プラットフォーム接続のトラブルシューティング

Flex Gateway の設定時に、Flex レプリカの ​registration.yaml​ が存在しない場合や、レプリカで Anypoint Platform への接続が失われる場合があります。

登録ファイルが存在するかどうか、Flex Gateway がプラットフォーム接続を行うことができるかどうかをトラブルシューティングするには、次のコマンドを使用します。

flexctl check connections
ssh

flexctl check connections​ コマンドは、最初に ​registration.yaml​ ファイルが存在することを確認します。次に、レプリカが登録ファイルで定義された URL に接続できるかどうかをチェックします。​flexctl check connections​ コマンドは成功すると、次の ​info​ メッセージを返します。

$ flexctl check connections
[flexctl][info] Connection to platform endpoints successful.

登録ファイルが見つからない

registration.yaml​ ファイルが見つからない場合、Flex Gateway によって次のエラーメッセージが返されます。

$ flexctl check connections
Error: no registration config

存在しない登録ファイルをトラブルシューティングするには、Flex レプリカ設定フォルダーをチェックしてください。Flex Gateway の登録についての詳細は、関連するモードの次のセクションを参照してください。

接続失敗

Flex Gateway で接続の問題が発生する原因としては、ゲートウェイの環境のエラーやネットワークの問題など、いくつかの原因が考えられます。エラーのトラブルシューティング方法は、返されるエラーに応じて異なります。

Flex Gateway が特定の URL に接続できない場合は、到達できなかった URL と接続試行から返されたエラーメッセージが含まれるエラーメッセージが返されます。次のエラーメッセージは、インターネット接続がないために返されるエラーの例です。

$ flexctl check connections
Error: failed connecting to https://anypoint.mulesoft.com/: dial tcp 52.22.227.22:443: connect: network is unreachable