Studio 外でのデバッグ

このバージョンの Mule は、拡張サポートが終了する 2023 年 5 月 2 日にその すべてのサポート​が終了しました。

このバージョンの Mule を使用する CloudHub には新しいアプリケーションをデプロイできなくなります。許可されるのはアプリケーションへのインプレース更新のみになります。

標準サポートが適用されている最新バージョンの Mule 4 にアップグレード​することをお勧めします。これにより、最新の修正とセキュリティ機能強化を備えたアプリケーションが実行されます。

Anypoint Studio で Mule アプリケーションのトラブルシューティングを行うには、​Studio ビジュアルデバッガー​を使用できます。. これを使用すると、ブレークポイントを設定して実行を停止し、イベントを確認できます。

Studio 外で Mule アプリケーションを作成する場合は、MUnit を使用してアプリケーションをテストするか、リモートデバッグをアクティブ化することができます。

MUnit を使用したアプリケーションのテスト

MUnit とは Mule アプリケーションテストフレームワークであり、インテグレーションおよび API の自動テストをビルドできます。完全なインテグレーションおよびユニットテスト機能が提供され、継続的なデプロイメント環境とのインテグレーション用に Maven および Surefire と完全に統合されています。

詳細は MUnit のドキュメントを参照してください。

リモートデバッグのアクティブ化

次の Linux の例のように、​-debug​ オプションを使用して Mule を開始し、リモートデバッグをアクティブ化することができます。

$MULE_HOME/bin/mule -debug

このオプションを使用すると、Mule は通常どおりに開始され、次のメッセージがコンソールに記録されます。

Listening for transport dt_socket at address: 5005

これで Mule をポート 5005 でリモートでデバッグできます。以下の手順に従って。Mule をデバッグします。

  1. Eclipse にアクセスし、​[Run (実行)] > [Debug Configurations (デバッグ設定)]​ メニューを選択します。ここで、ポート 5005 を使用する ​[Remote Java Application (リモート Java アプリケーション)]​ 設定を作成します。

  2. 設定パネルの 2 番目のタブで、Mule ローカルインスタンスのソースコードを外部アーカイブとして追加します。

  3. 設定画面の右下隅にある ​[Debug (デバッグ)]​ ボタンをクリックします。ローカルの Mule インスタンスがその起動シーケンスを再開し、これでアプリケーションをステップごとにデバッグできます。

5005 以外のポートを使用する場合は、Mule のデバッグ手順を実行する前に Mule 起動スクリプト内の ​JPDA_OPTS​ プロパティファイルを変更します。