ポータルの管理

ガイド付き設計を使用してポータルをスタイル設定したら、[Manage your API portal (API ポータルを管理)] ページに API、ユーザー、設定を管理するオプションが表示され、ポータルの管理中に発生する問題が明らかになります。

API 管理ページでの問題の表示

API Experience Hub では、バックグラウンドで実行される診断チェックが提供され、ポータルの問題が特定されて、それらの問題が自動的に修正されたり、トラブルシューティングオプションが提供されたりします。チェックは、ページの読み込みまたは更新時、および UI でのアクションの実行時にトリガーされます。これらのチェックは、システム管理者がエラー状態を特定し、問題をトラブルシューティングするのに役立ちます。

API 管理ページで問題が検出されると、ページのバナーにメッセージが表示されます。このメッセージでは、システムが修正しようとしている問題がいくつか検出されたことが示されます。

すべてのチェックとパッチを試行した後も問題が解決しない場合は、対処が必要な問題があることを示すメッセージがバナーに表示されます。これらの問題についての詳細を表示するには、​[View details (詳細を表示)]​ をクリックします。

エラーメッセージバナー

ポータル内のページが読み込まれるか更新されるたびに、次の最小限の前提条件チェックが実行されます。

  • Salesforce との接続が機能している。

  • API Experience Hub パッケージが Salesforce 組織にインストールされている。

  • 標準のプロファイルでアクセス管理チームが作成されている。

  • 共有ユーザー (エクスペリエンスビルダープレビュー) が存在し、Salesforce にログインしてエクスペリエンスビルダーを操作するために必要なすべての権限がある。

問題には次の重要度があります。

  • Error (エラー)

    ポータル内の 1 つまたは複数の機能の使用を妨げる問題。

  • Warning (警告)

    何かが期待どおりに動作していないことを示す問題ですが、その問題に対処しなくてもポータルは引き続き使用できます。

  • Info (情報)

    知っておくと役立つ情報ですが、ポータルの使用を妨げるものではありません。

始める前に

API をポータルに追加するには、Exchange に API が必要です。