アプリケーションアラートの設定

アラート​は、アプリケーションが期待どおりに動作しているかどうかを示します。CloudHub 2.0 にデプロイされているアプリケーション用に、​Runtime Manager​ でアラートを作成できます。

Anypoint Monitoring で、メッセージ数や CPU 使用率などのアプリケーションメトリクスに焦点を絞った基本アラートを作成することもできます。​基本アラートの作成​に関する詳細な案内については、Anypoint Monitoring ドキュメントを参照してください。

アラートのレート制限

Anypoint Platform では、アラートをトリガーする頻度を決定するレート制限が適用され、過度なメール送信を回避します。組織あたり 2.5 秒ごとに 1 つのアラート通知メールが送信されるというレート制限があります。

この制限は、組織、環境、アラート (名前または ID)、アプリケーションの組み合わせで適用されます。

始める前に

  • デフォルト環境 (プロファイルで定義されています) に「Read Application (アプリケーションの参照)」権限が付与されていることを確認します。

カスタムアラートの作成

Runtime Manager で、カスタム通知をアラートにバインドします。

  1. Anypoint Platform から ​[Runtime Manager]​ を選択します。

  2. ナビゲーションメニューで ​[Alerts (アラート)]​ をクリックします。

  3. 青色のプラス記号 (​+​) をクリックして新しいアラートを作成します。

  4. [Create an Alert (アラートを作成)]​ ページで、カスタムアラートを設定して ​[Submit (送信)]​ をクリックします。

    Name (名前)

    カスタムアラートのわかりやすい名前を入力します。

    Severity level (重要度レベル)

    アラートに適用する重要度レベルを選択します。

    • Critical (重大)

    • Warning (警告)

    • Info (情報)

    Source (提供元)

    アラートの提供元の ​[Application (アプリケーション)]​ を選択します。

    Application type (アプリケーション種別)

    [CloudHub 2.0 and RTF Applications (CloudHub 2.0 および RTF アプリケーション)]​ を選択します。

    アプリケーション数

    カスタムアラートをトリガーするために設定したフローが含まれるアプリケーションを選択します。

    Condition (条件)

    次のいずれかを選択します。

    • Deployment success (デプロイメントに成功しました): アプリケーションがデプロイされて実行されています。

    • Deployment failure (デプロイメントに失敗しました): アプリケーションをデプロイできません。この条件は、アプリケーションがデプロイメントループに陥っている場合ではなく、失敗した場合にのみトリガーされます。

    Subject (件名)

    通知メールに付ける件名を入力します。

    Message (メッセージ)

    通知に含めるカスタムメッセージを入力します。

    Recipients (受信者)

    通知受信者のメールアドレスを入力します。

    アラートの ​[Subject (件名)]​ 項目と ​[Message (メッセージ)]​ 項目では変数を使用できます。 アラートでの変数の使用については、​「アラート変数」​を参照してください。

アラートをトリガーすると、指定された受信者はアプリケーションに追加したカスタムメッセージが含まれるメールを受信します。