EDI Connector 2.15 リファレンス - Mule 4

デフォルト設定

パラメーター

名前 説明 デフォルト値 必須

Name (名前)

String (文字列)

この設定の名前。コネクタはこの名前の設定を参照します。

x

Expiration Policy (有効期限ポリシー)

ExpirationPolicy

動的設定インスタンスがアイドル状態を続けられる最小時間を設定します。この時間が経過すると、Mule Runtime で期限切れに相当するとみなされます。インスタンスが期限切れとみなされた瞬間にインスタンスが期限切れになるという意味ではありません。必要に応じて、インスタンスがパージされます。

Mule ID qualifier (Mule ID 修飾子)

String (文字列)

エクスチェンジ (ISA) セグメントでの Mule の ID 修飾子。この値は、セルフ ID インターチェンジの ID の値と組み合わせて使用されます。一方が設定されている場合、もう一方も設定されている必要があります。

この値が設定されている場合、送信メッセージの処理と受信メッセージの処理の両方に影響します。

  • 受信側では、ISA Interchange Receiver ID Qualifier (ISA インターチェンジ受信者 ID 修飾子) がこの値に一致する必要があります。

  • 送信側では、この値はメッセージデータで設定されていない場合にデフォルトの ISA Interchange Sender ID Qualifier (ISA インターチェンジ送信者 ID 修飾子) として使用されます。

Mule interchange ID (Mule インターチェンジ ID)

String (文字列)

エクスチェンジ (ISA) セグメントでの Mule の ID。この値は、セルフ ID インターチェンジの ID の修飾子の値と組み合わせて使用されます。一方が設定されている場合、もう一方も設定されている必要があります。

この値が設定されている場合、送信メッセージの処理と受信メッセージの処理の両方に影響します。

  • 受信側では、ISA Interchange Receiver ID (ISA インターチェンジ受信者 ID) がこの値に一致する必要があります。

  • 送信側では、この値はメッセージデータで設定されていない場合にデフォルトの ISA Interchange Sender ID (ISA インターチェンジ送信者 ID) として使用されます。

Mule application code (Mule アプリケーションコード)

String (文字列)

グループ (GS セグメント) での Mule のアプリケーションコード。

この値が設定されている場合、送信メッセージの処理と受信メッセージの処理の両方に影響します。

  • 受信側では、GS Application Receiver’s Code (GS アプリケーション受信者のコード) がこの値に一致する必要があります。

  • 送信側では、この値はメッセージデータで設定されていない場合にデフォルトの GS Application Sender’s Code (GS アプリケーション送信者のコード) として使用されます。

Partner ID qualifier (パートナー ID 修飾子)

String (文字列)

エクスチェンジ (ISA セグメント) でのパートナーの ID 修飾子。この値は Partner Identification Interchange ID (パートナー ID インターチェンジ ID) の値と組み合わせて使用されます。一方が設定されている場合、もう一方も設定されている必要があります。

この値が設定されている場合、送信メッセージの処理と受信メッセージの処理の両方に影響します。

  • 受信側では、ISA Interchange Sender ID Qualifier (ISA インターチェンジ送信者 ID 修飾子) がこの値に一致する必要があります。

  • 送信側では、この値はメッセージデータで設定されていない場合にデフォルトの ISA Interchange Receiver ID Qualifier (ISA インターチェンジ受信者 ID 修飾子) として使用されます。

Partner interchange ID (パートナーインターチェンジ ID)

String (文字列)

エクスチェンジ (ISA セグメント) でのパートナーの ID。この値は Partner Identification Interchange ID qualifier (パートナー ID インターチェンジ ID 修飾子) の値と組み合わせて使用されます。一方が設定されている場合、もう一方も設定されている必要があります。

この値が設定されている場合、送信メッセージの処理と受信メッセージの処理の両方に影響します。

  • 受信側では、ISA Interchange Sender ID (ISA インターチェンジ送信者 ID) がこの値に一致する必要があります。

  • 送信側では、この値はメッセージデータで設定されていない場合にデフォルトの ISA Interchange Receiver ID (ISA インターチェンジ受信者 ID) として使用されます。

Partner application code (パートナーアプリケーションコード)

