OAuth 2.0 トークン検証

API Manager で提供されている OAuth 2.0 ポリシーのいずれかを使用する場合、アクセススコープを設定できます。クライアントアプリケーションがそのログイン情報を使用してアクセスできるスコープを指定します。プロバイダー (OpenAM、OpenID Connect、PingFederate、または Mule プロバイダー) は、アプリケーションに対して定義されたスコープをサポートする必要があります。OpenAM、PingFederate、Mule プロバイダーまたは OpenID Connect トークンイントロスペクションエンドポイントで定義されているスコープの名前を把握し、Anypoint Platform でポリシーの設定と適用を行うときにその名前を文字列形式で入力する必要があります。スコープ名は大文字と小文字を区別します。

ポリシーを API に適用するには、ポリシーの一般的な適用手順を使用します。以下の手順に従って、省略可能なスコープと、必須のトークン検証エンドポイント URL を設定します。

スコープ

  1. 省略可能な [Scopes (スコープ)] 項目には、サポートされる OAuth スコープのスペース区切りのリスト (​read write​ など) を入力します。スコープ名は大文字と小文字を区別します。

    scopes mule4
  2. 参照先の OAuth 2.0 プロバイダーアプリケーションで定義されている 1 つ以上のスコープに一致するスコープを指定します。

    Mule OAuth 2.0 プロバイダーの場合、Mule プロバイダーでスコープが定義されていないときは、この項目を空白のままにします。API Console を使用して API をシミュレートする場合、スコープを空白のままにして、CORS ポリシーを適用します。

アクセストークン検証エンドポイント URL

OAuth 2.0 アクセストークン適用ポリシーには、アクセストークン検証エンドポイント URL が必要です。この URL は、アクセストークンを検証するためにコールされるサービスを定義します。

access token

必須の ​[Access Token validation endpoint url]​ 項目には、アクセストークンを付与するために使用する外部 OAuth 2.0 プロバイダーの URL (​https://oauth2provider.cloudhub.io/validate​ など) を入力します。

external-oauth-2.0-token-validation-policy-ba3c0