サーバープロパティの設定

Runtime Manager では、Mule 環境のプロパティを表示および設定することができます。Runtime Manager には、カスタムプロパティと検出されたプロパティが表示されます。

カスタムプロパティ

カスタムプロパティを使用して、Mule インスタンスの JVM コンテナによって使用されるプロパティを定義できます。カスタムプロパティはキー/値ペアとして定義されます。

検出されたプロパティ

検出されたプロパティは、Mule インスタンスのリモート環境によって定義されるプロパティです。これらのプロパティは次のとおりです。

  • JVM 引数

  • 環境プロパティ

  • システムプロパティ

Runtime Manager では、リモートサーバーの ​System​ Java クラスを照会する Runtime Manager エージェントからこれらのプロパティの値を取得します。

リモートサーバープロパティの自動検出はデフォルトで無効になっています。この機能を使用するには、​[Enable Auto-Discovery (自動検出を有効化)]​ をクリックします。この機能を有効にした後、Runtime Manager ではこれらのプロパティの暗号化されたものが内部データベースに保存されます。

この機能を完全に無効化することで、Runtime Manager が検出したプロパティを保存することを禁止できます。MuleSoft カスタマーサクセス担当者にお問い合わせください。

サーバープロパティの表示

検出されたプロパティを表示する手順は、次のとおりです。

  1. Anypoint Platform から ​[Runtime Manager]​ を選択します。

  2. [Servers (サーバー)]​ タブをクリックします。

  3. [Type (種別)]​ 列をクリックして詳細ペインを表示します。

  4. [Manage Server (サーバーを管理)]​、​[Manage Group (グループを管理)]​、または ​[Manage Cluster (クラスターを管理)]​ をクリックします。

  5. [Settings (設定)]​ ページで ​[Properties (プロパティ)]​ タブをクリックします。

  6. [Custom Properties (カスタムプロパティ)]​ または ​[Discovered Properties (検出されたプロパティ)]​ をクリックします。

    検出されたプロパティが表示されるようにするには、​[Discovered Properties (検出されたプロパティ)]​ を選択してから ​[Enable Auto-Discovery (自動検出を有効化)]​ をクリックします。

    *[Discovered Properties (検出されたプロパティ)] ボタンと [Enable Auto-Discovery (自動検出を有効化)] ボタン
    Figure 1. [Properties (プロパティ)]​ タブの ​[Discovered Properties (検出されたプロパティ)]​ ボタンと ​[Enable Auto-Discovery (自動検出を有効化)]​ ボタンが表示された画面。

    サーバーのプロパティを自動検出するには、サーバーの状況が [Running (実行中)] になっている必要があります。

    [Properties (プロパティ)]​ タブでは以下を行うことができます。

    • プロパティを検索する。

    • 新しいプロパティを作成する。

    • 既存のプロパティを編集する。