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Monitoring API Manager以下で、Anypoint Runtime Fabric の Mule Runtime Engine パッチ更新に関する重要な情報を提供します。
月 1 回、MuleSoft では日付パッチ更新をリリースします。これには、Mule Runtime Engine で発見された問題を解決するための後方互換性があるバグ修正が含まれています。 スケジュールされた日付がセキュリティ SLA 内であれば、月 1 回の日付パッチ更新にセキュリティパッチが含まれる場合もあります。
これらの更新のバージョン番号の形式は次のようになります。
メジャー.マイナー.パッチ - 日付
パッチ日付が含まれるバージョン番号の例を示します。
4.3.0:20210101
月 1 回のパッチでは、アプリケーションが最新の日付のパッチのみに更新されます。ランタイムバージョンは変更されません。
Runtime Fabric では、各アプリケーションおよびゲートウェイのデプロイメントが個別の Mule Runtime インスタンスで実行されます。これらのデプロイメントに使用されるコンテナ化された Mule イメージを管理することで、Runtime Fabric では次のスケジュールで各デプロイメントの Mule Runtime バージョンをアップグレードできます。
月の第 1 週には、更新された Mule Runtime インスタンスの新しい日付のパッチにアクセスできます。
次の 2 週間は、より新しい日付のパッチを使用してアプリケーションを再デプロイしてその動作を検証できます。これは猶予期間と呼ばれます。
月の第 3 週の開始時に、新しいアプリケーションをデプロイするとき、または既存のアプリケーションに変更を加えるときに、選択した Mule Runtime バージョンの最新の日付のパッチを選択する必要があります。
猶予期間中は、前の日付のパッチバージョンが使用できなくなるまで、これを選択できます。前の日付のパッチを選択し、それ以降にそのアプリケーションに変更を加えた場合、その日付のパッチバージョンを以降のリリースに更新する必要がある場合もあります。 |
本番環境でアプリケーションを更新する前に、Sandbox 環境で更新して、必要なテストを実施してください。
アプリケーションを最新の日付パッチに更新する手順は、次のとおりです。
Runtime Manager のナビゲーションメニューで [Applications (アプリケーション)] をクリックします。
[Deployment Target (デプロイメント対象)] の [Runtime version (ランタイムバージョン)] リストから、new
とタグ付けされたバージョンを選択します。
更新のバージョン番号がインストール済みバージョンと同じ場合があったとしても、日付が後であれば更新であることがわかります。
バージョンの詳細を確認するには、[Read release notes (リリースノートを読む)] リンクをクリックします。
[Apply Changes (変更を適用)] をクリックしてアプリケーションを更新します。
Runtime Fabric により、選択したバージョンでアプリケーションが更新され、成功または失敗を示すメッセージが表示されます。
アプリケーションを再デプロイします。
Runtime Fabric の Mule デプロイメントには、自動的にパッチが適用されません。最新の日付のパッチ更新を適用するにはアプリケーションを再デプロイする必要があります。