Intercom Connector 1.0 - Mule 4

Intercom 用 Anypoint Connector (Intercom Connector) では、Google スプレッドシートとオンプレミスまたはクラウドのサードパーティアプリケーション間でデータを同期し、ビジネスプロセスを自動化します。

Intercom は、会話に基づいたチャットに似たインターフェースを使用して、顧客が容易に会社の製品について理解を深め、サービスチームやサポートチームに連絡できるようにするためのエンタープライズグレードのメッセージングプラットフォームです。

互換性と解決された問題に関する情報は、「Intercom Connector リリースノート」を参照してください。

始める前に

このコネクタを使用するには、以下に精通している必要があります。

  • Intercom API

  • Anypoint Connector

  • Mule Runtime Engine (Mule)

  • Mule フローの要素とグローバル要素

  • Anypoint Studio (Studio) を使用した Mule アプリケーションの作成

アプリケーションを作成する前に、以下が必要です。

  • 対象リソースにアクセスするためのログイン情報

  • Anypoint Studio バージョン 7.3.5 以降

コネクタの一般的なユースケース

Intercom をメッセージング、CRM、ITSM などのエンタープライズシステムをはじめとするエンタープライズ内の他の IT ツールやシステムと統合して、強力なビジネスプロセスを自動化します。次のことを実現できる可能性があります。

  • Intercom のチャット機能を使用して新規顧客が連絡してくるたびに営業担当がフォローアップするために Salesforce で新規リードまたは商談が作成されるフローを自動化することで、顧客リードを効率的に評価する。

  • 顧客が Intercom のチャットを使用して連絡してくるたびに Slack または MS Teams を使用して直ちに関連するチーム (カスタマーサポート、製品など) に通知することで、カスタマーエクスペリエンスを向上させる。

  • 双方向同期の自動化により、Intercom と他の IT システムで同期された顧客に関する最新の関連情報をすべてのチームで共有する。 これは、カスタマーサポートシステム内のケースデータ、CRM システム内の新規リードデータ、ITSM システム内の問題データなどが考えられます。

認証種別

Intercom Connector 接続では、次の認証方法を使用します。

  • OAuth 2.0

  • 保護されていない接続プロバイダー