String (文字列)

グループ (GS セグメント) でのパートナーのアプリケーションコード。

この値が設定されている場合、送信メッセージの処理と受信メッセージの処理の両方に影響します。

  • 受信側では、GS Application Sender’s Code (GS アプリケーション送信者のコード) がこの値に一致する必要があります。

  • 送信側では、この値はメッセージデータで設定されていない場合にデフォルトの GS Application Receiver’s Code (GS アプリケーション受信者のコード) として使用されます。

Form and validation (フォームおよび検証)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • X12

  • HIPAA_SNIP1​

  • HIPAA_SNIP2

スキーマ形式および検証レベル。設定で使用されるスキーマは選択したフォームに一致する必要があります。SNIP 種別 1 および SNIP 種別 2 の検証は、HIPAA スキーマのみに適用されます。

X12

Schema definitions (スキーマ定義)

Array of String (文字列の配列)

コネクタで使用するスキーマのパスのリスト。ファイルシステムまたはクラスパスを使用できます。

x

Character encoding (文字エンコード)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • ASCII

  • IBM1047

  • ISO8859_1​

  • PLATFORM

  • UTF8

メッセージの文字エンコード。この文字エンコードは、必ずメッセージの送受信両方に使用されます。

PLATFORM

Character set (文字セット)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

BASIC EXTENDED ** UNRESTRICTED

文字列データで使用できる文字。無効な文字は、置換文字が指定されている場合は置換文字で置換され、置換文字が設定されていないかパーサーオプションの受信メッセージで有効になっていない場合はエラーとして拒否されます。いずれの場合も無効な文字はログに記録されます。

受信メッセージの場合は無効な文字が 997 機能肯定応答でレポートされます。

EXTENDED

Substitution character (置換文字)

String (文字列)

文字列値の無効な文字を置換するために使用される置換文字。

Version identifier suffix (バージョン識別子サフィックス)

String (文字列)

グループ (GS セグメント) のバージョン識別子コードサフィックス。

この値が設定されている場合、送信メッセージの処理と受信メッセージの処理の両方に影響します。

  • 受信側では、GS Version (GS バージョン)、Release (リリース)、Industry Identifier Code (業種識別子コード) が X12 スキーマバージョン (004010、005010 など) にこのサフィックスが続く必要があります。この値を設定しない場合、受信で GS バージョン識別子コードの先頭が設定されたスキーマバージョンであることのみ検証されます。

  • 送信側では、X12 スキーマバージョンとこのサフィックスの組み合わせは GS バージョン識別子コードとして使用されます。

Timezone offset (タイムゾーンオフセット)

String (文字列)

インターチェンジヘッダー (ISA) セグメントの日時要素に適用される UTC からのタイムゾーンオフセット。この項目では、たとえば ​-01:00​、​+0100​、​-0130​ など、UTC ベースの ISO 8601 に準拠している値しか受け入れません。

この項目の値を指定しない場合、ISA セグメントの日時が Mule Runtime のローカル日時に設定されます。

Enforce length limits (長さ制限を適用)

Boolean (ブール)

パーサー値およびライター値の最小長と最大長を適用するかどうか。

パーサー値:

  • true​ の場合、コネクタは値が長すぎるか短すぎるトランザクションを拒否します。

  • false​ の場合、コネクタは値を使用し、トランザクションを拒否しません。

いずれの場合も、エラーが記録され、997/999 肯定応答でレポートされます。

ライター値:

  • true​ の場合、コネクタは値が長すぎるか短すぎるトランザクションを拒否します。

  • false​ の場合、コネクタは値を使用し、トランザクションを拒否しません。

true

Enforce character set (文字セットを適用)

Boolean (ブール)

使用可能な文字セットを適用するかどうか。

  • true​ の場合、コネクタは無効な文字が含まれるトランザクションを拒否します。

  • false​ の場合、文字がそのまま使用されるか置き換えられ、コネクタはトランザクションを拒否しません。

いずれの場合も、エラーは 997/999 肯定応答でレポートされます。

true

Enforce value repeats (値の反復を適用)

Boolean (ブール)

