Studio を使用した Box Connector 5.2 の設定 - Mule 4

このコネクタを Anypoint Studio で使用するには、まず Exchange からダウンロードしてからアプリケーション用に設定します。

Anypoint Studio でコネクタを設定する

  1. プロジェクトにコネクタを追加します。

  2. コネクタを設定します。

  3. コネクタの入力元を設定します。

Studio プロジェクトへのコネクタの追加

Anypoint Studio には、Studio プロジェクトにコネクタを追加する 2 つの方法があります。Studio タスクバーの Exchange ボタンから追加するか、[Mule Palette (Mule パレット)] ビューから追加します。

Exchange を使用してコネクタを追加する

  1. Studio で Mule プロジェクトを作成します。

  2. Studio タスクバーの左上にある Exchange アイコン ​(X)​ をクリックします。

  3. Exchange で、​[Login (ログイン)]​ をクリックし、Anypoint Platform のユーザー名とパスワードを指定します。

  4. Exchange で、「Box」を検索します。

  5. コネクタを選択して ​[Add to project (プロジェクトに追加)]​ をクリックします。

  6. 画面の指示に従ってコネクタをインストールします。

Studio でコネクタに追加する

  1. Studio で Mule プロジェクトを作成します。

  2. [Mule Palette (Mule パレット)] ビューで、​[(X) Search in Exchange ((X) Exchange 内を検索)]​ をクリックします。

  3. [Add Modules to Project (モジュールをプロジェクトに追加)]​ で、検索項目に「Box」と入力します。

  4. [Available modules (使用可能なモジュール)]​ で、このコネクタの名前をクリックします。

  5. [Add (追加)]​ をクリックします。

  6. [Finish (完了)]​ をクリックします。

コネクタの設定

Mule アプリケーションで Box Connector を使用するには、アプリケーションで必要とされる数の Box Connector で使用可能なグローバル設定要素を設定します。

[Global Element Properties (グローバル要素のプロパティ)]​ 画面の ​[General (一般)]​ タブで次の情報を入力し、JWT 認証を設定します。

パラメーター 説明

Client id (クライアント ID)

クライアントアプリケーションの登録時に認証サーバーにより割り当てられたクライアント識別子。

Client secret (クライアントシークレット)

クライアントアプリケーションのクライアントシークレット。

Public key id (公開キー ID)

アプリケーションを認証するために Box インスタンスで設定された公開キーの ID。

Entity id (エンティティ ID)

エンティティ ID の種別: EnterpriseId​ または ​UserId​。

Box sub type (Box サブ種別)

Box のサブ種別: enterprise​ または ​user​。

Algorithm (アルゴリズム)

非公開キーの暗号化に使用される RSA 暗号化アルゴリズム。

Keystore (キーストア)

キーストアへのパス。

Keystore type (キーストア種別)

キーストア種別: JKS​ または ​PKCS12​。

Store password (ストアのパスワード)

キーストアのパスワード。

Key alias (キーの別名)

キーを識別する別名。

Key password (キーパスワード)

キーパスワード。

[Global Element Properties (グローバル要素のプロパティ)]​ 画面の ​[General (一般)]​ タブで次の情報を入力し、Oauth2security 認証を設定します。

パラメーター 説明

Consumer key (コンシューマーキー)

サービスプロバイダーに登録されている OAuth コンシューマーキー。

Consumer secret (コンシューマーシークレット)

サービスプロバイダーに登録されている OAuth コンシューマーシークレット。

Listener config (リスナー設定)

アクセストークンコールバックエンドポイントで要求をリスンする HTTP リスナー設定。

Callback path (コールバックパス)

アクセストークンコールバックエンドポイントのパス。

Authorize path (認証パス)

OAuth ダンスをトリガーするローカル HTTP エンドポイントのパス。

入力元の設定

Box Connector のコネクタ操作、​HTTP リスナー​、​スケジューラー​などのコネクタの入力元を設定します。 コネクタの次の操作を Studio キャンバスの ​[Source (接続元)]​ 領域に配置できます。

Configuration Name (設定名)​: Box Connector のグローバル要素の設定名。

Host (ホスト):​ Box がその API を公開しているホスト。

Port (ポート):​ Box サービスが受信要求をリスンしているポート。

Base Path (ベースパス):​ Box サービスのベース URI のベースパス。

Protocol (プロトコル):​ Box サービスが従うプロトコル。

Client Id (クライアント ID):​ クライアントアプリケーションの登録時に認証サーバーにより割り当てられたクライアント識別子。

Client Secret (クライアントシークレット):​ クライアントアプリケーションのクライアントシークレット。

Local Callback Path (ローカルコールバックパス):​ ローカルコールバックパス。

Local Callback Config (ローカルコールバック設定):​ ローカル認証 URL の設定で使用する HTTP リスナー設定。

External Callback Url (外部コールバック URL):​ クライアントアプリケーション内で設定されるリダイレクト URL。

Local Authorization Url (ローカル認証 URL):​ ​OAuth2​ ダンスの開始で使用するローカル認証 URL。

Authorization Url (認証 URL):​ 認証コードを要求するための認証 URL。

Access Token Url (アクセストークン URL):​ アクセストークンを要求するためのアクセストークン URL。

次のステップ

Studio で使用するコネクタを設定したら、​「追加設定情報」​トピックで詳細な設定手順を参照してください。