DataWeave の問題とエラー

進行中のベータリリース​: クラウド IDE は進行中のベータリリースです。ベータ状態での Anypoint Code Builder の使用には、IDE で入手できる、該当するベータサービス契約条件が適用されます。

Anypoint Code Builder で値を処理できない場合、値の問題を識別するビジュアルインジケーターが IDE に表示されます。次のような問題があります。

Unable to Find Sample Input (サンプル入力が見つかりません)

DataWeave エラー​「Unable to find sample input (サンプル入力が見つかりません)」​が ​payload​ などの Mule イベント変数に適用されます。この場合、IDE では設定 XML ファイルの値の下に青い波線が表示されます。

「Unable to find sample input (サンプル入力が見つかりません)」エラー

アプリケーションが実行されていない場合、IDE で Mule 変数に関する情報を提供できないため、自分でサンプルデータを入力する必要があります。 [Quick Fix (クリック修正)]​ を使用して、アプリケーション実行時の想定される形式とデータ構造でサンプルデータを入力します。

Mule イベント変数についての詳細は、Predefined Variablesを参照してください。

Unable to Resolve Reference (参照を解決できません)

「Unable to resolve reference (参照を解決できません)」​は、一般的に ​afkdldjf​ のような識別されない一連の文字のエラーです。

「Unable to resolve reference (参照を解決できません)」エラー

目的の値を入力するか、​[Quick Fix (クイック修正)]​ を使用して文字シーケンスを DataWeave 変数に変換します。詳細は、DataWeave Variablesを参照してください。

Expects ​x​ but Got ​y​ (x が想定されますが y が取得されました)

「Expects ​x​ but got ​y​ (x が想定されますが y が取得されました)」​のようなエラーは、一般的に指定された関数に問題があることを示します。たとえば、​round()​ 関数に引数 (この場合は丸める数値) がないために​「Expects 1 argument but got 0 (1 個の引数が想定されますが 0 個が取得されました)」​が発生します。たとえば、​round(1.65)​ のように修正します。同様に、引数のデータ型に誤りがあることを示すエラーや、関数が無効で修正が必要であることを示すエラーなどがあります。

エラーメッセージを読んで式のどの部分を修正するのかを判断し、エラーメッセージの後の関数の説明を確認して関数についての詳細を把握します。その他の DataWeave 関数のドキュメントについては、​「DataWeave Module」​を参照してください。

Invalid input (無効な入力)

エラー​「Invalid input (無効な入力)」​は、一般的に ​?​ などの特殊文字が DataWeave 式にあり、エスケープされていない場合に発生します。

「Invalid input (無効な入力)」エラー

詳細は、​「有効な識別子を宣言するためのルール」​および​「特殊文字のエスケープ」​を参照してください。