Studio のブラウザー設定

Anypoint Studio には、Anypoint Platform UI の要素を表示するためのデフォルトのブラウザーがバンドルされています。たとえば、Studio から CloudHub にデプロイすると、組み込みブラウザーを使用して Studio で Runtime Manager UI が表示されます。

この組み込みブラウザーはデフォルトとなります。ただし、多要素認証 (MFA) を使用して Anypoint Platform にログインする場合は、システムのネイティブブラウザーを使用して Anypoint Platform UI を表示するように Studio を設定する必要があります。

  1. [Preferences (プリファレンス)]​ > ​[Anypoint Studio]​ > ​[Browser (ブラウザー)]​ に移動します。

  2. Studio のデフォルトブラウザー種別を選択します。

    browser configuration
1 Built-in (組み込み)​: 組み込みブラウザーを使用します。
2 Native (ネイティブ)​: オペレーティングシステムのネイティブブラウザーを使用します。
  1. [Preview (プレビュー)]​ をクリックして、設定の変更を確認します。

また、Windows を使用する場合は、追加の設定を実行する必要があります。

  1. Anypoint Studio を実行している場合は終了します。

  2. WebView2 の最新の最終版を Microsoft 開発者ポータルLeaving the Site​からダウンロードします。

  3. コマンドプロンプト (CMD) で ​Extrac32 /E <path_to_CAB>​ コマンドを実行して ​.cab​ ファイルを抽出します。

  4. Anypoint Studio のインストールディレクトリ内で ​AnypointStudio.ini​ ファイルを探します。

  5. AnypointStudio.ini​ ファイルに次の行を追加します。

    -Dorg.eclipse.swt.browser.DefaultType=edge
    -Dorg.eclipse.swt.browser.EdgeDir=<path-to-extracted-WebView2-dir>
    # for example:
    # -Dorg.eclipse.swt.browser.EdgeDir=C:\Users\my-user\Downloads\Microsoft.WebView2.FixedVersionRuntime.9x.x.xx.xx