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Monitoring API Manager組織のログイン情報は、Anypoint Platform を使用して Mule Runtime Engine (Mule) を組織にリンクするときに、特定の環境、組織、またはビジネスグループを一意に識別する方法を提供します。環境、組織、およびビジネスグループのログイン情報は、クライアント ID とクライアントシークレットの 2 つのキーで構成されます。Mule はこれらのログイン情報を使用して、組織に接続してアクセスします。
Mule を Anypoint API Manager (API Manager) にリンクする方法として推奨されるのは、環境のクライアント ID とクライアントシークレットを使用することです。組織のクライアント ID とクライアントシークレットを使用することもできます。または、Mule にリンクされているか、Mule にリンクされた親ビジネスグループに属するビジネスグループに定義した API を追跡する場合は、ビジネスグループのログイン情報を使用することさえできます。
環境のログイン情報を使用すると、その環境のみに固有の API を管理できます。API が Anypoint Platform の異なる環境にある場合、代わりに両方の環境を含む組織のログイン情報を指定する必要があります。
親組織のログイン情報を使用して、子組織の API を管理することもできます。たとえば、ACME が親組織で Logistics が ACME 内のビジネスグループ (子組織) である場合、API 管理者は Logistics または ACME のログイン情報を使用して、Logistics で作成された API を追跡できます。
クライアント ID とシークレットでクライアントアプリケーションを識別できます。ただし、クライアントアプリケーションのログイン情報は使用せずに組織のログイン情報を使用することをお勧めします。そうしないと、Mule は組織に正しくリンクされません。
すでに設定されている Anypoint Platform のログイン情を使用して Mule が起動された場合にのみ、Mule を組織に正常にペアリングできます。 組織のログイン情報を使用してアダプターをプロビジョニングしている場合、組織の特定のアダプターでのみ API を管理できます。
API Manager の使用時はログイン情報の提供が必要なことがあるため、さまざまなクライアントアプリケーション用のログイン情報の取得が必要な場合があります。このセクションで説明する手順を使用して、環境と組織のログイン情報を取得できます。
スタンドアロンインスタンスをセットアップし、Runtime Manager エージェントを登録する場合は、次の手順を実行します。
Anypoint Platform にシステム管理者としてログインし、[Runtime Manager] をクリックします。
[Servers (サーバー)] タブをクリックし、[Add Server (サーバーを追加)] をクリックします。
実行するように要求されたコマンドを実行します。次のようなコマンドです。
<MULE_HOME>/bin/./amc_setup -H bb123456-789c-1234-9fd3-58f4b5e2d82e---123 server-name
MULE_HOME
は Mule インストールのルートディレクトリが保持されている変数です。例: /opt/Mule/mule-enterprise-standalone/
。
このコマンドを実行すると、Runtime エージェントが設定され、自動的に正しい組織のログイン情報が URL と共に Mule に追加されるため、Mule は特定の組織にリンクされます。
エージェントを登録すると、wrapper.conf ファイルは必要なデータで変更されるため、設定の変更は永続的になります。
オンプレミスのインスタンスが特定の組織を参照するようにセットアップする場合、ログイン情報を wrapper.conf
ファイルに追加するか (永続的アプローチ)、コマンドラインを使用してログイン情報データを指定する必要があります。
設定ファイルは <MULE_HOME>/conf
ディレクトリに置かれます。MULE_HOME は Mule インストールのルートディレクトリが保持される変数です。
$MULE_HOME ディレクトリに移動します。
/conf/wrapper.conf
にあるファイルを開きます。
Anypoint Platform 組織のログイン情報を次のように追加します。
wrapper.java.additional.<n>=-Danypoint.platform.client_id=XXXXXXXX
wrapper.java.additional.<n>=-Danypoint.platform.client_secret=XXXXXXXX
<n>
は、そのファイル内の他のエントリで使用されていない一意の数値にする必要があります。リストの前のエントリに増分した値を使用することをお勧めします。
複数の行が同じ <n>
識別子を使用している場合、その数値を持つ最初の値のみが考慮されます。
組織が EU コントロールプレーンに定義されている場合、次のように 2 つの追加のキーを定義する必要があります。
wrapper.java.additional.<n>=-Danypoint.platform.base_uri=https://eu1.anypoint.mulesoft.com
wrapper.java.additional.<n>=-Danypoint.platform.analytics_base_uri=https://analytics-ingest.eu1.anypoint.mulesoft.com
