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Monitoring API Managerモジュールを使用するための最後のステップは、OAuth ダンスのトリガーです。 「OAuth 対応コネクタまたはモジュールの設定」で説明されている authorizePath
パラメーターは、ブラウザーにヒットして OAuth ダンスを開始するために必要な、自動的に作成される HTTP エンドポイントのパスをエンドユーザーが設定するために使用します。
ヒント: SDK でサポートされる認証コード許可種別は、Web ブラウザーでのユーザーの操作を必要とします。
OAuth にとってのマルチテナントとは、OAuth ダンスを複数回実行できて、それぞれ取得したトークンを異なるリソースオーナー ID に関連付ける機能を意味します。
エンドユーザーは、ダンスの開始時にトークンに割り当てる resourceOwnerId
を指定する必要があります。たとえば、authorizePath
を /authorize
に設定し、ユーザー sdk_demo
に対してダンスを実行する場合は、次の HTTP パスにヒットする必要があります: /authorize?resourceOwnerId=sdk_demo
。
ダンスが完了したら、そのユーザー用に取得されたアクセストークンを使用して操作を実行します。それには、モジュール設定の resourceOwnerId
パラメーターで式を使用します。以下に完全な例を示します。
<sfdc:config name="salesforce">
<sfdc:oauth-connection display="PAGE" immediate="FALSE" prompt="CONSENT">
<sfdc:oauth-authorization-code consumerKey="${sfdc.consumerkey}" consumerSecret="${sfdc.consumersecret}"
authorizationUrl="http://..." accessTokenUrl="http://..."/
localAuthorizationUrl="http://localhost:8080/.." scope="this that and those"
resourceOwnerId="#[vars.ownerId]" /> (1)
<sfdc:oauth-callback-config listenerConfig="myHttpListener"
callbackPath="/callback"
authorizePath="/authorize" /> (2)
</sfdc:config>
1 | resourceOwnerId パラメーターが式に設定されます。OAuth で保護された操作を実行するたびに、この式が評価され、その値に関連付けられているトークンが使用されます。 |
2 | 認証エンドポイント authorizePath が設定されます。 |
マルチテナントでは、特定の resourceOwnerId
のアクセストークンを無効化できます。トークンを無効化すると、関連付けられているトークン情報が削除されます。
アクセストークンを無効化できるように、SDK はすべての OAuth 対応コネクタまたはモジュールに unauthorize
という操作を自動的に追加します。上記の例の場合、取得したトークンを無効化するには、次のいずれかのステートメントを使用します。
<sfdc:unauthorize resourceOwnerId="sdk_demo" config-ref="salesforce"/>
<!-- or -->
<sfdc:unauthorize resourceOwnerId="#[vars.resourceOwnerId]" config-ref="salesforce" />