Studio でのカバー率の使用

Anypoint Studio からカバー率レポートを実行できます。

カバー率レポートの有効化

下記画像の [Coverage (カバー率)] ボタンをクリックすると、テストの対象となっているフロー、およびそれらのフロー内の イベントプロセッサの割合が表示されます。

using munit coverage in anypoint studio

[Overall Coverage (全体のカバー率)] の値は、MUnit テストによって実行された Mule アプリケーションイベントプロセッサの割合を表します。

[Generate Report (レポートの生成)] ボタンをクリックすると、MUnit テストに含まれていた Mule 設定ファイルによって含まれるフローとイベントプロセッサの詳細を表示するレポートを取得できます。

munit coverage report in anypoint studio
説明

Resource (リソース)

Mule 設定ファイルの名前。

Containers (コンテナ)

Mule 設定ファイル内のフロー数。

Weight (加重)

この項目は、設定ファイル内に含まれるアプリケーションの量を表します。
ドキュメント内のイベントプロセッサの総数と Mule 設定ファイルに含まれるイベントプロセッサの 数の割合として計算されます。

Coverage (カバー率)

この項目は、MUnit テストで実行された Mule 設定ファイル内のイベントプロセッサの割合を 表します。

さらに、各リソースをクリックすると、そのリソースで実行されたイベントプロセッサのより具体的な詳細レポートを取得できます。

munit granular coverage report in anypoint studio
説明

Name (名前)

コンテナの名前。

Type (型)

コンテナの種別。

Covered Processors (カバーされるプロセッサ)

MUnit テスト中に実行されたコンテナ内のプロセッサ。

Processors (プロセッサ)

コンテナ内のプロセッサの総量。

Coverage (カバー率)

この項目は、MUnit テストで実行されたコンテナ内のイベントプロセッサの割合を表します。

カバー率レポートの無効化

これを選択した場合、カバー率計算をプロジェクトの実行設定から無効にできます。

Package Explorer 内を右クリックし​、[Run As (別のユーザとして実行)]​、​[Run Configurations…​ (設定の実行…​)]​ の順に選択します。MUnit 実行設定ファイルを選択してスイートの設定にアクセスし、[Coverage Settings (カバー率設定)] の下にある [Run coverage (カバー率を実行)] オプションをオフにします。

disable munit coverage in anypoint studio