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Monitoring API Managerアプリケーションまたはサーバのイベントが発生したときにメール通知を送信するアラートをセットアップできます。
Runtime Manager には、次のような一般的なイベントの通知をトリガするいくつかの標準アラートタイプが用意されています。
指定した期間内に特定の数を超えるイベントがアプリケーションで処理された。
デプロイメントが成功または失敗で完了した。
ワーカー監視システムにより、CloudHub にアプリケーションのワーカーの問題について通知された。
サーバが切断または削除された。
CloudHub にデプロイされているアプリケーションのカスタムアラートを作成することもできます。 カスタムアラートは、CloudHub 用 Anypoint Connector (CloudHub Connector) を使用してアプリケーションから Runtime Manager コンソールに通知が送信されるとトリガされます。 詳細は、「カスタムアプリケーションアラート」を参照してください。
Runtime Manager アラートでは 30 日間のアラート履歴が保持されます。
Anypoint Platform では、アラートをトリガする頻度を決定するレート制限が適用され、過度なメール送信を回避します。 レート制限は、次の要素によって決まります。
CloudHub カスタムアプリケーションアラート
CloudHub Connector を使用して通知およびアラートをトリガする場合、IP アドレスあたりのカスタムアプリケーションアラートは 5 件/秒に制限されます。 この制限は IP アドレスごとに適用されます。 アプリケーションで複数のワーカーが使用されている場合、制限はアプリケーションに割り当てられているワーカーの数で乗算されます。
メールをトリガするカスタム通知は、メール通知のレート制限の影響も受けます。
アラートメール (CloudHub とオンプレミス)
標準アラートとカスタムアラートの両方で、組織あたり 2.5 秒ごとに 1 つのアラート通知メールが送信されるというレート制限があります。 この制限は、組織、環境、アラート (名前または ID)、リソース (アプリケーション、サーバ、サーバグループ、クラスタ) の組み合わせで適用されます。
アラートを作成する手順は、次のとおりです。
Runtime Manager の左側のナビゲーションペインで [Alerts (アラート)] をクリックします。
アラートがセットアップされていない場合、次のように表示されます。
アカウントにすでに関連付けられたアラートがある場合、次のように表示されます。
青いプラス (+) アイコンをクリックしてアラートを作成します。
必須項目に入力します。
Name (名前)
アラートの一意のわかりやすい名前。
[Name (名前)] は 256 文字に制限されます。
Severity level (重要度レベル)
アラートの重要度: [Critical (重大)]、[Warning (警告)]、[Info (情報)]。
提供元
アラートの提供元: アプリケーションまたはサーバ。
この項目は Anypoint Platform アカウントでローカルサーバがサポートされている場合のみ表示されます。
Application type (アプリケーション種別)
提供元が [Applications (アプリケーション)] の場合、アプリケーションは CloudHub またはローカルサーバにデプロイされています。Runtime Fabric アプリケーションアラートは、Anypoint Monitoring を使用した場合のみサポートされます。
CloudHub にデプロイされているアプリケーションとローカルサーバにデプロイされているアプリケーションの両方に適用されるアラートは作成できません。 各デプロイメント種別に個別のアラートを作成する必要があります。
Server type (サーバ種別)
提供元が [Servers (サーバ)] の場合、サーバの種別は 1 つのサーバ、サーバグループ、またはクラスタです。
メニューでサーバが使用できない場合、「サーバ、サーバグループ、クラスタ」を参照してください。
[Applications (アプリケーション)] または [Servers (サーバ)]
アラートを適用するアプリケーションまたはサーバ。
Conditional (条件)
アラートをトリガする条件。
使用可能なオプションは、アラートのリンク先 (サーバ、CloudHub で実行されているアプリケーション、ローカルで実行されているアプリケーション) によって異なります。 一部の条件では、追加のデータが必要です。 アラート条件を参照してください。
Subject (件名)
アラートがトリガされたときのアラートメールの件名。
件名には変数を含めることができます。 アラート変数を参照してください。
メッセージ
アラートがトリガされたときに送信されるメールの本文テキスト。 メッセージ本文には変数を含めることができます。 アラート変数を参照してください。
Recipients (受信者)
メールの受信者。