受信値の反復数制限を適用するかどうか。

  • true​ の場合、コネクタは値の反復が多すぎるか少なすぎるトランザクションを拒否します。

  • false​ の場合、コネクタは値を受け入れ、トランザクションを拒否しません。

いずれの場合も、エラーは 997/999 肯定応答でレポートされます。

true

Allows unknown segments (不明なセグメントを許可)

Boolean (ブール)

トランザクションセットで不明なセグメントを許可するかどうか。

  • true​ の場合、コネクタは不明なセグメントを無視し、トランザクションを拒否しません。

  • false​ の場合、コネクタは不明なセグメントが含まれるトランザクションを拒否します。

いずれの場合も、エラーは 997/999 肯定応答でレポートされます。

false

Enforce segment order (セグメント順序を適用)

Boolean (ブール)

トランザクションセットでセグメント順を適用するかどうか。

  • true​ の場合、コネクタは順不同なセグメントが含まれるトランザクションを拒否します。

  • false​ の場合、コネクタはセグメントを並び替え、トランザクションを拒否しません。

いずれの場合も、エラーは 997/999 肯定応答でレポートされます。

true

Allow unused segments (未使用のセグメントを許可)

Boolean (ブール)

トランザクションセットで ​[Unused (未使用)]​ とマークされたセグメントを許可するかどうか。

  • true​ の場合、コネクタは未使用のセグメントを無視し、トランザクションを拒否しません。

  • false​ の場合、コネクタはスキーマ内で未使用としてマークされたセグメントが含まれるトランザクションを拒否します。

いずれの場合も、エラーは 997/999 肯定応答でレポートされます。

false

Enforce segment repeats (セグメントの反復を適用)

Boolean (ブール)

トランザクションセットでセグメントの反復数の制限を適用するかどうか。

  • true​ の場合、コネクタは値の反復が多すぎるトランザクションを拒否します。

  • false​ の場合、コネクタは反復するセグメントを無視し、トランザクションを拒否しません。

いずれの場合も、エラーは 997/999 肯定応答でレポートされます。

true

Require unique interchanges (一意のインターチェンジを要求)

Boolean (ブール)

受信されるメッセージに一意のインターチェンジ制御番号 (ISA13) を必須にするかどうか。

  • true​ の場合、コネクタは以前に処理されたインターチェンジ番号を記録し、同じパートナー (インターチェンジの送信者および受信者 ID により判別される) からの重複するインターチェンジ番号を拒否します。

  • false​ の場合、コネクタは受信したインターチェンジ番号の処理を続行し、アプリケーションフローに従ってインターチェンジ番号を追跡し、適切に処理します。

true

Require unique groups (一意のグループが必要)

Boolean (ブール)

受信した機能グループのグローバルに一意であるグループ制御番号 (GS06) を適用するかどうか。

  • true​ の場合、グループ番号は同じパートナーおよびアプリケーションから受信するすべてのインターチェンジで一意である必要があります (インターチェンジの送信者および受信者の ID によって判断され、機能グループの送信者および受信者のアプリケーションコードと組み合わされます)。

  • false​ の場合、グループ番号はインターチェンジ内で一意である必要があります。

false

Require unique transactions (一意のトランザクションが必要)

Boolean (ブール)

受信したトランザクションセットのグローバルに一意であるトランザクションセット制御番号 (ST02) を適用するかどうか。

  • true​ の場合、トランザクションセット番号は同じパートナーおよびアプリケーションから受信するすべての機能グループで一意である必要があります (インターチェンジの送信者および受信者の ID によって判断され、機能グループの送信者および受信者のアプリケーションコードと組み合わされます)。

  • false​ の場合、トランザクションセット制御番号は特定の機能グループ内で一意である必要があります。

false

Store time-to-live (保存の存続期間)

Number (数値)

一意性を確認するためにインターチェンジ、グループ、トランザクションセットの番号を保存する最小日数。この値は、一意のインターチェンジ番号、グループ番号、またはトランザクションセット番号が設定で要求されている場合にのみ使用されます。

受信した識別子番号の保存には、Mule 設定からのデフォルトの永続的なオブジェクトストアが常に使用されます。このパラメーターでは、この保存された値のエントリ存続期間を設定します。

