Azure Event Hubs Connector 1.1 の例 - Mule 4

Azure Event Hubs Connector の Mule フローの例を示します。

始める前に

  • Java 8、11、または 17

  • Anypoint Studio 7.5 以降

  • Mule Runtime Engine (Mule) 4.3.0 以降

  • DataWeave

接続の設定ファイルを作成する

接続のプロパティが含まれる設定ファイルを作成します。

  1. /src/main/resources/​ フォルダー内に ​mule-app.properties​ という名前のファイルを作成します。

  2. mule-app.properties​ ファイルに、次のような接続の一連のプロパティを作成します。括弧で囲まれたテキスト (括弧を含む) を各自の設定の適切な値に置き換えます。

    config.namespace = <namespace>
    	config.eventHuName = <eventHuName>
    	ad-config.tenantId = <tenantId>
    	ad-config.clientId = <clientId>
    	ad-config.ClientSecret = <ClientSecret>
    
    	sas-config.sharedAccessKeyName = <sharedAccessKeyName>
    	sas-config.sharedAccessKey = <sharedAccessKey>
    
    	bs-config.containerName = <containerName>
    	bs-config.accountName = <accountName>
    	bs-config.accountKey = <accountKey>

プロパティファイルの作成についての詳細は、​「プロパティプレースホルダーの設定」​を参照してください。

1 つのイベントの送信と EventHub Listener を使用したリスン

この Mule フローでは、1 つのイベントをイベントハブに送信します。結果はコンソールに表示されます。

この例では、次の操作を使用します。

  • HTTP Listener
    HTTP 要求からデータを受け取ります。

  • Send a single event
    1 つのイベントを送信します。

  • Logger
    パブリッシュされたイベントを表示します。

  • Eventhub listener
    イベントハブの名前空間のイベントを読み取ります。

  • Logger
    リスンされたイベントを記録します。

「Send a Single Event (1 つのイベントを送信)」フローの Studio フロー

この例の XML

この例のフローをすばやく Mule アプリケーションに読み込むには、次のコードを Studio XML エディターに貼り付けます。

この例の実行手順

  1. コネクタが設定されていることを確認します。

  2. プロジェクトを保存します。

  3. Web ブラウザーから​「http://localhost:8081/events」​と入力してアプリケーションをテストします。

イベントのバッチのパブリッシュと Partition Listener を使用したリスン

この Mule フローでは、複数のイベントを同時にイベントハブに送信します。結果はコンソールに表示されます。

この例では、次の操作を使用します。

  • HTTP Listener
    HTTP 要求からデータを受け取ります。

  • Publish in bulk
    イベントのバッチを送信します。

  • Logger
    パブリッシュされたイベントを表示します。

  • Partition listener
    特定のイベントハブパーティションの名前空間のイベントを読み取ります。

  • Logger
    リスンされたイベントを 2 回記録します。

「Publish a batch of Events (イベントのバッチをパブリッシュ)」フローの Studio フロー

この例の XML

この例のフローをすばやく Mule アプリケーションに読み込むには、次のコードを Studio XML エディターに貼り付けます。

この例の実行手順

  1. コネクタが設定されていることを確認します。

  2. プロジェクトを保存します。

  3. Web ブラウザーから​「http://localhost:8081/bulk」​と入力してアプリケーションをテストします。

コンテンツタイプを使用した 1 つのイベントの送信

この Mule フローでは、コンテンツタイプが JSON の 1 つのイベントをイベントハブに送信します。

Studio の [Content Type (コンテンツタイプ)] 設定を使用した 1 つのイベントの送信

この例の XML

この例のフローをすばやく Mule アプリケーションに読み込むには、次のコードを Studio XML エディターに貼り付けます。

<flow name="Send-single-event-with-content-type" >
		<http:listener doc:name="events" config-ref="HTTP_Listener_config" path="/content"  />
		<azure-eventhubs:publish doc:name="Send a single event" config-ref="ActiveDirectory" partitionId="1" contentType="application/json">
			<azure-eventhubs:event ><![CDATA[#[{
 "body": write(payload, "application/json"),
}]]]></azure-eventhubs:event>
		</azure-eventhubs:publish>
		<logger level="INFO" doc:name="Logger" message="Event Published" />
	</flow>
xml