Anypoint Code Builder の Maven 設定ファイル

Anypoint Code Builder は、Apache Maven 設定を使用して Mule アプリケーション (実装プロジェクトとインテグレーションプロジェクト) および設計プロジェクトの API 仕様を管理します。

Maven ファイル ​settings.xml​ については、 Maven ドキュメント​を参照してください。

Maven 設定ファイルのカスタム場所

Apache Maven ファイル ​settings.xml​ を使用すると、リポジトリ、プロキシ設定、ログイン情報などの Maven 設定を定義できます。詳細は、Apache Maven ドキュメントの 「Settings Reference (設定リファレンス)」​を参照してください。

Maven ​settings.xml​ ディレクトリへのデフォルトパスを変更するには、​maven.settings​ または ​M2_REPO​ システムプロパティを設定します。

settings.xml​ を見つけるため、IDE は最初に ​maven.settings​ 設定を確認します。プロパティでパスが指定されている場合、IDE はそのパスにある ​settings.xml​ ファイルを使用します。​maven.settings​ でパスが指定されていない場合、またはファイルがそのパスに存在しない場合、IDE は ​M2_REPO​ クラスパス変数で設定されたパス (​M2_REPO/settings.xml​ など) 内の ​settings.xml​ を確認します。そのパスに ​settings.xml​ が見つからない場合、IDE はデフォルトの場所 ​${user.home}/.m2/repository​ に空の ​settings.xml​ ファイルを作成します。

Anypoint Code Builder 設定ファイル

Anypoint Code Builder は、Maven ​settings.xml​ ファイルに変更を加えません。代わりに、Anypoint Extension Pack が IDE にインストールされている場合、IDE を開くと別の設定ファイル ​acb_settings.xml​ が作成されます。この拡張パックは、クラウド IDE には事前にインストールされていますが、デスクトップ IDE の場合はインストールする必要があります。​「デスクトップ IDE のセットアップ」​を参照してください。

settings.xml​ に保存した更新は、​acb_settings.xml​ 内に自動的に反映されます。​acb_settings.xml​ ファイルは、​${user.home}/AnypointCodeBuilder/maven​ にあります。Anypoint Code Builder でプロジェクトのトラブルシューティングを行う場合、パスワードなどの機密情報を難読化してファイルをエクスポートできます。エクスポートするには、​「トラブルシューティング情報をエクスポートする」​を参照してください。