30

Acknowledge every transaction (すべてのトランザクションを肯定応答)

Boolean (ブール)

受信したすべてのトランザクションセットの個別の AK2/AK5 (997) または AK2/IK5 (999) 肯定応答を含めるかどうか。

  • true​ の場合、コネクタは受信する各トランザクションセットを明示的に肯定応答します。

  • false​ の場合、コネクタはエラーが含まれるトランザクションセットのみを肯定応答に含めます。含まれないトランザクションセットは暗黙的に肯定応答されます。

false

Generate 999 acknowledgments (999 肯定応答を生成)

Boolean (ブール)

997 機能肯定応答ではなく、999 実装肯定応答を生成するかどうか。

  • true​ の場合、コネクタはインターチェンジを受信するたびに 997 機能肯定応答トランザクションセットではなく 999 実装肯定応答を生成します。999 実装肯定応答のサポートに CTX セグメントの生成は含まれません。

  • false​ の場合、コネクタはインターチェンジを受信するたびに 997 機能肯定応答トランザクションセットを生成します。

false

Report segment details (セグメント詳細をレポート)

Boolean (ブール)

997/999 機能肯定応答で送信者にセグメントエラーの詳細をレポートするかどうか。

  • true​ の場合、生成される 997/999 にセグメントエラーの詳細が含まれます。

  • false​ の場合、詳細は含まれません。

true

Include Acknowledgment schema (肯定応答スキーマを含める)

Boolean (ブール)

997 または 999 機能肯定応答を予期し、997 または 999 スキーマを含めるかどうか。

  • true​ の場合、コネクタは X12 Connector によって使用されるスキーマのセット内の 997 または 999 肯定応答トランザクションセットのスキーマを自動的に含めます。

  • false​ の場合、997 スキーマ、999 スキーマ、またはその両方を入力として処理する場合に直接指定する必要があります。997 または 999 機能肯定応答を生成するために使用されるスキーマはハードコード化されており、変更できません。

true

Data element separator (データ要素区切り文字)

String (文字列)

データ要素の区切り文字。設定された値は、デフォルトですべての出力メッセージに使用されますが、メッセージレベルで上書きできます。

*

Component element separator (コンポーネント要素の区切り文字)

String (文字列)

コンポーネント要素の区切り文字。設定された値は、デフォルトですべての出力メッセージに使用されますが、メッセージレベルで上書きできます。

>

Repetition separator (反復の区切り文字)

String (文字列)

反復の区切り文字 (使用されている場合)。設定された値は、デフォルトですべての出力メッセージに使用されますが、メッセージレベルで上書きできます。​「U」​の値は反復が使用されないことを意味します。

U

Segment terminator (セグメント終端文字)

String (文字列)

セグメントの終端文字。設定された値は、デフォルトですべての出力メッセージに使用されますが、メッセージレベルで上書きできます。

~

Segment line ending (セグメント行末)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • None (なし)

  • LF

  • CRLF

  • CR

セグメント間に追加して、出力メッセージテキストを読みやすくするための行末。

None (なし)

Unique group numbers (一意のグループ番号)

Boolean (ブール)

グローバルに一意であるグループ制御番号 (GS06) を送信するかどうか。

  • true​ の場合、コネクタは同じパートナーおよびアプリケーションに送信するすべてのインターチェンジで一意のグループ番号を割り当てます (インターチェンジの送信者および受信者の ID によって判断され、機能グループの送信者および受信者のアプリケーションコードと組み合わされます)。

  • false​ の場合、コネクタは機能グループ制御番号を各インターチェンジ内で連続的に割り当て、異なるインターチェンジで番号を再利用します。

false

Unique transaction numbers (一意のトランザクション番号)

Boolean (ブール)

グローバルに一意であるトランザクション制御番号 (ST02) を送信するかどうか。

  • true​ の場合、コネクタは同じパートナーおよびアプリケーションに送信するすべてのインターチェンジで一意のトランザクションセット番号を割り当てます (インターチェンジの送信者および受信者の ID によって判断され、機能グループの送信者および受信者のアプリケーションコードと組み合わされます)。