最大 20 個のプラットフォームユーザ ID を選択し、最大 20 個のメールアドレスを入力できます。
[Create Alert (アラートを作成)] をクリックします。
アラート条件を満たすイベントが発生すると、Runtime Manager によって次のようなメールが送信されます。
アラートの提供元に応じて異なる条件を選択できます。
条件には、Deployment success
のような単純な成功または失敗の通知もあります。
フォームに新しい項目として表示されるパラメータを定義する必要のあるより複雑な通知もあります。
CloudHub にデプロイされているアプリケーションの場合、次のアラート条件が適用されます。
アプリケーションを実行している CloudHub ワーカーの CPU 使用量が指定した期間の割合を上回ったか下回った。
この条件を有効にするには、アラートをトリガする割合と期間を指定します。
このアラートは、条件が変更された場合のみ再トリガされます。 |
カスタム通知に指定したテキストが含まれる。
この条件を有効にするには、Mule アプリケーションで CloudHub Connector から通知テキストを指定します。 いずれかの通知のテキストが指定した文字列に一致すると、アラートが送信されます。 詳細は、「カスタムアプリケーションアラート」を参照してください。
任意の種別のイベントの件数が指定した期間のしきい値を超えた。
この条件を有効にするには、アラートをトリガする容量のしきい値と期間を指定します。 このアラート条件は、アプリケーションで追跡しているイベントによって異なります。 詳細は「ビジネスイベント」を参照してください。
アプリケーションを実行している CloudHub ワーカーに割り当てられている合計メモリ (JVM 自体によってコンシュームされるメモリを含む) の割合が指定した期間の制限を上回ったか下回った。
この条件を有効にするには、アラートをトリガする割合と期間を指定します。
このアラートは、条件が変更された場合のみ再トリガされます。 |
CloudHub にデプロイされているアプリケーションの次のアラートには追加のパラメータが必要ありません。
Deployment failed (デプロイに失敗しました)
Deployment success (デプロイメントに成功しました)
Secure data gateway connected (ソースデータゲートウェイが接続されました)
Secure data gateway disconnected (ソースデータゲートウェイが切断されました)
Worker not responding (ワーカーが応答していません)
ローカルサーバにデプロイされているアプリケーションの場合、次のアラート条件が適用されます。
Mule Runtime サーバによって報告される 1 分間のメッセージングエラー数が指定した制限に達した。 報告されるエラー数は、アプリケーションのエラー処理設定によって異なります。 Mule エラーについては、「Mule エラー」を参照してください。
この条件を有効にするには、アラートをトリガする 1 分あたりのエラー数を指定します。
アプリケーションが開始されてからの Mule メッセージ数が指定した制限に達した。
この条件を有効にするには、アラートをトリガする Mule メッセージ数を指定します。
応答時間が指定した制限に達した。
この条件を有効にするには、アラートをトリガする最大応答時間を指定します。
ローカルサーバにデプロイされているアプリケーションの次のアラートには追加のパラメータが必要ありません。
Application undeployed (アプリケーションがデプロイされていません)
Deployment failure (デプロイメントに失敗しました)
Deployment success (デプロイメントに成功しました)
使用可能なアラートイベントは、サーバ種別によって異なります。 次のアラートは、すべての提供先種別 (サーバグループおよびクラスタのサーバおよびノード) で使用できます。
アプリケーションを実行しているサーバの CPU 使用量が指定した期間の割合を上回ったか下回った。
この条件を有効にするには、アラートをトリガする CPU の割合と期間を指定します。
サーバの平均処理負荷が指定した期間の量を上回ったか下回った。
この条件を有効にするには、アラートをトリガする平均負荷と期間を指定します。
Windows 環境では、この情報が提供されないため、このメトリクスを使用できません。 |
サーバの合計メモリ使用量 (MB) が指定した期間の量を上回ったか下回った。
この条件を有効にするには、アラートをトリガするメモリ使用量と期間を指定します。
JVM のスレッド数が指定した期間のレベルを上回ったか下回った。
この条件を有効にするには、アラートをトリガするスレッド数と期間を指定します。
次のアラートは、対象種別 (サーバ、サーバグループ、クラスタ) によって異なり、追加パラメータが必要になります。
Agent version changed (エージェントのバージョンが変更されました)
Runtime version changed (ランタイムのバージョンが変更されました)
Server connected (サーバが接続されました)
