APIkit REST エラー処理リファレンス

フローの一部で問題が発生すると、エラーの種類を含むメッセージが表示されます。

APIkit for REST エラーの種類

APIkit for REST では、次のエラーの種類が定義されています。

エラーの種類 説明

APIKIT:BAD_REQUEST

Bad request (不正な要求)

APIKIT:NOT_FOUND

Resource not found (リソースが見つかりません)

APIKIT:METHOD_NOT_ALLOWED

Method not allowed (メソッドが許可されていません)

APIKIT:NOT_ACCEPTABLE

Not acceptable (使用できません)

APIKIT:UNSUPPORTED_MEDIA_TYPE

Unsupported media type (サポートされていないメディアタイプ)

APIKIT:NOT_IMPLEMENTED

Not Implemented (実装されていません)

APIkit for REST エラー処理

APIkit スキャフォルダーは、最も広く使用されている HTTP 状況コードの応答に基づいてエラー処理コードを生成します。これらのコードは、次に説明されているエラーの種類とメッセージにマップされます。

状況コード エラーの種類 応答メッセージ

400

APIKIT:BAD_REQUEST

Bad request (不正な要求)

404

APIKIT:NOT_FOUND

Resource not found (リソースが見つかりません)

405

APIKIT:METHOD_NOT_ALLOWED

Method not allowed (メソッドが許可されていません)

406

APIKIT:NOT_ACCEPTABLE

Not acceptable (使用できません)

415

APIKIT:UNSUPPORTED_MEDIA_TYPE

Unsupported media type (サポートされていないメディアタイプ)

501

APIKIT:NOT_IMPLEMENTED

Not Implemented (実装されていません)

APIkit for REST のエラーの例

次のコードは、HTTP 400 応答のエラーハンドラーを示しています。これを使用して、独自のカスタム状況コードとメッセージを作成できます。

...
    <on-error-propagate type="APIKIT:BAD_REQUEST" doc:name="On Error Propagate">
        <ee:transform xmlns:ee="http://www.mulesoft.org/schema/mule/ee/core" xsi:schemaLocation="http://www.mulesoft.org/schema/mule/ee/core http://www.mulesoft.org/schema/mule/ee/core/current/mule-ee.xsd">
            <ee:message>
                <ee:set-payload><![CDATA[%dw 2.0
    output application/json
    ---
    {message: "Bad request"}]]></ee:set-payload>
            </ee:message>
            <ee:variables>
                <ee:set-variable variableName="httpStatus">400</ee:set-variable>
            </ee:variables>
        </ee:transform>
    </on-error-propagate>
...

メインフローは、HTTP 状況コードと、明確で分かりやすい言語で表現された関連メッセージの組み合わせを含む HTTP エラー応答を送信します。この例では、​message: "Bad request"​ です。

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