  • false​ の場合、コネクタはトランザクションセット制御番号を各インターチェンジ内で連続的に割り当て、異なるグループで制御番号を再利用します。

false

Implementation reference (実装参照)

String (文字列)

トランザクションの実装規定参照 (ST03)。この値が設定されている場合、メッセージパラメーターで上書きされない限り、ST03 実装規定参照として使用されます。

Initial interchange number (初期インターチェンジ番号)

Number (数値)

送信メッセージに使用される初期インターチェンジ制御番号。

1

Initial group number (初期グループ番号)

Number (数値)

送信メッセージに使用される初期グループ制御番号。

1

Initial transaction number (初期トランザクション番号)

Number (数値)

送信メッセージに使用される初期トランザクションセット制御番号。

1

Requests acknowledgments (肯定応答を要求)

Boolean (ブール)

送信されるトランザクションフラグ (ISA14) の肯定応答 (TA1 など) を要求するかどうか。

  • true​ の場合、送信されるすべてのトランザクションで TA1 肯定応答が要求されます。

  • false​ の場合、TA1 肯定応答は要求されません。

false

Default usage indicator (デフォルトの使用インジケーター)

String (文字列)

デフォルトのインターチェンジ使用インジケーター (ISA15)。

  • I​: 情報

  • P​: 本番データ

  • T​: テストデータ

P

Set acknowledgement schema by inbound message (インバウンドメッセージ別の肯定応答スキーマを設定)

Boolean (ブール)

acknowledgmentSchemaPath​ が ​EMPTY​ で、このプロパティが ​true​ の場合、インバウンドメッセージの ​[Version (バージョン)] / [Release (リリース)] / [Industry Identifier Code (GS08) (業界識別子コード (GS08))]​ 項目値を使用して、機能/実装肯定応答構造が設定されます。​false​ の場合、005010 バージョンのハードコード化された機能/実装肯定応答構造が使用されます。

false

Acknowledgement schema path (肯定応答スキーマパス)

String (文字列)

ファイルシステムまたは ​classpath​ のパス。パスが指定された場合は、デフォルトの肯定応答パスを上書きします。

Enforce conditional rules (条件ルールを適用)

Boolean (ブール)

トランザクションで条件ルールを適用するかどうか。

  • true​ の場合、コネクタは条件ルーツを満たさない値が含まれるトランザクションを拒否します。

  • false​ の場合、値が使用され、トランザクションは拒否されません。

false

Truncate values exceeding the length limits (長さ制限を超える値を切り捨て)

Boolean (ブール)

[Enforce length limits (長さ制限を適用)]​ 項目が ​true​ の場合に長さ制限を超える値を切り捨てるかどうか。

  • true​ の場合、コネクタは最大長の制限を超える値を切り取ります。

  • false​ の場合、コネクタは値をそのまま書き込みます。

false

Enforce code set validations (コードセット検証を適用)

Boolean (ブール)

コードセット検証を適用するかどうか。

  • true​ の場合、コネクタは X12 スキーマで定義されたコードセット検証を適用します。

  • false​ の場合、コネクタはコードセット検証を適用しません。

false

Use segment line ending in last line (最後の行にセグメント行末を使用)

Boolean (ブール)

IEA セグメントの最後の行で設定された行末を使用するかどうか。

  • true​ の場合、IEA セグメントの最後に設定済みの ​[Segment line ending (セグメント行末)]​ 項目値を追加します。

  • false​ の場合、IEA セグメントに設定済みの ​[Segment line ending (セグメント行末)]​ 値を追加しません。

false

Report non-fatal errors in acknowledgments (致命的でないエラーを肯定応答で報告)

ブール

致命的でないエラーを肯定応答で報告するかどうか。

  • true​ の場合、致命的でないエラーを肯定応答の IK3/AK3 セグメントに表示します。

  • false​ の場合、致命的でないエラーを肯定応答の IK3/AK3 セグメントに表示しません。

true

Include trailer segment details (トレーラーセグメントの詳細を含める)

Boolean (ブール)

