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Monitoring API Manager公開 API は、公開インターネットに公開されているエンドポイントを使用する API です。公開された場所または非公開の場所で実行されるワーカーによってそのようなエンドポイントのテストが実行されます。
公開された場所は、他の MuleSoft ユーザーと共有するリージョンで、リソースプールとして考えることができます。そのようなリージョンの例として us-east-1
、us-east-2
、eu-central-1
などが挙げられます。
非公開の場所についての詳細は、「非公開 API のエンドポイントの監視」を参照してください。
監視のテストは、スケジュールに基づいて実行されます。公開された場所でスケジュールに基づいてワーカーを実行するには、スケジュールを公開された場所に関連付ける必要があります。公開された場所は、複数の監視の複数のスケジュールに関連付けることができます。
次の図は、公開 API の監視とスケジュール、公開された場所、API、環境の間にある可能性があるリレーションの種別を示しています。リレーションの各種別は一意の線のスタイルで示されています。
監視 1 のリレーション (黒色の実線の矢印で示されている): 1 つのスケジュール、1 つの場所、1 つの環境
監視 1 は公開された場所 1 に関連付けられた 1 つのスケジュール (スケジュール A) に基づいて実行されます。この監視は、公開 API 1 と公開 API 2 の 1 つ以上のエンドポイントをテストするように記述されています (他の公開 API のエンドポイントをテストすることも可能)。2 つの API は 1 つの環境 (環境 A) にあります。
監視 2 のリレーション (緑色の破線の矢印で示されいる): 複数のスケジュール、1 つの場所、1 つの環境
監視 2 は 2 つの個別のスケジュール (スケジュール B とスケジュール C) に基づいて実行され、各スケジュールは同じ公開された場所 (公開された場所 1) に関連付けられています。監視 2 は、公開 API 3 と公開 API 4 の 1 つ以上のエンドポイントをテストするように記述されています (他の公開 API のエンドポイントをテストすることも可能)。2 つの API は 1 つの環境 (環境 A) にあります。
監視 3 のリレーション (青色の点鎖線の矢印で示されている): 複数のスケジュール、複数の場所、1 つの環境
監視 3 は 2 つの個別のスケジュール (スケジュール D とスケジュール E) に基づいて実行され、各スケジュールは異なる公開された場所 (公開された場所 1 と公開された場所 2) に関連付けられています。監視 3 は、公開 API 5 と公開 API 6 の 1 つ以上のエンドポイントをテストするように記述されています (他の公開 API のエンドポイントをテストすることも可能)。2 つの API は 1 つの環境 (環境 A) にあります。
監視 4 のリレーション (オレンジ色の点線の矢印で示されている): 複数のスケジュール、複数の環境
監視 4 は 2 つの個別のスケジュール (スケジュール F とスケジュール G) に基づいて実行されます。 各スケジュールは同じ公開された場所 (公開された場所 2) に関連付けられています (各スケジュールは異なる公開された場所に関連付けることも可能)。2 つのテスト対象公開 API はそれぞれ異なる環境 (環境 A と環境 B) にあります。一方の環境をテスト環境、もう一方の環境を本番環境にできます。ここで、公開 API 7 と公開 API 8 は同じ API のコピーです。監視 4 は、公開 API 7 の 1 つ以上のエンドポイントと公開 API 8 の同じエンドポイントをテストするように記述されています (他の公開 API のエンドポイントをテストすることも可能)。
監視 5 のリレーション (紺色の破線の矢印で示されている): CloudHub 1.0 環境と Web 上で API をテスト
監視 5 は 1 つのスケジュール (スケジュール H) に基づいて実行されます (複数のスケジュールに基づいて実行することも可能)。このスケジュールは公開された場所 2 に関連付けられています。監視 5 は、公開 API 9 と公開 API 10 の 1 つ以上のエンドポイントをテストするように記述されています (他の公開 API のエンドポイントをテストすることも可能)。どちらの API も Web 上でアクセスできます。
公開された場所の IP アドレスを許可すると、その場所から非公開 API をテストできます。非公開 API のテストで vCore を使用したくない場合や、使用できる vCore がない場合、公開された場所から非公開 API をテストできます。
Runtime Manager で、Anypoint Virtual Private Cloud (Anypoint VPC) のファイアウォールに新しいルール追加します。タイプは [https.port]、接続元は [Custom (カスタム)]、ポート範囲は [8081] にする必要があります。接続元には、次の IP アドレスのいずれかを使用します。
公開された場所 | IP アドレス |
---|---|
us-east-1 |
3.82.89.58 |
us-east-2 |
3.128.151.139 |
eu-central-1 |
18.156.106.167 |
ファイアウォールルールを追加する手順については、「VPC ファイアウォールルール」を参照してください。
公開された場所のテスト実行で過剰なリソースがコンシュームされないように、AFM ではテストを 120 秒以上実行できないようになっています。テストは、この最大時間に達すると失敗します。この待機時間を増やすことはできません。
テストは、スケジュールで定義する固定間隔で実行されます。各テストはスケジュールに関連付けられています。公開された場所からテストを実行する場合、AFM ではスケジュールの次の側面に基づいて制限が設定されます。
スケジュールの数: 組織は公開された場所からテストするためのスケジュールをデフォルトで同時に最大 5 個実行できます。スケジュールの上限 (5 個) に達している場合、同時に実行する監視を増やすには、最大数の増加について MuleSoft カスタマーサクセスマネージャーにお問い合わせください。
テストの実行間隔: テスト間隔は Cron 式を使用してスケジュールできます。テスト間の最小間隔はアカウント種別によって設定されます。「場所別のスケジュール間隔の制限」を参照してください。
Anypoint Virtual Private Cloud へのアクセス権があれば非公開の場所から監視を実行することもできます。非公開の場所を使用するスケジュールの作成数に制限はありません。詳細は、「非公開 API のエンドポイントの監視」を参照してください。
非公開の場所からは非公開 API だけでなく公開 API も監視できます。