バージョンの管理

バージョンの詳細を表示したり、新しいバージョンを追加したり、バージョンを削除したり、バージョンのライフサイクル状態を変更したりして、アセットのバージョンを管理します。

バージョンの詳細を表示する

アセットのバージョンに関する次の情報を表示できます。

  • アセットをパブリッシュしたオーナーの名前

  • バージョンがパブリッシュされた日付

  • ライフサイクル状況

バージョンの詳細を表示する手順は、次のとおりです。

  1. 展開されたアセットの詳細ペインで ​[Manage versions (バージョンを管理)]​ をクリックします。

  2. 3 つのドットのメニューをクリックして、メニューから ​[Version detail (バージョンの詳細)]​ を選択します。

アセットの新しいバージョンを追加する

アセットへのコントリビューターまたは管理者アクセス権がある場合、アセットの新しいバージョンを追加できます。アセットの新しいバージョンの名前、アイコン、説明は、以前のバージョンと同じになります。これらのプロパティに対する変更は、アセットのすべてのバージョンに適用されます。

  1. 展開されたアセットの詳細ペインで ​[Manage versions (バージョンを管理)]​ をクリックします。

  2. [Add new version (新規バージョンを追加)]​ をクリックします。

  3. (API の場合は必須) [API specification (API 仕様)] に ​[Method (メソッド)]​ を選択します。

  4. (API の場合は必須) ​[File upload (ファイルのアップロード)]​ から ​[Choose file (ファイルを選択)]​ をクリックします。OAS の場合、.yaml または .json ファイルの種類の OAS ファイルを選択します。RAML の場合、.raml ファイルの種類の RAML ファイルを選択します。zip ファイルのルートディレクトリにあるアップロード用のファイルを含む zip ファイルも使用できます。

  5. アップロードされるファイルが zip の場合、​[Main file (メインファイル)]​ を指定します。そうしないと、アップロードするファイルと同じ名前のファイルが使用されます。

  6. (必須) ​[Version (バージョン)]​ で、アセットの新しいバージョンを入力します。

  7. (必須) ​[API version (API バージョン)]​ で、API 仕様のバージョンを入力します。 [Version (バージョン)] と [API version (API バージョン)] の値は一致している必要があります。特定の API バージョンではマイナーバージョンの更新のみを選択できます。[Version (バージョン)] でメジャー番号を設定する場合、[API version (API バージョン)] も増やします。マイナーまたはパッチバージョンの更新を選択した場合、API バージョンは変更されません。

  8. [Lifecycle state (ライフサイクル状態)]​ を選択します。デフォルトは ​[Stable (安定)]​ です。

  9. [Publish (パブリッシュ)]​ をクリックします。

アセットのバージョンを削除する

アセットのバージョンを削除できます。連動しているアセットを持つアセットバージョンを削除しようとすると、Exchange は警告を表示します。連動関係を削除してから、アセットバージョンを削除してください。

  1. 展開されたアセットの詳細ペインで ​[Manage versions (バージョンを管理)]​ をクリックします。

  2. 3 つのドットのメニューをクリックして、メニューから ​[Delete version (バージョンを削除)]​ を選択します。

  3. 確認ダイアログから ​[Delete version (バージョンを削除)]​ をクリックします。

アセットのバージョンのライフサイクル状態を変更する

アセットのバージョンのライフサイクル状態は、次の状況の昇格に応じて変わります。

  • development​ から ​stable

  • stable​ から ​deprecated

  • deprecated​ から ​stable

development 状態のアセットが 1 つ以上の他の development 状態のアセットに連動している場合、Exchange ではそのアセットを stable 状態に昇格できません。まず、そのすべての連動関係を stable に昇格する必要があります。

  1. 展開されたアセットの詳細ペインで ​[Manage versions (バージョンを管理)]​ をクリックします。

  2. 変更するライフサイクル状態の横にあるドロップダウンメニューから、現在の昇格パスの次にくる状態を選択します。

  3. [Close (閉じる)]​ をクリックします。

ポリシーの実装バージョンを管理する

Exchange のアセットの詳細ページの ​[Manage implementations (実装を管理)]​ テーブルからポリシーアセットの実装バージョンを管理します。このテーブルには、最新バージョンが表示されます。バージョンを表示、追加、削除できます。

  1. 左側のナビゲーションバーで、​[Implementations (実装)]​ をクリックします。

  2. 実装のバージョンを管理するには、その他のオプションのメニューをクリックしてオプションを選択します。

    1. バージョンを表示するには、​[Implementation versions (実装バージョン)]​ を選択します。

    2. 新しいバージョンを追加するには、​[Add new version (新規バージョンを追加)]​ を選択して、バージョンを入力します。

    3. バージョンを削除するには、​[Delete version (バージョンを削除)]​ を選択します。

  3. [Close (閉じる)]​ をクリックします。

ポリシー実装を更新する

Flex Gateway のバージョンに合わせてポリシー実装を更新する手順は、次のとおりです。

  1. [Policies (ポリシー)]​ ページに移動します。

  2. [Applied policy status (適用ポリシーの状況)]​ で、更新が必要なポリシーを確認できます。その他のオプションのメニューアイコンをクリックして、​[Check for implementation updates (実装の更新を確認)]​ をクリックします。

  3. 現在のバージョンと互換性がある最新のポリシー実装が表示されます。
    現在の Flex Gateway バージョンと互換性があるポリシー実装が存在しない場合は、エラーメッセージが表示されます。詳細は、 「パブリッシュしたポリシー定義へのポリシー実装の追加」​を参照してください。

  4. 確認用のダイアログボックスで ​[Update all (すべて更新)]​ をクリックします。

    [API-level policies (API レベルポリシー)]​ の下にポリシーが表示されます。

このアクションは元に戻せません。

自動ポリシーの場合:

  1. [Automated Policies (自動ポリシー)]​ ページに移動します。

  2. [Applied automated policy status (適用自動ポリシーの状況)]​ で、更新が必要なポリシーを確認できます。その他のオプションのメニューをクリックし、​[See covered APIs (カバーされている API を確認)]​ をクリックして、互換性のないポリシーを使用している API のリストを取得します。

    • API からポリシーを削除するには、​[Remove the automated Policy (自動ポリシーを削除)]​ をクリックします。

      • 自動ポリシーが API から削除されます。

    • ポリシー実装を互換性のあるバージョンに更新するには、​[Check for updates (更新を確認)]​ をクリックします。

      • 現在のバージョンと互換性のあるすべてのポリシー実装のリストが表示されます。

      • 確認用のダイアログボックスで ​[Update all (すべて更新)]​ をクリックします。

      • [Automated policies (自動ポリシー)]​ の下にポリシーが表示されます。

このアクションは元に戻せません。