Amazon Kinesis Data Streams Connector 1.0 - Mule 4

Amazon Kinesis Data Streams 用 Anypoint Connector (Amazon Kinesis Data Streams Connector) には、Anypoint Platform を使用した標準の Amazon Kinesis Data Streams の操作が用意されています。

Amazon Kinesis は、Amazon AWS によって構築されたストリーミングソリューションであり、データレコードの大規模なストリームをリアルタイムで収集して処理します。詳細は、Amazon Kinesis の公式ドキュメントを参照してください。

互換性に関する情報と修正された問題については、「Amazon Kinesis Data Streams リリースノート」を参照してください。

Amazon Kinesis Data Streams Connector では、バージョン 0.14.0 以降の Windows サポートが廃止された Kinesis Producer Library (KPL) を使用しているため、Windows はサポートされません。

始める前に

このコネクタを使用するには、以下に精通している必要があります。

  • Amazon Kinesis Data Streams API

  • Anypoint Connector

  • Mule Runtime Engine (Mule)

  • Mule フローの要素とグローバル要素

  • Anypoint Studio (Studio) を使用した Mule アプリケーションの作成

アプリケーションを作成する前に、以下が必要です。

  • AWS Identity and Access Management (IAM) アクセスキーログイン情報と Kinesis、DynamoDB、および CloudWatch サービスへのアクセス権。必要な権限については、 こちらLeaving the Site​を参照してください。

  • Amazon Kinesis の対象リソースへのアクセス権

  • Anypoint Studio バージョン 4.3.0 以降

コネクタの一般的なユースケース

Kinesis Data Streams Connector の一般的なユースケースを次に挙げます。

  • トラブルシューティング

    サーバー、デスクトップ、モバイルデバイスなどのソースからログとイベントデータを収集します。その後、データを継続的に処理し、メトリクスを生成し、ライブダッシュボードを強化し、集約されたデータを Amazon S3 などのデータストアに配置します。

  • リアルタイム分析

    Amazon Kinesis Data Streams によって収集されたセンサーデータやソーシャルメディアデータなどの頻度の高いイベントデータに対して、リアルタイム分析を実行します。これらの分析により、数時間または数日の頻度ではなく、数分の頻度でデータからインサイトを得ることができます。

  • モバイルデータキャプチャ

    モバイルアプリケーションで数十万のデバイスから Amazon Kinesis データストリームにデータを転送し、モバイルデバイスでデータが生成された直後にそのデータを使用できるようにします。

例については、​「例」​を参照してください。

対象者

認証種別

Amazon Kinesis Data Streams Connector では、アクセスキー認証がサポートされます。この種別の認証では、コネクタはアクセスキー、シークレットキー、および必要に応じてロールを使用して、AWS に対して認証します。

認証の設定についての詳細は、​「Anypoint Studio を使用した Amazon Kinesis Data Streams の設定」​を参照してください。

Exchange のテンプレートと例の使用

Anypoint ExchangeLeaving the Site​ は、アプリケーションのスタートポイントとして使用できるテンプレートと、完全なソリューションを具体的に示した例を提供しています。

次のステップ

前提条件を満たし、テンプレートおよびサンプルを試したら、​『Anypoint Studio』​ で独自のアプリケーションを作成してコネクタを設定できます。