アセットの共有

Exchange 管理者とアセット管理者はアセットを組織の他のユーザーやチーム、組織全体、または外部組織と共有できます。

Exchange ユーザーは Exchange の左ナビゲーションメニューの ​[Shared with me (自分と共有)]​ リンクをクリックして、自分のユーザーアカウントと共有されているすべてのアセット、および組織と共有されているすべてのアセットを表示できます。

ユーザーとのアセットの共有

  1. アセットを共有するユーザーが組織内にいない場合、​[Access Management (アクセス管理)]​ > ​[Users (ユーザー)]​ をクリックして、ユーザーを組織に追加します。

  2. アセットをクリックして詳細を表示します。

  3. [Share (共有)]​ をクリックします。

  4. このアセットへのアクセス権を付与するユーザーの名前の入力を開始します。

  5. リストで該当のユーザーを選択します。

  6. ユーザーに閲覧者権限、コントリビューター権限、管理者権限のどれを付与するかを選択します。

  7. 他のユーザーを追加します。

  8. [Save (保存)]​ をクリックします。

[Share (共有)]​ をクリックして、アセットを共有するユーザーを変更したり、1 人以上のユーザーとの共有を停止したりすることもできます。

チームとのアセットの共有

  1. アセットをクリックして詳細を表示します。

  2. [Share (共有)]​ をクリックします。

  3. このアセットへのアクセス権を付与するチームの名前の入力を開始します。

  4. リストで該当のチームを選択します。

  5. チームに閲覧者権限、コントリビューター権限、管理者権限のどれを付与するかを選択します。

  6. 他のチームを追加します。

  7. [Save (保存)]​ をクリックします。

チームのユーザーを追加および削除したり、チーム閲覧者、コントリビューター、または管理者にビジネスグループ内のすべてのアセットへのアクセス権を付与したりするには、​Anypoint アクセス管理のチーム設定​を使用します。

組織とのアセットの共有

Exchange 管理者とアセット管理者はアセットを組織のすべてのユーザーと共有できます。

  1. アセットをクリックして詳細を表示します。

  2. [Share (共有)]​ をクリックします。

  3. 組織の名前の入力を開始します。

  4. 組織のすべてのユーザーに対するリスト項目を選択します。

  5. 組織のすべてのメンバーに閲覧者権限、コントリビューター権限、管理者権限のどれを付与するかを選択します。

  6. [Save (保存)]​ をクリックします。

アセットを組織と共有すると、メール通知が組織のシステム管理者に送信されます。

[Share (共有)]​ をクリックして、組織のすべてのユーザーとのアセットの共有を停止することもできます。

外部組織とのアセットの共有

Exchange 管理者とアセット管理者は、選択した外部組織のすべてのユーザーにアセットへの閲覧者アクセス権を付与できます。

付与側組織はアセットを保持し、そのアセットへの閲覧者アクセス権を受け取り側組織に付与します。

アセットへの閲覧者アクセス権を外部組織に付与する手順は、次のとおりです。

  1. 付与側と受け取り側の各組織が Anypoint アクセス管理で相手側の組織を [External Access (外部アクセス)] リストに追加します。詳細は、​「外部組織アクセス」​を参照してください。

    アセットを他の組織と共有できるのは、その組織がアセットへの閲覧者アクセス権を外部組織から受け取ることができるように設定している場合のみです。

  2. 付与側組織で Exchange 管理者アカウントまたはアセット管理者アカウントにログインします。

  3. アセットをクリックして詳細を表示します。

  4. [Share (共有)]​ をクリックします。

  5. このアセットを共有する外部組織の名前の入力を開始します。

  6. リストで該当の組織を選択します。

  7. ステップ 5 と 6 を繰り返して、他の組織との共有を設定します。

  8. [Save (保存)]​ をクリックします。

アセットを組織と共有すると、メール通知が組織のシステム管理者に送信されます。

[Share (共有)]​ をクリックして、アセットを共有する組織を変更したり、1 つ以上の組織との共有を停止したりすることもできます。

付与側組織の内部ユーザーのみが API へのアクセス権を要求したり、コントリビューター権限または管理者権限を取得したりできます。

付与側組織により共有されたアセットの使用

受け取り側組織のユーザーは Studio または Flow Designer を使用して、共有コネクタを検索および設定できるほか、Mule アプリケーションで使用できます。

受け取り側組織のユーザーは Studio または Flow Designer を使用して、共有サンプルまたは共有テンプレートに基づいて Mule アプリケーションを実装できます。

受け取り側組織のユーザーは、付与側組織で Exchange で作成された共有 REST API、共有 SOAP API、共有 HTTP API を API Manager を使用して管理することはできません。API Manager には、ユーザーのビジネスグループの API のみが表示されます。ただし、ユーザーは Studio のフローで API をアプリケーションのスキャフォールディングの元として使用できます。

受け取り側組織のユーザーは、付与側組織で Exchange にアップロードされた共有カスタムポリシーを API Manager を使用して適用することはできません。API Manager では、付与側組織により共有されたポリシーは、API インスタンスに適用できるポリシーのリストに表示されません。

受け取り側組織のユーザーは、付与側組織で Design Center で作成された共有 RAML フラグメントを API Designer を使用してインポートできます。ユーザーは新しい API 仕様内でフラグメントを連動関係として追加することもできます。付与側組織がフラグメントの共有を停止したり、フラグメントを削除したりした場合、API 仕様にエラー「File not found (ファイルが見つかりません)」が表示されます。