Tracing Module 1.0 リファレンス

Tracing Module を使用すると、特定の Mule イベントのログコンテキストの変数を追加、削除、クリアすることでログを強化できます。また、フロー実行中に相関 ID を変更することもできます。

設定


デフォルト設定

デフォルト設定

パラメーター

名前 説明 デフォルト値 必須

Name (名前)

String (文字列)

この設定の名前。コネクタはこの名前の設定を参照します。

x

操作

Clear Logging Variables

<clear-logging-variables>

イベントログコンテキストからすべてのログ変数をクリアします。これらの変数は Mule Runtime Engine で管理されるため、この操作ではイベント相関 ID も現在のイベントプロセッサーも削除されません。

パラメーター

名前 説明 デフォルト値 必須

Name (名前)

String (文字列)

操作の表示名

Remove Logging Variables

<remove-logging-variable>

イベントログコンテキストから変数を削除します。

パラメーター

名前 説明 デフォルト値 必須

Name (名前)

String (文字列)

操作の表示名。

Variable name (変数名)

String (文字列)

削除する変数の名前。

x

Set Logging Variables

<set-logging-variable>

新しいログ変数とその値を設定します。新しい変数は、イベントの次の操作の実行に含まれます。

パラメーター

名前 説明 デフォルト値 必須

Name (名前)

String (文字列)

操作の表示名。

Variable name (変数名)

String (文字列)

記録する変数の名前。

x

Value (値)

String (文字列)

変数に割り当てる値。DataWeave 式を受け入れます。

x

スコープ

With CorrelationID

<with-correlation-id>

内部チェーンでイベントフローの現在の相関 ID を変更するプロセスを作成するスコープ。プロセスの実行が完了すると、相関 ID が前の前の ID に戻ります。

パラメーター

名前 説明 デフォルト値 必須

Name (名前)

String (文字列)

スコープの表示名

Correlation id (相関 ID)

String (文字列)

カスタム相関 ID を設定します。

x

Target Variable (対象変数)

String (文字列)

操作の出力を保存する変数の名前。

Target Value (対象値)

String (文字列)

操作の出力を評価する式。式の結果は対象変数に保存されます。

#[payload]