インターチェンジおよびグループトレーラーセグメントの詳細をマップに含めるかどうか。

  • true​ の場合、インターチェンジトレーラー、グループトレーラー、セットトレーラーの詳細が各トランザクションに含まれます。

  • false​ の場合、セットトレーラーの詳細のみが各トランザクションに含まれます。

false

Lock Mechanism (ロックメカニズム)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • AUTO

  • RUNTIME_LOCK_MANAGER​

  • OBJECT_STORE​

制御番号シーケンスのロックを管理するために使用されるメカニズムを決定します。

  • AUTO

    コネクタは、Mule アプリケーションが実行されている環境に基づいて ​OBJECT_STORE​ または ​RUNTIME_LOCK_MANAGER​ のいずれかを選択します。

    • アプリケーションが CloudHub 1.0 にデプロイされている場合、コネクタは ​OBJECT_STORE​ メカニズムを使用してロックを管理します。

    • アプリケーションがスタンドアロンの Mule Runtime、Runtime Fabric、または CloudHub 2.0 にデプロイされると、コネクタは​ランタイムの分散ロック​を使用します。

    このオプションは以下で使用できます。

    • 複数のワーカーやレプリカを含む CloudHub 1.0 のデプロイメント

    • 1 つのワーカーまたはレプリカのある CloudHub 2.0 および Runtime Fabric デプロイメント

    • ハイブリッドスタンドアロンデプロイメント (クラスター化された Mule Runtime など)

  • RUNTIME_LOCK_MANAGER

    コネクタは常にランタイムの分散ロッキングメカニズムを使用します。1 つのワーカーのみがある環境の場合にお勧めします。

    このオプションは以下で使用できます。

    • 1 つのワーカーまたはレプリカのある CloudHub 1.0、CloudHub 2.0、Runtime Fabric デプロイメント

    • ハイブリッドスタンドアロンデプロイメント (クラスター化された Mule Runtime など)

  • OBJECT_STORE

    ランタイムの分散ロッキングメカニズムが機能しない環境では、コネクタは常に代替メカニズムを使用します。複数のワーカーがある環境の場合にお勧めします。

    このオプションは以下で使用できます。

    • 複数のワーカーやレプリカを含む CloudHub 1.0、CloudHub 2.0、Runtime Fabric のデプロイメント

    • ハイブリッドスタンドアロンデプロイメント (クラスター化された Mule Runtime など)

AUTO

Include ignored segments (無視されたセグメントを含める)

Boolean (ブール)

使用方法の種別が ​[Ignore (無視)]​ のセグメントのデータ要素を、出力マップとメタデータに含めるかどうか。

  • true​ の場合、使用方法の種別が ​[Ignore (無視)]​ のセグメントのデータ要素は出力マップとメタデータの両方に含められます。

  • false​ の場合、使用方法の種別が ​[Ignore (無視)]​ のセグメントのデータ要素は出力マップとメタデータの両方で無視されます。

false

関連操作

  • Read

  • Write

  • Write batch

Read

<x12:read>

EDI テキストの入力ストリームを EDI データのマップとリストの構造に変換します。

パラメーター

名前 説明 デフォルト値 必須

Configuration (設定)

String (文字列)

使用する設定の名前。

x

Read Content (読み取りコンテンツ)

Binary (バイナリ)

入力ペイロード。

#[payload]

Target Variable (対象変数)

String (文字列)

操作の出力を保存する変数の名前。

Target Value (対象値)

String (文字列)

操作の出力を評価する式。式の結果は ​[Target Variable (対象変数)]​ 項目に保存されます。

#[payload]

出力

Object (オブジェクト)

次の設定の場合

  • config

スロー

  • X12:UNKNOWN

  • X12:WRITE

  • X12:SCHEMA

  • X12:PARSE

Write

<x12:write>

EDI データのマップとリストの構造を EDI テキストストリームに変換します。

パラメーター

名前 説明 デフォルト値 必須

Configuration (設定)

String (文字列)

使用する設定の名前。

x

Write Content (書き込みコンテンツ)

Object (オブジェクト)

出力ペイロード。

#[payload]

Streaming Strategy (ストリーミング戦略)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

Mule によるストリームの処理方法を設定します。

Repeatable file store stream (反復可能なファイルストアストリーム)

Target Variable (対象変数)

