Runtime (dw::Runtime)

このモジュールには、DataWeave エンジンを操作する関数が含まれています。

このモジュールを使用するには、DataWeave コードにインポートする必要があります。その方法として、たとえば、行 ​import * from dw::Runtime​ を DataWeave スクリプトの ヘッダーに追加します。

関数

名前 説明

『fail』

指定されたメッセージと共に例外をスローします。

『failIf』

エバリュエーターの式が ​true​ を返す場合は、指定されたメッセージでエラーを生成し、それ以外の場合は値を返します。

『locationString』

指定された値の位置の文字列を返します。

『orElse』

previous​ の try 結果が失敗の場合は ​orElse​ の結果を返し、失敗でない場合は ​previous​ の結果を返します。

『orElseTry』

複数の ​try​ をチェーニングするために try で使用される関数

『prop』

指定された名前のプロパティの値を返すか、プロパティが定義されていない場合は ​null​ を返します。

『props』

Mule Runtime に設定されたすべてのプロパティを返します。

『try』

デリゲート関数を評価し、デリゲート関数が成功した場合は ​success: true​ と ​result​ を含むオブジェクトを返し、デリゲート関数が例外をスローした場合は ​success: false​ と ​error​ を含むオブジェクトを返します。

『wait』

指定されたタイムアウト (ミリ秒) の間、実行を停止します。