次の引数を使用して起動時にログイン情報を渡すことができます。
MULE_HOME/bin/mule \
-M-Danypoint.platform.client_id=XXXXXXXX \
-M-Danypoint.platform.client_secret=XXXXXXXX
MULE_HOME\bin\mule.bat -M-Danypoint.platform.client_id=XXXXXXXX -M-Danypoint.platform.client_secret=XXXXXXXX
組織が EU コントロールプレーンに定義されている場合、次のように 2 つのキーを追加することでベース URL を定義する必要があります。
MULE_HOME/bin/mule \
-M-Danypoint.platform.client_id=XXXXXXXX \
-M-Danypoint.platform.client_secret=XXXXXXXX \
-M-Danypoint.platform.base_uri=https://eu1.anypoint.mulesoft.com \
-M-Danypoint.platform.analytics_base_uri=https://analytics-ingest.eu1.anypoint.mulesoft.com
MULE_HOME\bin\mule.bat -M-Danypoint.platform.client_id=XXXXXXXX -M-Danypoint.platform.client_secret=XXXXXXXX -M-Danypoint.platform.base_uri=https://eu1.anypoint.mulesoft.com -M-Danypoint.platform.analytics_base_uri=https://analytics-ingest.eu1.anypoint.mulesoft.com
Private Cloud Edition に定義されている組織を参照する場合も同様です。Private Cloud Edition インストールの URL を指定する必要があります。
エンドポイントに適用される接続性とガバナンスをテストするために、Anypoint Platform 組織で機能するように Studio 7 を設定できます。
Anypoint Studio で、上部のメニューバーから [Anypoint Studio] をクリックし、[Preferences (プリファレンス)] をクリックします。
Anypoint Studio で、[API Manager] をクリックします。
[Environment Credentials (環境のログイン情報)] でクライアント ID とクライアントシークレットを入力します。
組織が EU コントロールプレーンに定義されている場合、次のようにそのプレーンのベース URL も指定する必要があります。
Private Cloud Edition に定義されている組織を参照する場合も同様です。Private Cloud Edition インストールの URL を指定する必要があります。
自動生成されたプロキシを API から直接 CloudHub にデプロイできます。
Anypoint Platform にシステム管理者としてログインし、[API Manager] をクリックします。
使用可能な API のリストから、プロキシの自動生成元にする API の API バージョンをクリックします。
[Settings (設定)] タブをクリックし、[Deployment Configuration (デプロイメント設定)] に移動します。
ランタイムバージョンとプロキシアプリケーション名を設定し、[Deploy (デプロイ)] をクリックします。
このメカニズムを使用してプロキシをデプロイすると、組織のログイン情報 (該当する場合は URL も) が自動的に設定されます。[Runtime Manager] → <アプリケーション名> → [Settings (設定)] → [Properties (プロパティ)] で確認できます。
Anypoint Platform で [Runtime Manager] に移動します。
デプロイされたアプリケーションの [Properties (プロパティ)] セクションにアクセスします。アプリケーションが初めてデプロイされる場合、[Properties (プロパティ)] セクションはデプロイメント設定時に表示されます。
[Properties (プロパティ)] セクションで、次のプロパティを追加します。
anypoint.platform.client_id=XXXXXXXX
anypoint.platform.client_secret=XXXXXXXX
組織が EU コントロールプレーンに定義されている場合、または Mule Private Cloud Edition を使用している場合、2 つのキーを追加することでベース URL を定義する必要があります。
anypoint.platform.client_id=XXXXXXXX
anypoint.platform.client_secret=XXXXXXXX
anypoint.platform.base_uri=https://eu1.anypoint.mulesoft.com
anypoint.platform.analytics_base_uri=https://analytics-ingest.eu1.anypoint.mulesoft.com
Private Cloud Edition に定義されている組織を参照する場合も同様です。Private Cloud Edition インストールの URL を指定する必要があります。