HL7 MLLP Connector リファレンス

MLLP リスナー設定

名前 説明 デフォルト値 必須

Name (名前)

String (文字列)

この設定の名前。コネクタはこの名前の設定を参照します。

x

Connection (接続)

この設定に指定できる接続種別。

x

Expiration Policy (有効期限ポリシー)

動的設定インスタンスがアイドル状態を続けられる最小時間を設定します。この時間が経過すると、Mule Runtime で期限切れに相当するとみなされます。インスタンスが期限切れとみなされた瞬間にインスタンスが期限切れになるという意味ではありません。必要に応じて、インスタンスがパージされます。

MLLP リスナー接続種別

名前 説明 デフォルト値 必須

Delimiter (区切り文字)

String (文字列)

MLLP メッセージを区切る文字コード。MLLP では、デフォルトで ​001C​ が使用されます。

x

TLS Configuration (TLS 設定)

TLS

新規 SSL 接続の受け入れに、プレーン TCPServerSocket ではなく SSLServerSocket を使用します。

Port (ポート)

Number (数値)

接続のポート番号。

x

Host (ホスト)

String (文字列)

接続のホスト名。

x

Reconnection (再接続)

コネクタ操作で外部サーバーへの接続に失敗した場合に使用する再接続戦略を設定します。

Send Buffer Size (送信バッファサイズ)

Number (数値)

データ送信時に使用するバッファのサイズ (バイト)。これはソケットに対して設定されます。

Receive Buffer Size (受信バッファサイズ)

Number (数値)

データ受信時に使用するバッファのサイズ (バイト)。これはソケットに対して設定されます。

Client Timeout (クライアントタイムアウト)

Number (数値)

ソケットに対する ​SO_TIMEOUT​ 値。ブロック操作で失敗するまでソケットが待機する時間 (ミリ秒) を示します。値が ​0​ の場合、ソケットは無期限に待機します。

0

Reuse Address (アドレスの再利用)

Boolean (ブール)

true​ の場合、バインドの前に SO_REUSEADDRESS がソケットに設定されます。これにより、ソケットが再利用されるときに​「address already in use (アドレスはすでに使用されています)」​エラーの発生が減少します。

true

Send TCP With No Delay (遅延なく TCP を送信)

Boolean (ブール)

true​ の場合、送信データはまとめられるのではなく即時に送信されるため、効率が向上します。ソケットのデフォルトが false でも、この値はデフォルトで ​true​ になります。これは、レイテンシーに対してネットワークトラフィックの量を減らすことが現在では重要視されていないためです。

true

Linger (延長)

Number (数値)

SO_LINGER​ 値 (ミリ秒)。残りのデータが正しく送信されるように、ソケットが閉じるまでにかかる時間を示します。

Keep Alive (キープアライブ)

Boolean (ブール)

true​ の場合、開いているソケットで ​SO_KEEPALIVE​ 動作を有効にします。接続が使用できなくなった場合、開いているが長時間使用されていないソケット接続を自動的にチェックして閉じます。これはソケットに対して設定されます。これは、サーバーへの接続がリサイクルされるまでキープアライブで維持されるかどうかを制御するためにサーバーソケットで使用されます。

false

Fail On Unresolved Host (ホストを解決できない場合は失敗)

Boolean (ブール)

作成時のソケットがエンドポイントに設定されているホストを解決できない場合に失敗するかどうか。この値を ​false​ に設定して、未解決のホストを許容することができます (プロキシ経由での接続時に便利です)。

true

Connection Count (接続数)

Number (数値)

一度に受け入れられる接続数。この値には整数または DataWeave 式を使用できます。空の値、負の値、または ​0​ の値は、コネクタで無制限の接続数を受け入れることができることを示しています。

Server Timeout (サーバータイムアウト)

Number (数値)

