アクセラレーター設定ガイド

Salesforce Health Cloud - 個人取引先の有効化

Health Cloud では、さまざまな方法で患者を表します。このテンプレートでは、Health Cloud の患者は​個人取引先​として表される必要があります。

そのための一般的な手順を次に示します。詳細は、Salesforce 担当者にお問い合わせください。

  • 組織で個人取引先を使用できるように Salesforce 担当者に依頼してください。

  • [設定] から、[クイック検索] ボックスに「カスタム設定」と入力し、[カスタム設定] を選択します。

  • カスタム設定のリストで、[個人取引先を使用] カスタム設定の横にある [管理] をクリックします。

  • [編集]​ の横にある [個人取引先を使用] をクリックします。

  • [有効化] を選択します。個人取引先が有効になったら、プロファイルに割り当てます。Health Cloud での患者の表現についての詳細は、添付された ドキュメント​を参照してください。

Salesforce 接続アプリケーション

このアクセラレーターは、MuleSoft の Salesforce Composite Connector を使用して、1 つのトランザクションで複数の Salesforce オブジェクトに対して自動更新/挿入を実行します。これには、Salesforce の「接続アプリケーション」が必要です。接続アプリケーションを作成するには、Salesforce ドキュメントの手順を参照してください。

接続アプリケーションを作成するには、Salesforce ドキュメントの 手順​を参照してください。

Salesforce オブジェクトの「参照・更新」権限の有効化

Spring 2021 以降のバージョンの Health Cloud データモデルの取引先責任者オブジェクトのいくつかの項目では、「参照・更新」権限が有効になっている必要があります。アクセスを有効にするプロセスは、次のとおりです。

  • 組織にログイン -→ [設定] -→ [プロファイル] -→ [システム管理者] -→ [オブジェクト設定]

  • 項目の「参照・更新」アクセス権を有効にするために編集するオブジェクトを選択する

  • 編集する項目を識別し、「参照」および「更新」アクセス権のチェックボックスをオンにする

例:

ログイン > [設定] > [プロファイル] > [オブジェクト設定] > [取引先責任者] > [編集] > 「編集」および「参照」アクセス権のチェックボックスをオンにする

HL7 Connector - カスタムセグメントの定義

このアクセラレーターは、MuleSoft の HL7 Connector を使用します。特定メッセージ構造のカスタムセグメントを使用する必要がある場合、次の手順を実行してください。

  • HL7 スキーマ定義は、hl7-schemas-4.1.1.jar ファイル内で配布され、HL7 Connector パッケージ内に組み込まれます。次のファイルを src/main/resources の場所にあるフォルダーにコピーします。

    • メッセージ構造スキーマファイル - ​ADT_A31​.esl など

    • ベース定義ファイル - basedefs.esl

    • イベントメッセージマップファイル - event-message.yaml

  • カスタムセグメントが含まれるようにメッセージ構造スキーマファイル (​ADT_A31​.esl など) を変更するか、ニーズに合わせて既存のセグメントを変更します。

  • セグメント定義の変更が含まれるように basedefs.esl ファイルを変更します。

ADT メッセージを Salesforce Health Cloud に保存するための 実装テンプレート​ には、カスタムセグメント処理の例が表示されます。実装テンプレートの src/main/resources/config/hl7/v​2_2​ フォルダーを確認してください。このフォルダーには、カスタムセグメント ​ZG1​ を処理するために必要な変更が含まれます。

HL7 Connector についての詳細は、 ドキュメント​を参照してください。

Maven POM の親

Maven POM 親​設定では、いくつかのグローバル設定およびリポジトリ参照に加えて、アプリケーションで使用されるすべての MuleSoft コネクタとモジュールのバージョンを定義します。POM 親ファイルを変更する方法については、 Exchange ドキュメント​を参照してください。