Cassandra Connector のトラブルシューティング - Mule 4

Apache Cassandra (Apache Cassandra Connector) のトラブルシューティングを行うには、冗長ログの有効化と、スローされる一般的なメッセージの解釈に関する情報を理解しておきます。

冗長ログの有効化

アプリケーションと Cassandra Connector のやりとりが失敗する理由の理解を深めるには、モジュールの冗長ログを一時的に有効にします。

Mule アプリケーションのパフォーマンスに影響するため、トラブルシューティングが完了したら、必ず拡張された冗長性を無効にしてください。

設定ファイルで冗長ログを有効にする手順は、次のとおりです。

  1. Anypoint Studio にアクセスし、​[Package Explorer]​ ビューに移動します。

  2. アプリケーションのプロジェクト名を開きます。

  3. src/main/resources​ パスフォルダーを開きます。

  4. フォルダー内の ​log4j2.xml​ ファイルを開きます。

  5. <Loggers>​ タグ内に ​<AsyncLogger>​ タグを追加します。

    			<Loggers>
    				...
    				<AsyncLogger name="org.mule.extension.cassandradb" level="DEBUG"/>
    				<AsyncLogger name="org.apache.commons.cassandradb" level="DEBUG"/>
    				...
    			</Loggers>
    xml
  6. アプリケーションの変更を保存します。

  7. Package Explorer​ でプロジェクト名をクリックし、​[Run (実行)]​ > ​[Run As (別のユーザーとして実行)]​ > ​[Mule Application (Mule アプリケーション)]​ をクリックします。

プリペアードステートメントのキャッシュサイズのトラブルシューティング

Mule アプリケーションの実行時に次の警告メッセージが表示された場合:


WARN com.datastax.driver.core.Cluster [Test-Cluster-worker-23] Re-preparing already prepared query is generally an anti-pattern and will likely affect performance. (すでに準備されたクエリを再準備することは一般にアンチパターンであり、パフォーマンスに影響する可能性があります。)Consider preparing the statement only once. (ステートメントは 1 回のみ準備することを検討してください。) ---

前述のメッセージを回避するには、​[Prepared Statement Cache Size (プリペアードステートメントのキャッシュサイズ)]​ パラメーターの値を大きくします。これにより、プリペアードステートメントのキャッシュサイズを設定できます。Mule アプリケーションで処理するさまざまなステートメントの数以上の値を設定します。