String (文字列)

操作の出力を保存する変数の名前。

Target Value (対象値)

String (文字列)

操作の出力を評価する式。式の結果は ​[Target Variable (対象変数)]​ 項目に保存されます。

#[payload]

出力

Binary (バイナリ)

次の設定の場合

  • config

スロー

  • X12:UNKNOWN

  • X12:WRITE

  • X12:SCHEMA

  • X12:PARSE

Write batch

<x12:write-batch>

特定の期間で作成および累積された個々の X12 メッセージを 1 つのインターチェンジ (UNB) にマージします。

パラメーター

名前 説明 デフォルト値 必須

Configuration (設定)

String (文字列)

使用する設定の名前。

x

Write Content (書き込みコンテンツ)

Object (オブジェクト)

出力ペイロード。

#[payload]

Target Variable (対象変数)

String (文字列)

操作の出力を保存する変数の名前。

Target Value (対象値)

String (文字列)

操作の出力を評価する式。式の結果は ​[Target Variable (対象変数)]​ 項目に保存されます。

#[payload]

出力

Binary (バイナリ)

次の設定の場合

  • config

スロー

  • X12:UNKNOWN

  • X12:WRITE

  • X12:SCHEMA

  • X12:PARSE

Expiration Policy (有効期限ポリシー) 型

項目 説明 デフォルト値 必須

Max Idle Time (最大アイドル時間)

Number (数値)

有効期限の対象とみなされるまで、動的設定インスタンスがアイドル状態を維持できる最大時間のスカラー時間値。

Time Unit (時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Max Idle Time (最大アイドル時間)]​ 項目の時間単位。

Repeatable In Memory Stream Type (反復可能なメモリ内ストリーム種別)

データが ​[Max Buffer Size (最大バッファサイズ)]​ 項目値を超えた場合に要求が失敗するメモリ内ストリーミング戦略を設定します。ユースケースで最適なバッファサイズは、必ずパフォーマンステストを実施して決めてください。

項目 説明 デフォルト値 必須

Initial Buffer Size (初期バッファサイズ)

Number (数値)

データストリームに割り当てるメモリの初期容量。ストリーミングされたデータがこの値を超える場合は、​[Buffer Size Increment (バッファサイズ増分)]​ の単位で ​[Max Buffer Size (最大バッファサイズ)]​ を上限としてバッファが拡張されます。

Buffer Size Increment (バッファサイズ増分)

Number (数値)

バッファサイズが初期サイズを超えた場合に、拡張する量。値を ​0​ またはそれ以下に設定すると、バッファは拡張されません。

Max Buffer Size (最大バッファサイズ)

Number (数値)

バッファの最大サイズ。バッファサイズがこの値を超える場合、​STREAM_MAXIMUM_SIZE_EXCEEDED​ エラーが発生します。​0​ 以下の値は無制限を意味します。

Buffer Unit (バッファ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Initial Buffer Size (初期バッファサイズ)]​ 項目、​[Buffer Size Increment (バッファサイズ増分)]​ 項目、​[Max Buffer Size (最大バッファサイズ)]​ 項目の単位。

Repeatable File Store Stream Type (反復可能なファイルストアストリーム種別)

反復可能なファイルストアストリーミング戦略を設定します。この戦略では、ストリームコンテンツの一部がメモリ内に格納されます。ストリームのコンテンツが、設定されたバッファサイズよりも大きい場合、Mule はバッファのコンテンツをディスクにバックアップしてからメモリをクリアします。

項目 説明 デフォルト値 必須

Max In Memory Size (最大メモリ内サイズ)

Number (数値)

最大メモリサイズ。これ以上のメモリがコンシュームされると、コネクタによってコンテンツがディスクにバッファされます。

Buffer Unit (バッファ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Max In Memory Size (最大メモリ内サイズ)]​ 項目の単位。

システムプロパティ

コネクタの以下のシステムプロパティを設定できます。

プロパティ 説明 デフォルト値

strictValidationOfYear

年 ​0000​ の厳格な検証を有効にします。​true​ の場合、年 ​0000​ が無効になります。

false

システムプロパティについての詳細は、​「システムプロパティ」​を参照してください。