Server deleted (サーバが削除されました)
Server disconnected (サーバが切断されました)
Server Group connected (サーバグループが接続されました)
Server Group deleted (サーバグループが削除されました)
Server Group disconnected (サーバグループが切断されました)
Server Group’s node connected (サーバグループのノードが接続されました)
Server Group’s node disconnected (サーバグループのノードが切断されました)
Server added to Server Group (サーバグループにサーバが追加されました)
Server removed from Server Group (サーバグループからサーバが削除されました)
Cluster connected (クラスタが接続されました)
Cluster deleted (クラスタが削除されました)
Cluster disconnected (クラスタが切断されました)
Cluster presents visibility issues (クラスタに表示の問題が発生しました)
Cluster’s node connected (クラスタのノードが接続されました)
Cluster’s node disconnected (クラスタのノードが切断されました)
Server added to Cluster (クラスタにサーバが追加されました)
Server removed from Cluster (クラスタからサーバが削除されました)
アラートメールの [Subject (件名)] 項目と [Message (メッセージ)] 項目で次の変数を使用できます。 各変数の説明については、「変数定義」を参照してください。
アラートタイプ | アラート | 該当する変数 |
---|---|---|
All Alerts (すべてのアラート) |
|
|
CloudHub App Alerts (CloudHub アプリケーションアラート) |
CPU usage - CloudHub (CPU 使用量 - CloudHub) |
|
Memory usage - CloudHub (メモリ使用量 - CloudHub) |
||
Custom application notification (カスタムアプリケーション通知) |
|
|
Deployment failed (デプロイに失敗しました) |
|
|
Deployment success (デプロイメントに成功しました) |
|
|
Worker not responding (ワーカーが応答していません) |
||
Exceeds event traffic threshold (イベントトラフィックしきい値を超過しています) |
|
|
Hybrid App Alerts (ハイブリッドアプリケーションアラート) |
All Hybrid App Alerts (すべてのハイブリッドアプリケーションアラート) |
|
Number of Mule messages (Mule メッセージ数) |
|
|
Number of errors (エラー数) |
||
Response time (応答時間) |
||
Server Alerts (サーバアラート) |
All Server Alerts (すべてのサーバアラート) |
|
Agent version changed (エージェントのバージョンが変更されました) |
|
|
Runtime version changed (ランタイムのバージョンが変更されました) |
||
Server CPU usage (サーバの CPU 使用量) |
|
|
Server Load average (サーバ負荷の平均) |
||
Server Memory average (サーバメモリの平均) |
||
Server Thread count (サーバスレッド数) |
||
Server Group Alerts (サーバグループアラート) |
All Server Group Alerts (すべてのサーバグループアラート) |
|
Server Group’s node CPU usage (サーバグループのノード CPU 使用量) |
|
|
Server Group’s node Load average (サーバグループのノード負荷の平均) |
||
Server Group’s node Memory usage (サーバグループのノードメモリ使用量) |
||
Server Group’s node Thread count (サーバグループのノードスレッド数) |
||
Server Group’s node connected (サーバグループのノードが接続されました) |
|
|
Server Group’s node disconnected (サーバグループのノードが切断されました) |
||
Server added to Server Group (サーバグループにサーバが追加されました) |
||