ソケットがサーバーとして使用されるときの ​SO_TIMEOUT​ 値。これは accept 操作に適用されるタイムアウトです。​0​ (ServerSocket のデフォルト) の値では、接続がない場合に accept は無期限に待機します。

Receive Backlog (受信バックログ)

Number (数値)

受信接続の最大キュー長。

50

要求設定

要求者ソケットの設定。

名前 説明 デフォルト値 必須

Name (名前)

String (文字列)

この設定の名前。コネクタはこの名前の設定を参照します。

x

Connection (接続)

この設定に指定できる接続種別。

x

Expiration Policy (有効期限ポリシー)

動的設定インスタンスがアイドル状態を続けられる最小時間を設定します。この時間が経過すると、Mule Runtime で期限切れに相当するとみなされます。インスタンスが期限切れとみなされた瞬間にインスタンスが期限切れになるという意味ではありません。必要に応じて、インスタンスがパージされます。

MLLP 要求者接続種別

名前 説明 デフォルト値 必須

Local Address Settings (ローカルアドレス設定)

ソケットのバインド先のアドレス。

TLS Configuration (TLS 設定)

TLS

クライアント側とサーバー側の両方から使用できる TLS の設定。

Port (ポート)

Number (数値)

接続のポート番号。

x

Host (ホスト)

String (文字列)

接続のホスト名。

x

Reconnection (再接続)

コネクタ操作で外部サーバーへの接続に失敗した場合に使用する再接続戦略を設定します。

Pooling Profile (プーリングプロファイル)

接続プールの特性。

Send Buffer Size (送信バッファサイズ)

Number (数値)

データ送信時に使用するバッファのサイズ (バイト)。これはソケットに対して設定されます。

Receive Buffer Size (受信バッファサイズ)

Number (数値)

データ受信時に使用するバッファのサイズ (バイト)。これはソケットに対して設定されます。

Client Timeout (クライアントタイムアウト)

Number (数値)

ソケットの ​SO_TIMEOUT​ 値。ブロック操作で失敗するまでにソケットが待機する時間 (ミリ秒) を示します。値が ​0​ の場合、無期限に待機します。

0

Reuse Address (アドレスの再利用)

Boolean (ブール)

true​ の場合、バインドの前に SO_REUSEADDRESS がソケットに設定されます。これにより、ソケットが再利用されるときに​「address already in use (アドレスはすでに使用されています)」​エラーの発生が減少します。

true

Send TCP With No Delay (遅延なく TCP を送信)

Boolean (ブール)

true​ の場合、送信データはまとめられるのではなく即時に送信されるため、効率が向上します。ソケットのデフォルトが false でも、この値はデフォルトで ​true​ になります。これは、レイテンシーに対してネットワークトラフィックの量を減らすことが現在では重要視されていないためです。

true

Linger (延長)

Number (数値)

SO_LINGER​ 値。残りのデータが正しく送信されるように、ソケットが閉じるまでにかかる時間 (ミリ秒) を示します。

Keep Alive (キープアライブ)

Boolean (ブール)

true​ の場合、開いているソケットで ​SO_KEEPALIVE​ 動作を有効にします。接続が使用できなくなった場合、開いているが長時間使用されていないソケット接続を自動的にチェックして閉じます。これはソケットに対して設定されます。サーバーへの接続がリサイクルされるまでキープアライブで維持されるかどうかを制御するためにサーバーソケットで使用されます。

false

Fail On Unresolved Host (ホストを解決できない場合は失敗)

Boolean (ブール)

true​ の場合、作成時のソケットはエンドポイントに設定されているホストを解決できない場合に失敗します。この値を ​false​ に設定して、未解決のホストを許容することができます (プロキシ経由での接続時に便利です)。

true

Connection Timeout (接続タイムアウト)

Number (数値)

リモートサーバーへのアウトバウンド接続が正常に作成されるまで待機するミリ秒数。デフォルトは 30 秒です。

30000

ソース

MLLP リスナー

<mllp:mllp-listener>

設定されたホストとポートで特定のプロトコルのソケット接続をリスンします。新規接続を受信すると、このソースは、その接続の通信を処理するようにソケットワーカーをスケジュールします。

