テストおよび監視のスケジュール

デフォルトのスケジュールを使用して Anypoint Platform で API テストのスケジュール、実行、監視を行い、Cron ジョブを使用してスケジュールを変更することができます。​bat login​ コマンドを実行すると、BAT はデフォルトで Anypoint Platform の本番環境にデプロイされます。BAT をデプロイしたら、​bat schedule <options>​ コマンドを実行します。デフォルトでは、任意の Cron 式をコマンドに含めなかった場合、テストは 15 分ごとに実行されます。この手順の最後のステップでは、テストを 1 か月間、1 日 1 回実行する Cron 式を使用するようにこのデフォルトを変更します。

コマンドを実行すると、BAT は Anypoint Platform で監視を作成します。監視はテストのスケジュールされた実行に関する情報を収集します。この情報を取得するには、リンク先トピックで説明しているように、サードパーティのレポートツールをセットアップする必要があります。

テストおよび監視をスケジュールする手順は、次のとおりです。

  1. BAT CLI を使用して Anypoint Platform にログインします。次に例を示します。

    bat login --client-id=<value> --client-secret=<value>​ or ​bat login --username=<value> --password=<value>

  2. デフォルトを使用してスケジュールを作成し、テストを監視します。任意のエンドポイント URL を指定し、必要に応じて --init-folder を使用してスケジュール情報を保存するために現在のディレクトリを指定します。次に例を示します。

    bat schedule endpoint http://www.example.com --init-folder

    デフォルトのログインプロファイルを使用してスケジュールが Exchange にパブリッシュされます。

    Mac OSX では出力は次のようになります。

    BAT Version: 1.0.51
    #  File: ./tests/step.0.dwl
    
        api-mon
          ✓ GET http://apimon.cloudhub.io/users (1316.85ms)
            ✓ 200 must equal 200
    #  File: ./tests/step.1.dwl
    ...
                ✓ 10 must equal 10
    #  Reporter: bat/Reporters/JSON.dwl >> /var/folders/w5/_cc_5_z12pq3qnymf3f0zh840000gq/T/bat_report_20180226111256.json
    #  Reporter: bat/Reporters/HTML.dwl >> /var/folders/w5/_cc_5_z12pq3qnymf3f0zh840000gq/T/bat_report_20180226111256.html
    #Creating artifact...
      + exchange.json
      + .DS_Store
      + tests/step.0.dwl
      + tests/step.1.dwl
      + main.dwl
      + bat.yaml
    # Creating artifact...OK
    # Uploading 88f362bd-2092-4dbf-b9f2-db5624d7b4ab:www.telhill.com-ncQRvDwc:0.0.1
    # Version 0.0.1 published
    scheduleId: 99c24a04-b82b-4366-b02b-4682fa405ead
  3. 出力でリストされたローカル reporters のいずれかのパスに移動し、実行されたテストに関する情報を確認します。たとえば Mac OSX では、​/var/folders/w5/_cc_5_z12pq3qnymf3f0zh840000gq/T/bat_report_20180226111256.html​ に移動します。

  4. Exchange に移動し、​bat schedule endpoint​ コマンドで指定した監視 URL に従って名前が付けられたアセットを参照します。この例では ​http://www.example.com​ です。

  5. テストのスケジュールをリストします。

    bat schedule list [--profile=<value>]

  6. Cron 式を使用して、テストが繰り返し実行されるようにスケジュールします。たとえば、テストを 1 か月間、毎日午後 12:00 に実行します。

    bat schedule create --cron="0 0 12 1/1 * ? *"

次に、テストレポートを設定して表示します。

場所別のスケジュール間隔の制限

非公開の場所で実行するスケジュールの最小間隔は常に 5 分です。

公開された場所で実行するスケジュールの最小間隔は、保有しているスケジュールのエンタイトルメント数または API 監視のエンタイトルメント数に応じて異なります。5 個を超える場合、制限は 5 分です。それ以外の場合、制限は 15 分です。

公開 API は非公開の場所からテストできるため、この制限は API が公開であるか非公開であるかではなく、場所の種別に基づきます。

場所種別 エンタイトルメント数 アカウント種別 許可される間隔時間

Public (公開)

5 以下

Developer (開発者)

15 分

Public (公開)

5 以下

Other (その他)

15 分

Public (公開)

5 を超える

Developer (開発者)

15 分

Public (公開)

5 を超える

Other (その他)

5 分

Private (非公開)

任意の数

なし

5 分