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Monitoring API Managerコネクタとモジュールでの操作と同様に、コアコンポーネントは Mule アプリケーションのフローの重要なビルディングブロックです。コアコンポーネントは、Mule イベントが アプリケーションでリンクされた一連のステップを通過するときに処理する ロジックを提供します。たとえば、Scheduler、For Each、Logger などのコンポーネントがあります。
Studio では、Mule パレットから [Core (コア)] をクリックして Mule コンポーネントにアクセスできます。
コンポーネントは [Batch (バッチ)]、[Error Handling (エラー処理)]、 [Flow Control (フローコントロール)] などの種類に細分化されています。
Design Center では、Mule アプリケーションを作成するときに、 [Select a Component (コンポーネントを選択)] ダイアログの [Modules (モジュール)] 内に Mule コンポーネントのリストが表示されます。
Design Center では、次に説明されているコアコンポーネントの多くが提供されます。Design Center UI は Studio UI のようにコンポーネントは種類別に細分化されていませんが、 各種類を概念化するために役立ちます。
Mule メッセージをバッチで処理するには、すべてまとめて処理する代わりに、 バッチコンポーネントを使用できます。このコンポーネントには次が含まれます。
Batch Aggregator
Batch Job
Batch Step
「バッチ処理」を参照してください。
次のコアコンポーネントはさまざまなタスクを実行します。
Custom Business Events: ビジネストランザクションを 処理するフローおよびメッセージプロセッサに関する情報を収集。「ビジネスイベント」も参照してください。
Dynamic Evaluate: Transform Message コンポーネントを 使用してスクリプトを強制的にハードコードする代わりに、動的に選択。
Flow Reference: Mule アプリケーション内で、 Mule イベントを別のフローまたはサブフローに転送。
Logger: エラーメッセージや状況通知など、 Mule アプリケーションに関する重要な情報をログに記録。
Parse Template: テンプレートを処理して結果を取得。
Transform Message: 入力データを新しい出力構造 または形式に変換。
エンドポイント (Studio ではソース、Design Center ではトリガとも呼ばれる) には、 Mule フローで処理を開始 (またはトリガ) するコンポーネントが含まれます。Scheduler はエンドポイントです。設定可能な間隔で開始する フローをトリガします。
一部のコネクタでは、エンドポイントとして機能するリスナが提供されます。リスナは、 外部要求を受け取ったときにフローをトリガできます。たとえば、特定の URL に 設定された HTTP リスナは、誰かまたはプロセスがその URL にアクセスしたときに フローをトリガできます。
エラー処理コンポーネントは、Mule アプリケーションで発生した Mule エラーの転送と処理を行います。
Error Handler
On Error Continue
On Error Propagate
「エラーハンドラ」を参照してください。
フローコントロールコンポーネント (ルータ) は、入力 Mule イベントを取得し、 コンポーネントの 1 つ以上の個別のシーケンスに転送します。フローコントロールには次のコンポーネントがあります。
Choice
First Successful
Round Robin
Scatter-Gather
たとえば、Choice ルータは DataWeave ロジックを適用して複数のルートから 1 つを選択します。各ルートは イベントプロセッサの個別のシーケンスです。
Scatter-Gather ルータは入力イベントを すべてのルートに送信し、各ルートは単独でイベントを処理します。 すべてのルートでイベントが処理されたら、すべてのルートの結果が 1 つの出力イベントにまとめられます。
スコープは、イベントプロセッサのシーケンス (他のコアコンポーネント、 モジュールとコネクタ両方からの操作など) をグループ化し、その分離された イベントプロセッサのシーケンスにプログラミング動作を適用するコンポーネントの種類です。
スコープには次のコンポーネントがあります。
Async
Cache
Flow
For Each
Try
Until Successful
たとえば、Try スコープでは、フローの特定のシーケンスで発生するエラーを 分離して処理できます。そのため、アウトバウンド HTTP 要求コネクタ (および Transform Message コンポーネントや Logging コンポーネントなど、HTTP 要求コネクタ前後にあるいくつかの周辺コンポーネント) を Try スコープでラップし、 エラーが発生した場合に、そのコンポーネントのグルーピングに固有のログまたは 補正ロジックを適用できます。「Try スコープ」を参照してください。
別の例として For Each (または Foreach) スコープがあります。このスコープは通常、 現在の入力イベントから抽出されたデータのコレクションを取得し、コレクション 内のすべての項目に同じイベントプロセッサのシーケンスを適用します。たとえば、 For Each スコープはデータベースクエリから返された各行、または CSV ファイルの 各行を処理するために使用できます。「For Each スコープ」を参照してください。