名前 説明 デフォルト値 必須

Configuration (設定)

String (文字列)

使用する設定の名前。

x

Output Mime Type (出力 MIME タイプ)

String (文字列)

この操作で出力されるペイロードの MIME タイプ。

Output Encoding (出力エンコード)

String (文字列)

この操作で出力されるペイロードのエンコード。

Primary Node Only (プライマリノードのみ)

Boolean (ブール)

クラスターでの実行時、このソースをプライマリノード上でのみ実行するかどうか。

Streaming Strategy (ストリーミング戦略)

Mule によるストリームの処理方法を設定します。反復可能ストリームは、デフォルトの動作です。

Redelivery Policy (再配信ポリシー)

エラーを生成する要求を実行するための再配信ポリシーを設定します。再配信ポリシーは、フロー内のあらゆる提供元に追加できます。

Reconnection Strategy (再接続戦略)

使用する再接続戦略。

出力

Binary (バイナリ)

Attributes Type (属性型)

関連する設定

操作

Send

<mllp:send>

MLLP 要求者接続に関連付けられているクライアントを使用してデータを送信します。

名前 説明 デフォルト値 必須

Configuration (設定)

String (文字列)

使用する設定の名前。

x

Content (コンテンツ)

Binary (バイナリ)

シリアル化し、ソケットを介して送信するデータ。

#[payload]

Reconnection Strategy (再接続戦略)

使用する再接続戦略。

関連する設定

スロー

  • MLLP:CONNECTIVITY

  • MLLP:LISTENING_ERROR

  • MLLP:RETRY_EXHAUSTED

  • MLLP:SENDING_ERROR

  • MLLP:UNKNOWN

オブジェクト種別

CRL File (CRL ファイル)

証明書失効リスト (CRL) ファイルの場所を指定します。

項目 説明 デフォルト値 必須

Path (パス)

String (文字列)

CRL ファイルへのパス。

Custom OCSP Responder (カスタム OCSP レスポンダー)

証明書の取り消し確認のカスタム OCSP レスポンダーを設定します。

項目 説明 デフォルト値 必須

Url

String (文字列)

OCSP レスポンダーの URL。

Cert Alias (証明書の別名)

String (文字列)

OCSP 応答の署名証明書の別名。指定した場合、別名はトラストストアに存在する必要があります。

Expiration Policy (有効期限ポリシー)

有効期限ポリシー戦略を設定します。

項目 説明 デフォルト値 必須

Max Idle Time (最大アイドル時間)

Number (数値)

動的設定インスタンスがアイドル状態を続けられる最大時間を設定します。この時間が経過すると、Mule Runtime で期限切れに相当するとみなされます。

Time Unit (時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Max Idle Time (最大アイドル時間)]​ 項目の時間単位。

Immutable Socket Attributes (ミュート不能なソケット属性)

項目 説明 デフォルト値 必須

Host Address (ホストアドレス)

String (文字列)

要求が送信されるホストのアドレス。

Host Name (ホスト名)

String (文字列)

要求が送信されるホストの名前。

Local Certificates (ローカル証明書)

Any の配列

SSL ローカル証明書。ソケットが SSL ソケットでない場合、この値は NULL です。

Peer Certificates (ピア証明書)

Any の配列

SSL ピア証明書。ソケットが SSL ソケットでない場合、この値は NULL です。

Port (ポート)

Number (数値)

要求が送信されるポート。

キーストア

TLS プロトコル用のキーストアを設定します。生成したキーストアには、非公開キーと公開証明書が格納されます。

項目 説明 デフォルト値 必須

Path (パス)

String (文字列)

キーストアへのパス。Mule では、現在のクラスパスとファイルシステムへの相対的なパスを解決します。

Type (型)

String (文字列)