Server removed from Server Group (サーバグループからサーバが削除されました) |
||
Cluster Alerts (クラスタアラート) |
All Cluster Alerts (すべてのクラスタアラート) |
|
Cluster’s node CPU usage (クラスタのノード CPU 使用量) |
|
|
Cluster’s node Load average (クラスタのノード負荷の平均) |
||
Cluster’s node Memory usage (クラスタのノードメモリ使用量) |
||
Cluster’s node Thread count (クラスタのノードスレッド数) |
||
Cluster’s node disconnected (クラスタのノードが切断されました) |
|
|
Cluster’s node connected (クラスタのノードが接続されました) |
|
|
Server added to Cluster (クラスタにサーバが追加されました) |
||
Server removed from Cluster (クラスタからサーバが削除されました) |
変数 | 定義 |
---|---|
|
クラスタの名前 |
|
アラートをトリガするメトリクスの現在の値 |
|
上回るまたは下回る |
|
サーバグループの名前 |
|
アラートに関する詳細を検索する場所 |
|
サーバグループまたはクラスタのノードの名前 |
|
アラートをトリガする通知のメッセージ |
|
アラートをトリガする項目の名前
|
|
エージェントまたはランタイムの新しいバージョン番号 |
|
エージェントまたはランタイムの以前のバージョン番号 |
|
|
|
ノードの親クラスタのアラートに関する詳細を検索する場所 |
|
アラートをトリガするノードの親クラスタのリソース (サーバやアプリケーションなど) の名前 |
|
測定する期間。 |
|
期間の単位。 |
|
アラートをトリガする通知の優先度 |
|
アラートをトリガする項目の名前
|
|
アラートの重要度。 |
|
実行中や切断済みなど、アラートをトリガするリソースの状態 |
|
アラートをトリガする期間での数 |
|
アプリケーションで定義された、または Mule によって割り当てられたトランザクション ID |
|
Anypoint Platform ユーザ名 |
|
要素に関連付けられている値 |
Runtime Manager のアラートにアクセスする方法はいくつかあります。
アカウントに関連付けられたすべてのアラートを表示するには、左側のナビゲーションペインで [Alerts (アラート)] をクリックします。
このページから、次の操作ができます。
アラートを作成する。
アラート目ーで文字列を検索する。
提供元、条件、重要度、状況で表示されるアラートを絞り込む。
アラート名をクリックしてその設定を変更する。
アラートを選択して詳細ペインにその状況、設定、履歴を表示する。
アプリケーションまたはサーバに関連付けられたアラートを表示する手順は、次のとおりです。
[Applications (アプリケーション)] または [Servers (サーバ)] のリストで、アプリケーションまたはサーバの [Status (状況)] 列をクリックします。
詳細ペインで [View Associated Alerts (関連付けられたアラートを表示)] リンクをクリックします。
サーバ、サーバグループ、またはクラスタ、またはローカルサーバにデプロイされているアプリケーションのアラート履歴を表示する手順は、次のとおりです。
[Applications (アプリケーション)] または [Servers (サーバ)] のリストで、アプリケーション名またはサーバ名をクリックします。
左側のナビゲーションペインで、[Settings (設定)] をクリックします。
[Alerts History (アラート履歴)] タブをクリックします。
[Alerts (アラート)] ページからアラートを管理するには、リストで 1 つ以上のアラートを選択して、詳細ペインでアクションを選択します。
Anypoint Platform のすべてのユーザは、アラートを作成する権限がなくても、アラートをオンまたはオフに切り替えて、メールアラートを送信するかどうかを制御できます。
アラートの状態を変更すると、そのアラートのメール通知を受信するすべてのユーザにその変更が適用されます。
アラートをオフにするには、切り替えスイッチをクリックします。
[Active (有効)] 列の値が [Yes (はい)] から [No (いいえ)] に変更されます。
アラートをオンにするには、切り替えスイッチをクリックします。
[Active (有効)] 列の値が [No (いいえ)] から [Yes (はい)] に変更されます。
1 つ以上のアラートを選択し、詳細ペインの [Duplicate (重複)] アイコンをクリックします。
Runtime Manager によってアラートのコピーが作成され、元のアラートの名前に -copy
が付加されます。
1 つ以上のアラートを選択し、詳細ペインの [Delete (削除)] (ごみ箱) アイコンをクリックします。
要求されたら、[OK] をクリックして削除を確定します。