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Monitoring API ManagerAnypoint Studio (Studio) エディターは、Mule アプリケーション、プロパティ、および設定ファイルの設計と更新に役立ちます。
Studio でコネクタを追加および設定する手順は、次のとおりです。
「アプリケーションログの表示」で説明されているように、コネクタを実行するときに、リアルタイムでアプリケーションログを表示して問題を確認できます。
Studio で初めてコネクタを設定する場合は、「Anypoint Studio を使用したコネクタの設定」を参照してください。このトピックを参照した後、コネクタ項目についての詳細情報が必要な場合は、「LDAP Connector リファレンス」を参照してください。
Studio で、コネクタを追加および設定する新しい Mule プロジェクトを作成します。
Studio で、[File (ファイル)] > [New (新規)] > [Mule Project (Mule プロジェクト)] を選択します。
Mule プロジェクトの名前を入力して、[Finish (完了)] をクリックします。
Lightweight Directory Access Protocol 用 Anypoint Connector (LDAP Connector) を Mule プロジェクトに追加して、XML コードにコネクタの名前空間およびスキーマの場所を自動的に入力し、プロジェクトの pom.xml
ファイルに必須の連動関係を追加します。
[Mule Palette (Mule パレット)] ビューで、[(X) Search in Exchange ((X) Exchange 内を検索)] をクリックします。
[Add Dependencies to Project (連動関係をプロジェクトに追加)] で、検索項目に「ldap
」と入力します。
[Available modules (使用可能なモジュール)] で [LDAP Connector] をクリックします。
[Add (追加)] をクリックします。
[Finish (完了)] をクリックします。
Studio でコネクタを Mule プロジェクトに追加しても、Studio ワークスペースの他のプロジェクトはそのコネクタを使用できません。
ソースは、指定された条件が満たされたときにフローを開始します。次の入力元のいずれかを設定して、LDAP Connector で使用できます。
On Modified Objects
LDAP データオブジェクトが変更されたときにフローを開始する
On New Objects
新しい LDAP データオブジェクトが作成されたときにフローを開始する
HTTP リスナー
設定されたホストとポートで要求を受信するたびにフローを開始する
スケジューラー
時間ベースの条件が満たされたときにフローを開始する
たとえば、[On Modified Objects] ソースを設定する手順は、次のとおりです。
[Mule Palette (Mule パレット)] ビューで、[On Modified objects] を選択します。
[On Modified Objects] を Studio キャンバスにドラッグします。
表示名をカスタマイズする場合は、[Display Name (表示名)] 項目の値を変更します。
[Connector configuration (コネクタ設定)] 項目で、既存のグローバル要素を選択するか、プラス記号 (+) をクリックして新しいグローバル要素を設定します。
[General (一般)] タブで、接続のプリンシパル識別名 (DN)、認証メカニズム、設定 URL を指定します。
[Advanced (詳細)] タブで、再接続戦略を含む再接続情報を指定します。
[Test Connection (接続をテスト)] をクリックして、Mule が指定されたサーバーに接続できることを確認します。
[On Modified Objects] 設定画面で、[Base DN (ベース DN)] 項目の値を指定します。
[OK] をクリックします。
フローにコネクタの操作を追加するときは、そのコネクタで実行するアクションを指定しています。
LDAP Connector の操作を追加するには、次の手順に従います。
[Mule Palette (Mule パレット)] ビューで [LDAP] を選択し、目的の操作を選択します。
その操作を Studio キャンバスの入力元の横にドラッグします。
コネクタを設定する場合、アプリケーション内のそのコネクタのすべてのインスタンスで使用できるグローバル要素を設定します。グローバル要素を設定するには、コネクタが対象の LDAP システムにアクセスするために必要な認証ログイン情報を指定する必要があります。
LDAP Connector のグローバル要素を設定する手順は、次のとおりです。
Studio キャンバスで操作を選択します。
操作の [General (一般)] 設定画面で、[+] をクリックして、グローバル要素設定項目にアクセスします。
[General (一般)] タブの [Connection (接続)] で接続種別を選択し、関連付けられた接続項目に入力します。
SSL および TLS 接続種別の設定についての詳細は、「SSL 接続種別の設定」および「TLS 接続種別の設定」を参照してください。
ANT スタイルのプロパティプレースホルダーを含む設定ファイルを参照するか (推奨)、グローバル設定プロパティに認証ログイン情報を入力できます。プロパティプレースホルダーを使用する利点とその設定方法については、「Anypoint Connector 設定」を参照してください。
[Advanced (詳細)] タブで、必要に応じて再接続戦略を含む再接続情報を指定します。
[Test Connection (接続をテスト)] をクリックして、Mule が指定されたサーバーに接続できることを確認します。
[OK] をクリックします。
SSL 接続種別を設定するには、Anypoint Studio を使用して LDAP グローバル要素で SSL 接続をセットアップします。
グローバル要素の [Connection (接続)] 項目で SSL Configuration
を選択します。
必須項目に入力します。
ポート 636 を使用して SSL に接続します。
SSL 接続種別をセットアップする場合、1 つのカスタムトラストストアをセットアップできます。このシナリオをサポートするために、コネクタで JVM のデフォルトトラストストアパスが上書きされます。これは、このトラストストアを使用する他のプロセスに影響する可能性があります。
TLS 接続種別を設定するには、Studio を使用して LDAP グローバル要素で TLS 接続をセットアップします。
グローバル要素の [Connection (接続)] 項目で TLS Configuration
を選択します。
[Advanced (詳細)] タブを選択します。
[Extended configurations (拡張設定)] 項目で、[Edit inline (インライン編集)] を選択し、org.mule.module.ldap.trustStorePath
および org.mule.module.ldap.trustStorePassword
のキー値を追加します。
ネイティブ LDAP プーリング機能が無効になっていることを確認します。たとえば、JNDI を使用している場合、com.sun.jndi.ldap.connect.pool=true
などの属性は使用しないでください。使用すると TLS 使用時に問題が発生します。
関連付けられた URL 内で ldaps
の代わりに ldap
を使用することで、ポート 389 を使用して TLS に接続します。
TLS 接続の設定例は、「一般的なトラストストアをセットアップする」を参照してください。
LDAP Connector のグローバル要素を設定したら、コネクタの他の必須項目を設定します。必須項目は、使用するコネクタ操作によって異なります。
問題を確認するため、アプリケーションログを次の方法で表示できます。
アプリケーションを Anypoint Platform から実行している場合、アプリケーションログ出力は Anypoint Studio のコンソールウィンドウに表示されます。
コマンドラインから Mule を使用してアプリケーションを実行している場合、アプリケーションログ出力はオペレーティングシステムのコンソールに表示されます。
アプリケーションのログファイル (log4j2.xml
) でログファイルパスがカスタマイズされていない場合、デフォルトの場所 MULE_HOME/logs/<app-name>.log
でアプリケーションログにアクセスすることもできます。ログパスは、アプリケーションログファイル log4j2.xml
で設定できます。
Studio を設定したら、『LDAP Connector の例』を試すことができます。