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Monitoring API Managerセキュアなアプリケーションプロパティは、Runtime Fabric クラスターのローカルに追加され、安全に保存され、環境ごとにスコープ設定されます。これらのプロパティには、スコープ設定された環境にカスタムプロパティとしてデプロイされた Mule アプリケーションから暗号化されていない形式でアクセスできます。
Runtime Fabric の保護されたプロパティは、アプリケーションレベルのプロパティよりも常に優先されます。
Runtime Fabric の保護されたプロパティをローカルで管理するには、rtfctl
ユーティリティが必要です。セキュアプロパティの管理を続行する前に、『rtfctl をインストール』する手順を実行します。
rtfctl
がインストールされているコントローラーノードにログインします。
次のコマンドのプレースホルダー項目を置き換えて実行し、特定の環境で Runtime Fabric にセキュアプロパティを設定します。
rtfctl apply secure-property --key <key> --value <value> --app-namespace <app_namespace> --namespace <rtf_namespace>
copy
<key>: Mule アプリケーションで値を参照するために使用されるセキュアプロパティのキー。
<value>: 保存するセキュアプロパティの値。
<app_namespace>: このセキュアプロパティをスコープ設定する Anypoint 環境。この環境にデプロイされたアプリケーションのみがこのセキュアプロパティにアクセスできます。
<rtf_namespace>:システムの名前空間スコープで、デフォルトは rtf
です。
rtfctl
がインストールされているコントローラーノードにログインします。
次のコマンドのプレースホルダー項目を置き換えて実行し、特定の環境で Runtime Fabric に適用されるセキュアプロパティを表示します。
sudo ./rtfctl get secure-properties -n <environment_id>
copy
<environment_id>: セキュアプロパティを表示する Anypoint 環境 ID。
${my.property.name}
を使用して、Mule アプリケーション内からセキュアプロパティにアクセスできます。
rtfctl
がインストールされているコントローラーノードにログインします。
次のコマンドを実行し、特定の名前空間で Runtime Fabric からセキュアプロパティを削除します。
sudo ./rtfctl delete secure-property <my_key> -n <namespace>
copy
<my_key>: セキュアプロパティを参照するために Mule アプリケーションで使用されるキー。
<namespace>: セキュアプロパティが適用される名前空間。