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Mule 4
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Mule のコンポーネント
Mule のコンポーネント
Mule アプリケーションの主な構成要素はコンポーネントです。コンポーネントは Mule アプリケーションを経由するメッセージでビジネスロジックを実行します。コンポーネントには、コアコンポーネントと、コネクタやモジュールに属するコンポーネントがあります。
これは、Mule Runtime の機能のコアを構成する個別のコンポーネントです。次に、コアコンポーネントでアプリケーションに追加できる機能の例を挙げます。
フローまたはサブフローの一部の非同期処理
メッセージの一括処理
サブフローの初期化
ログ記録
ペイロードの設定
DataWeave 言語を使用したメッセージの変換
エラーをキャッチして対応するためのフローでの Try スコープの作成
たとえば、Choice ルーターはメッセージコンテンツを評価する DataWeave 式のセットに従ってフローを経由するメッセージを動的にルーティングするコンポーネントです。各式は、異なるルーティングオプションに関連付けられます。これにより、大部分のプログラミング言語の if
/then
/else
コードブロックのような条件付き処理がフローに追加されます。
コンポーネントドキュメントについては、「コアコンポーネント」を参照してください。
コネクタは、サードパーティ API や標準インテグレーションプロトコルなどの外部リソースと MuleSoft アプリケーションのインテグレーションを容易にするために作成されたコンポーネントをグループにまとめたものです。コネクタにより、SaaS やオンプレミスアプリケーション、システム、サービスへの接続が可能になります。
たとえば、Salesforce Connector には、Salesforce プラットフォーム API を使用して多数のさまざまな操作を実行できるコンポーネントが用意されています。
モジュールは、値の圧縮データの集約、Java 機能の使用、JSON を処理するための追加機能の使用などを可能にすることで、アプリケーションの柔軟性を高めるために作成されたコンポーネントをグループにまとめたものです。モジュールによって提供される機能は、従来のアプリケーションコーディングのレベルではさらに増えます。
たとえば、XML Module には XML ドキュメントからデータを抽出して処理できるコンポーネントが用意されています。