HTTP および HTTPS 送信エンドポイント設定

HTTP 送信エンドポイント設定と HTTPS 送信エンドポイント設定により、HTTP または HTTPS 経由でそれぞれ送信される B2B メッセージを送信する場所が決まります。HTTP および HTTPS 送信エンドポイントには次の 2 種類があります。

  • Send to Partners (パートナーに送信)

    • パートナーに直接、またはサードパーティ接続経由で変換された B2B メッセージを送信するアウトバウンドメッセージフローの送信先エンドポイント

    • インバウンドメッセージフローの肯定応答エンドポイント

    HTTP と HTTPS の [Send to Partners (パートナーに送信)] エンドポイントを所有できるのはホスト、パートナー、またはサードパーティ接続です。

  • Target at Host (ホストの送信先)

    変換されたメッセージがバックエンドアプリケーションに送信されるインバウンドメッセージフローの送信先エンドポイント。

    HTTP または HTTPS の [Target at Host (ホストの送信先)] エンドポイントを所有できるのはホストのみです。

ホスト、パートナー、またはサードパーティ接続ページで次の設定を定義して、HTTP および HTTPS 送信エンドポイントを作成します。このエンドポイントはアウトバウンドメッセージフローを設定するときにも作成できます。

名前 説明 必須

Owner (オーナー)

エンドポイントを所有するホスト、パートナー、またはサードパーティ接続。

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使用方法

エンドポイント機能 (​[Send to partners (パートナーに送信)]​ または ​[Target at host (ホストの送信先)]​)。

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プロトコル

エンドポイントでサポートされるプロトコル (​HTTP​ または ​HTTPS​)。

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Endpoint Name (エンドポイント名)

エンドポイントを識別するために自動的に生成された名前 (手動で変更可能)。

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説明

ユーザーが入力した、エンドポイントの目的を説明する値。

URL

変換後の X12、EDIFACT、JSON、XML、または CSV メッセージの送信先である対象 HTTP または HTTPS サービス。この URL は、B2B インテグレーションを処理するランタイム環境からアクセスできる必要があります。 要求を送信する場所を指定する正しい形式の (パスを含む) URL を入力してください (例: https://www.mulesoft.com/sendRequest​)。

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Response Timeout (in milliseconds) (応答タイムアウト (ミリ秒))

要求要素が HTTP 応答を待機中のフローの実行をブロックする最大時間 (ミリ秒)。デフォルト値は 15000 ミリ秒です。

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Retry interval (in seconds) (再試行間隔 (秒))

リモートの HTTP または HTTPS サービスに接続できない場合に再接続を試みる頻度。デフォルト値は 60 秒です。

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Maximum retry attempts (最大再試行回数)

再接続の最大試行回数。最初の接続の失敗後に Partner Manager が再試行しないようにするには、この値を ​0​ に設定します。デフォルト値は ​3​ です。

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認証種別

HTTP または HTTPSエンドポイントを保護するために使用する認証方法。値は次のとおりです。

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Certificate (TLS Context) (証明書 (TLS コンテキスト))

(HTTPS エンドポイントに適用) SSL 証明書。値は次のとおりです。

  • Use CA-signed certificates (CA 署名証明書を使用)

    認証機関 (CA) が発行して署名した証明書を使用します。このオプションを使用する場合、追加の証明書をアップロードする必要はありません。

  • Use a self-signed certificate (自己署名証明書を使用)

    CA が発行または署名していない証明書を使用します。このオプションを使用する場合、既存の証明書を選択するか、​<証明書名>.PEM​ 形式の新しい証明書をアップロードする必要があります。

  • Allow insecure connection (非セキュア接続を許可)

    証明書の検証を実行しない非セキュア接続を許可します。

x

API キー認証

HTTP リクエストヘッダー内で有効な API キーを要求する認証種別。

次の設定を使用して、API キー認証を設定します。

名前 説明 必須

HTTP Header Name (HTTP ヘッダー名)

API キー値に関連付けられている HTTP ヘッダーパラメーター。

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API Key (API キー)

API キーの値。

新規のエンドポイントまたは再設定したエンドポイントを保存した後は、API キーを取得または変更することはできなくなります。

x

Certificate (証明書)

認証に使用する証明書。

基本認証

HTTP または HTTP リクエストヘッダー内にユーザー名とパスワードを必要とする認証種別。

次の設定を使用して、基本認証を設定します。

名前 説明 必須

Username (ユーザー名)

要求を行うときに使用するユーザー名。

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Password (パスワード)

要求を行うときに使用するパスワード。

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クライアントログイン情報認証

HTTP または HTTPS リクエストヘッダー内で有効なクライアント ID とクライアントシークレットを要求する認証種別。

次の設定を使用して、クレジットログイン情報認証を設定します。

名前 説明 必須

Client ID header name (クライアント ID ヘッダー名)

エンドポイント URL をコールするためにクライアント ID で使用される HTTP ヘッダー名。デフォルトは、​"client_id"​ です。

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Client ID header value (クライアント ID ヘッダー値)

クライアント ID の HTTP ヘッダー値。

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Client secret header name (クライアントシークレットヘッダー名)

クライアントシークレットの HTTP ヘッダー名。デフォルトは、​"client_secret"​ です。

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Client secret header value (クライアントシークレットヘッダー値)

クライアントシークレットの HTTP ヘッダー値。

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OAuth トークン認証

HTTP または HTTPS リクエストヘッダー内で有効な OAuth トークンを要求する認証種別。

次の設定を使用して、OAuth トークン認証を設定します。

名前 説明 必須

Token URL (トークン URL)

アクセストークンを提供する認証サーバーの URL。

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Client ID (クライアント ID)

認証サーバーへのアプリケーションの登録時に提供されたクライアント ID。

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Client Secret (クライアントシークレット)

認証サーバーへのアプリケーションの登録時に提供されたクライアントシークレット。

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