Transaction (<tracking:transaction/>)

すべての追跡対象イベントの識別子を設定します。

Anypoint Runtime Manager または CloudHub のどちらを使用しているかにかかわらず、実行時に追跡対象イベントを分析するときにトランザクションの有用な情報 (注文番号など) が表示されるようにするには、トランザクション ID を使用します。

トランザクション ID は DataWeave 式をサポートするため、ID を動的に作成し、イベントに関連する情報を ID に含めることができます。

コンポーネント XML

このコンポーネントは、次の XML 構造をサポートします。

<tracking:transaction
    id="#[payload.orderId]"
    doc:name="Transaction"
    doc:id="qjktlq" />

Transaction (​<tracking:transaction/>​) 属性は UI および XML で設定できます。

属性名 属性 XML 説明

Transaction (トランザクション)​ (デフォルト)

doc:name

キャンバスに表示されるコンポーネントの編集可能な名前。

なし

doc:id

コンポーネントの自動生成された識別子。

Id

id

識別子の値を定義します。この値は式またはリテラルにすることができます。デフォルトでは、コンポーネントには数値が割り当てられます。

次の例では、​payload.orderId​ 値を使用してトランザクション ID を設定します。

<flow name="flow">
...
  <tracking:transaction id="#[payload.orderId]" />
...
</flow>