キーストアの型。

Alias (別名)

String (文字列)

キーストアに複数の非公開キーが含まれている場合に使用するキーの別名。デフォルトでは、Mule はファイル内の最初のキーを使用します。

Key Password (キーパスワード)

String (文字列)

非公開キーを保護するために使用するパスワード。

Password (パスワード)

String (文字列)

キーストアを保護するために使用するパスワード。

Algorithm (アルゴリズム)

String (文字列)

キーストアで使用するアルゴリズム。

プーリングプロファイル

プーリングプロファイル特性を設定します。

項目 説明 デフォルト値 必須

Max Active (最大アクティブ)

Number (数値)

セッション内で同時にアクティブにできる Mule コンポーネントの最大数。負の値に設定した場合、同時にアクティブにできる Mule コンポーネントの数に制限はありません。この値を超えた場合、プールは枯渇したとみなされます。

Max Idle (最大アイドル)

Number (数値)

プール内で任意の時点でアイドル状態のままにできる Mule コンポーネントの最大数。負の値に設定した場合、制限はありません。

Max Wait (最大待機)

Number (数値)

プールが枯渇し、​[Exhausted Action (枯渇アクション)]​ が ​WHEN_EXHAUSTED_WAIT​ に設定されている場合に、プールされたコンポーネントが使用可能になるまで待機する時間 (ミリ秒)。

Min Eviction Millis (最小除去時間)

Number (数値)

オブジェクトが除去対象となるまでにオブジェクトをプール内でアイドル状態のままにできる最小時間。負の値に設定した場合、アイドル時間のみによってオブジェクトがプールから除去されることはありません。

Eviction Check Interval Millis (除去確認間隔)

Number (数値)

オブジェクトエビクターの実行間隔 (ミリ秒)。負の値に設定した場合、オブジェクトエビクターは実行されません。

Exhausted Action (枯渇アクション)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • WHEN_EXHAUSTED_GROW​

  • WHEN_EXHAUSTED_WAIT​

  • WHEN_EXHAUSTED_FAIL

Mule コンポーネントプールが枯渇した場合のプールの動作。可能な値:

  • WHEN_EXHAUSTED_FAIL

    NoSuchElementException​ がスローされる。

  • WHEN_EXHAUSTED_WAIT

    新規またはアイドルオブジェクトが利用可能なるまで、​Object.wait(long)​ を呼び出してブロックする。

  • WHEN_EXHAUSTED_GROW

    新しい Mule インスタンスを作成して返す。​[Max Active (最大アクティブ)]​ 値は無効になる。

    [Max Wait (最大待機)]​ が正の値の場合、Mule は最大でその時間 (ミリ秒) ブロックし、その後、​NoSuchElementException​ をスローする。​[Max Wait (最大待機)]​ が負の場合、Mule は永久にブロックする。

Initialisation Policy (初期化ポリシー)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • INITIALISE_NONE​

  • INITIALISE_ONE​

  • INITIALISE_ALL

プール内のコンポーネントの初期化方法を決定します。可能な値:

  • INITIALISE_NONE​

    起動時にコンポーネントをプールに読み込みません。

  • INITIALISE_ONE​

    起動時に初期コンポーネントをプールに読み込みます。

  • INITIALISE_ALL​

    起動時にすべてのコンポーネントをプールに読み込みます。

Disabled

Boolean (ブール)

true​ の場合、プーリングは無効になります。

Reconnect (再接続)

標準再接続戦略を設定し、再接続の頻度と、コネクタソースまたは操作で実行できる再接続の試行回数を指定します。

項目 説明 デフォルト値 必須

Frequency (頻度)

Number (数値)

再接続する頻度 (ミリ秒)。

Blocking (ブロック)

Boolean (ブール)

false​ の場合、再接続戦略が個別の非ブロックスレッドで実行されます。

Count (数)

Number (数値)

再接続の試行回数。

Reconnect Forever (繰り返し再接続)

