ユーザーの管理

ユーザーと、ゲストユーザーからのアクセス権の要求を表示して管理し、ユーザーがログインする方法を管理します。ユーザーはデフォルトでポータルにセルフ登録できます。

ポータルメンバーを管理する

[Portal members (ポータルメンバー)]​ ページを使用して、ポータルメンバーを管理します。ゲストユーザーの登録が承認されると、そのユーザーの名前がメンバーリストに追加されます。現在のメンバーの検索可能なリストを表示して、有効または無効にすることでそのアカウントを管理できます。

[Enable portal access (ポータルアクセスの有効化)]​ スライダーを使用して、ポータルへのユーザーのアクセスを有効または無効にします。

メンバーを表示および検索する

[Search by name or email (名前またはメールアドレスで検索)]​ ボックスにメンバーの名前またはメールアドレスを入力して、メンバーを検索します。メンバーが検索結果に表示されます。

ポータルへのアクセスを有効または無効にする

[Pending requests (保留中の要求)]​ タブでポータルへのユーザーのアクセスが承認されると、​[Enable portal access (ポータルアクセスの有効化)]​ スライダーが ​[Portal members (ポータルメンバー)]​ ページで有効になります。スライダーをオフに切り換えることでユーザーのアクセスを無効にできます。

保留中の要求を管理する

[Pending requests (保留中の要求)]​ ページを使用して、ポータルにアクセスするために登録したユーザーの要求を承認または拒否します。また、ポータルにアクセスするために登録したユーザーの名前、メール、登録日、登録状況を表示することもできます。保留中のユーザー登録要求の最大数は 500 です。

登録が承認されると、ユーザーは [Pending requests (保留中の要求)] リストから削除され、​[Portal members (ポータルメンバー)]​ ページのメンバーのリストに追加されます。

メンバー登録を承認または拒否する

ゲストユーザーによるセルフ登録を使用したアカウントへの登録があったら、その要求を承認または拒否します。

  1. [Pending requests (保留中の要求)]​ をクリックします。

  2. [Search by name or email (名前またはメールアドレスで検索)]​ ボックスにユーザーの名前またはメールアドレスを入力します。

  3. リストで 3 つのドットのアイコンをクリックして、​[Approve (承認)]​ または ​[Reject (却下)]​ を選択します。

    承認すると、ユーザーは ​[Portal members (ポータルメンバー)]​ ページに移動します。

    登録を拒否すると、ユーザーはポータルにログインしてアクセスできません。

ログイン設定を管理する

[Login settings (ログイン設定)]​ ページを使用して、外部ユーザーのセルフ登録を無効または有効にし、ポータルのシングルサインオンをセットアップします。セルフ登録により、ゲストユーザーは自分自身を API Portal のメンバーとして登録できます。​[Pending requests (保留中の要求)]​ ページでは、ポータルへのアクセスを希望するゲストユーザーからの保留中の要求のリストを確認できます。

セルフ登録を無効または有効にする

デフォルトでは、外部ユーザーがセルフ登録する機能は有効になっています。これにより、ゲストユーザーは登録を行い、メンバーになって、ポータルサイトにアクセスできます。管理者はセルフ登録を無効にできます。

セルフ登録は新規ユーザーのみを対象としています。 既存のユーザーはセルフ登録できません。ポータルにアクセスするには、ID プロバイダーを使用する必要があります。

外部ユーザーの登録を無効にするには、​[Login settings (ログイン設定)]​ ページで、​[Allow external user registration (外部ユーザー登録を許可)]​ オプションをオフにします。

外部登録を再び有効にするには、​[Allow external user registration (外部ユーザー登録を許可)]​ オプションをオンにします。

シングルサインオン (SSO) を設定する

[Single Sign-On (SSO) (シングルサインオン (SSO))]​ セクションでは、SSO を使用してポータルを設定する方法についての情報が提供されます。SSO の設定についての詳細な手順は、ポータルでのシングルサインオンの有効化を参照してください。

Salesforce ID プロバイダーを管理する

SSO を有効にするときに、新しい Salesforce ID プロバイダーを追加したり、以前に設定したプロバイダーを削除したり、必要に応じて有効または無効にしたりできます。ID プロバイダーが有効になっている場合、ユーザーはこの ID プロバイダーを使用してポータルにログインできます。

新しい ID プロバイダーを追加するか、既存の ID プロバイダーを削除する手順は、次のとおりです。

  1. [User management (ユーザー管理)]​ で、​[Login settings (ログイン設定)]​ ページを選択します。

  2. [Single sign-on (SSO) (シングルサインオン (SSO))]​ セクションから、​[Add Salesforce identity providers (Salesforce ID プロバイダーを追加)]​ セクションまでスクロールします。

  3. [Select identity provider (ID プロバイダーを選択)]​ をクリックし、ドロップダウンメニューからオプションを選択します。

  4. [+ Add identity provider (+ ID プロバイダーを追加)]​ をクリックします。

    ID プロバイダーがリストに追加されます。

  5. ID プロバイダーを削除する場合は、​[Delete (削除)]​ をクリックします。

ID プロバイダーを有効または無効する手順は、次のとおりです。

  1. [Single sign-on (SSO) (シングルサインオン (SSO))]​ セクションから、​[Add Salesforce identity providers (Salesforce ID プロバイダーを追加)]​ セクションまでスクロールします。

  2. ID プロバイダーの名前の横にあるスライダーを ​[Enabled (有効)]​ に移動します。

  3. ID プロバイダーを無効にする場合は、スライダーを ​[Disable (無効)]​ に移動します。

次のステップ

[Preview and publish your portal (ポータルをプレビューしてパブリッシュ)]​ をクリックすることで​エクスペリエンスビルダー​を使用してポータルをさらにカスタマイズしてブランド設定できます。