Core 型 (dw::Core)

​type Any = Any

最上位型。​Any​ はすべてのシステム型を拡張します。つまり、​Any​ 型の変数には任意のものを割り当てることができます。

​type Array = Array

配列型。​Type(T)​ によってリストの要素を表す必要があります。 例: Array<Number>​ は数値の配列を表し、​Array<Any>​ は任意の型の配列を表します。

例: [1, 2, "a", "b", true, false, { a : "b"}, [1, 2, 3] ]​

​type Binary = Binary

blob。

​type Boolean = Boolean

​true​ または ​false​ の ​Boolean​ 型。

​type CData = String {cdata: true}

XML は、​String​ から拡張され、CDATA XML ブロックを識別するために使用される ​CData​ カスタム型を定義します。

CDATA 内でコンテンツをラップするか、CDATA ブロック内に文字列が到達したかどうかを確認するように、これを使用してライターに指示することができます。​CData​ は型 ​String​ から継承されます。

ソース​:

output application/xml --- { "user" : "Shoki" as CData }​

出力​:

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><user><![CDATA[Shoki]]></user>

​type Comparable = String | Number | Boolean | DateTime | LocalDateTime | Date | LocalTime | Time | TimeZone

互いに比較できるすべての型を表す結合型。

​type Date = Date

年、月、日で表される日付。例: |2018-09-17|

​type DateTime = DateTime

​TimeZone​ 内での ​Date​ と ​Time​。例: |2018-09-17T22:13:00Z|

​type Dictionary = { _?: T }

汎用ディクショナリインターフェース。

​type Enum = String {enumeration: true}

この型は Enum Java クラス​に基づきます。

常に ​class​ プロパティと共に使用する必要があります。このプロパティは、次の例に示すように完全な Java クラス名を指定します。

ソース:​

"Max" as Enum {class: "com.acme.MuleyEnum"}​

​type Iterator = Array {iterator: true}

この型は、 iterator Java クラス​に基づきます。 イテレーターにはコレクションと、その反復処理と絞り込みを行うメソッドが含まれます。

Java クラスと同様に、​Iterator​ は 1 回のみコンシュームされるように設計されています。たとえば、この型を ロガーコンポーネント​に渡すと、ロガーによってコンシュームされるため、フロー内のそれ以降の要素が参照することはできなくなります。

​type Key = Key

​Object​ のキー。

例: { myKey : "a value" }​、​{ myKey : { a : 1, b : 2} }​、​{ myKey : [1,2,3,4] }​

​type LocalDateTime = LocalDateTime

現在の ​TimeZone​ 内の ​DateTime​。例: |2018-09-17T22:13:00|

​type LocalTime = LocalTime

現在の ​TimeZone​ 内の ​Time​。例: |22:10:18|

​type NaN = Null {NaN: true}

​java.lang.Float​ と ​java.lang.Double​ には、​NaN​ と ​Infinit​ の特殊なケースがあります。 DataWeave では、数値が多倍精度である性質から、これらの概念はありません。 そのため、DataWeave 値にマップされると、スキーママーカーを使用して Null にラップされます。

​type Namespace = Namespace

​URI​ とプレフィックスで表される ​Namespace​ 型。

​type Nothing = Nothing

ボトム型。この型は、すべての型に割り当てることができます。

​type Null = Null

​null​ 値を表す Null 型。

​type Number = Number

数値型。数値型で表される任意の数値、10 進数、または整数。

​type Object = Object

​Key​ と値のペアのコレクションである任意のオブジェクトを表す型。

例: { myKey : "a value" }​、​{ myKey : { a : 1, b : 2} }​、​{ myKey : [1,2,3,4] }​

​type Pair = { l: LEFT, r: RIGHT }

値のペアを表すために使用する型。

DataWeave バージョン 2.2.0 で導入されました。​

​type Period = Period

期間。

​type Range = Range

​Range​ 型は、一連の数値を表します。

​type Regex = Regex

Java 正規表現 (regex) 型。

​type SimpleType = String | Boolean | Number | DateTime | LocalDateTime | Date | LocalTime | Time | TimeZone | Period

すべての単純型を表す結合型。

​type String = String

​String​ (文字列) 型

​type StringCoerceable = String | Boolean | Number | DateTime | LocalDateTime | Date | LocalTime | Time | TimeZone | Period | Key | Binary | Uri | Type<Any> | Regex | Namespace

強制的に文字列型に変換できるすべての型の結合型。

DataWeave バージョン 2.3.0 で導入されました。​

​type Time = Time

特定の ​TimeZone​ での時刻。例: |22:10:18Z|

​type TimeZone = TimeZone

タイムゾーン。

​type Type = Type

DataWeave 型システムの型。

​type Uri = Uri

URI。