Mule アプリケーションが実行されている間はコネクタソースや操作によって指定された頻度で再接続が試行される Forever 再接続戦略を設定します。

項目 説明 デフォルト値 必須

Frequency (頻度)

Number (数値)

再接続する頻度 (ミリ秒)。

Blocking (ブロック)

Boolean (ブール)

false​ の場合、再接続戦略が個別の非ブロックスレッドで実行されます。

Reconnection (再接続)

操作の再接続戦略を設定します。

項目 説明 デフォルト値 必須

Fails Deployment (デプロイに失敗)

Boolean (ブール)

アプリケーションのデプロイ時に、関連する再接続戦略をすべて実行した後、接続テストに合格しない場合の処理:

  • true

    デプロイの失敗を許可します。

  • false

    接続テストの結果を無視します。

Reconnection Strategy (再接続戦略)

使用する再接続戦略。

Redelivery Policy (再配信ポリシー)

エラーを生成する要求を実行するための再配信ポリシーを設定します。再配信ポリシーは、フロー内のあらゆる提供元に追加できます。

項目 説明 デフォルト値 必須

Max Redelivery Count (最大再配信数)

Number (数値)

再配信される要求の最大処理失敗回数。この回数を超えると、​REDELIVERY_EXHAUSTED​ エラーが返されます。

Use Secure Hash (セキュアハッシュを使用)

Boolean (ブール)

true​ の場合、Mule では再配信されたメッセージの識別にセキュアハッシュアルゴリズムを使用します。

Message Digest Algorithm (メッセージダイジェストアルゴリズム)

String (文字列)

[Use Secure Hash (セキュアハッシュを使用)]​ 項目が ​true​ の場合に使用するセキュアハッシュアルゴリズム。メッセージのペイロードが Java オブジェクトの場合、Mule ではこの値が無視され、ペイロードの ​hashCode()​ が返した値が返されます。

Id Expression (ID 式)

String (文字列)

メッセージがいつ再配信されたのかを判断する 1 つ以上の式。この項目は、​[Use Secure Hash (セキュアハッシュを使用)]​ 項目が ​false​ の場合にのみ設定できます。

Object Store (オブジェクトストア)

ObjectStore

各メッセージの再配信カウンターが保存されるオブジェクトストアを設定します。

Repeatable File Store Stream (反復可能なファイルストアストリーム)

反復可能なファイルストアストリーミング戦略を設定します。この戦略では、ストリームコンテンツの一部がメモリ内に格納されます。ストリームのコンテンツが、設定されたバッファサイズよりも大きい場合、Mule はバッファのコンテンツをディスクにバックアップしてからメモリをクリアします。

項目 説明 デフォルト値 必須

Max In Memory Size (最大メモリ内サイズ)

Number (数値)

ストリームのデータで使用できるメモリの最大量。メモリ量がこの値を超えると、コンテンツはディスクにバッファされます。パフォーマンスを最適化する方法は、次のとおりです。

  • バッファサイズを大きくすると、Mule がバッファをディスクに書き込む回数を減らせます。これによってパフォーマンスが高まりますが、より多くのメモリが必要になるため、アプリケーションが処理できる同時要求数が制限されます。

  • バッファサイズを小さくすると、メモリの負荷は低減しますが、応答時間が長くなります。

Buffer Unit (バッファ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE

  • KB

  • MB

  • GB

[Max In Memory Size (最大メモリ内サイズ)]​ 項目の単位。

Repeatable In Memory Stream (反復可能なメモリ内ストリーム)

データが最大バッファサイズを超えた場合に要求が失敗するメモリ内ストリーミング戦略を設定します。ユースケースで最適なバッファサイズは、必ずパフォーマンステストを実施して決めてください。

項目 説明 デフォルト値 必須

Initial Buffer Size (初期バッファサイズ)

Number (数値)

データストリームに割り当てるメモリの初期容量。ストリーミングされたデータがこの値を超える場合は、​[Buffer Size Increment (バッファサイズ増分)]​ の単位で ​[Max In Memory Size (最大メモリ内サイズ)]​ 値を上限としてバッファが拡張されます。

Buffer Size Increment (バッファサイズ増分)

Number (数値)

バッファサイズが初期サイズを超えた場合に、拡張する量。値を ​0​ またはそれ以下に設定すると、バッファは拡張されません。

Max Buffer Size (最大バッファサイズ)

Number (数値)

バッファの最大サイズ。バッファサイズがこの値を超える場合、​STREAM_MAXIMUM_SIZE_EXCEEDED​ エラーが発生します。​0​ 以下の値は無制限を意味します。

Buffer Unit (バッファ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE

  • KB

  • MB

  • GB

[Initial Buffer Size (初期バッファサイズ)]​ 項目、​[Buffer Size Increment (バッファサイズ増分)]​ 項目、​[Max Buffer Size (最大バッファサイズ)]​ 項目の単位。

Socket Connection Settings (ソケットコネクション設定)

項目 説明 デフォルト値 必須

Port (ポート)

Number (数値)

接続のポート番号。

x

Host (ホスト)

String (文字列)

接続のホスト名。

x

Standard Revocation Check (標準の取り消し確認)

TLS 証明書の標準取り消し確認を設定します。

項目 説明 デフォルト値 必須

Only End Entities (最後のエンティティのみ)

Boolean (ブール)

証明書チェーン内で確認する要素:

  • true

    証明書チェーンの最後の要素のみを確認します。

  • false

    証明書チェーンのすべての要素を確認します。

Prefer Crls (CRL を優先)

Boolean (ブール)

証明書の有効性を確認する方法:

  • true

    証明書失効リスト (CRL) で証明書の有効性を確認します。

  • false

    オンライン証明書状況プロトコル (OCSP) を使用して証明書の有効性を確認します。

No Fallback (代替なし)

Boolean (ブール)

証明書の有効性を確認するための第 2 の方法を使用するかどうか:

  • true

    [Prefer Crls (CRL を優先)]​ 項目で指定されていない方法 (第 2 の方法) を使用して証明書の有効性を確認します。

  • false

    証明書の有効性を確認するための第 2 の方法を使用しません。

Soft Fail (ソフトフェール)

Boolean (ブール)

取り消しサーバーに到達できない場合や取り消しサーバーが混雑している場合の処理:

  • true

    検証エラーを回避します。

  • false

    検証の失敗を許可します。

TLS

Mule アプリケーションのセキュアな通信を提供するように TLS を設定します。

項目 説明 デフォルト値 必須

Enabled Protocols (有効化されたプロトコル)

String (文字列)

このコンテキストで有効化されたプロトコルのカンマ区切りリスト。

Enabled Cipher Suites (有効化された暗号化スイート)

String (文字列)

このコンテキストで有効化された暗号化スイートのカンマ区切りリスト。

Trust Store (トラストストア)

TLS トラストストアを設定します。

Key Store (キーストア)

TLS キーストアを設定します。

Revocation Check (取り消し確認)

取り消し確認メカニズムを設定します。

Truststore (トラストストア)

TLS 用のトラストストアを設定します。

項目 説明 デフォルト値 必須

Path (パス)

String (文字列)

トラストストアへのパス。Mule では、現在のクラスパスとファイルシステムへの相対的なパスを解決します。

Password (パスワード)

String (文字列)

トラストストアを保護するために使用するパスワード。

Type (型)

String (文字列)

トラストストアの型。

Algorithm (アルゴリズム)

String (文字列)

トラストストアで使用する暗号化アルゴリズム。

Insecure (安全ではない)

Boolean (ブール)

true​ の場合、Mule では証明書の検証の実行を停止します。これを ​true​ に設定すると、接続が攻撃に対して脆弱になる可能性があります。