プロセス評価

プロセス評価は、実際のビジネスプロセスを自動化する場合の利点と実行可能性から構成されます。

自動化するプロセスの候補を提案するには、設定済みの条件に基づいて候補を評価します。

プロジェクトマネージャーまたはセンターオブエクセレンスのメンバーとして、自動化の候補であるプロセスを承認します。

はじめに

検討事項

  • 組織ではどのようなプロセスを使用しているか?

  • 誰がプロセスについて責任を負っているか?

  • プロセスを評価するために必要で適切な条件は何か?

  • どのようにすればこれらの条件を明確かつ包括的に説明できるか?

  • プロセスを評価するためのデータをどこから取得するか?

  • プロセスの自動化にはどのようなシステムとデータが必要か?

準備

User Management​ モジュールで、関与するユーザーに必要な権限とプロパティを付与します。 必要なシステムを準備したら、プロセスの自動化に必要なアプリケーション、ログイン情報、グローバル変数を ​Process Automation​ モジュールで定義します。

設定

  1. [評価条件]​ ビューで、プロセスを評価するための追加の条件を作成します。

  2. [評価テンプレート]​ ビューで、特定のプロセス種別を評価するために必要な条件を編纂します。

評価

[プロセス評価]​ ビューで、各プロセス用のテンプレートに基づいて評価を作成します。

自動化

自動化するプロセスを選択して、実装をプロジェクトマネージャーまたはセンターオブエクセレンスに委任します。

管理

自動化プロジェクトを ​Process Automation​ モジュールの ​[プロセス管理]​ ビューで管理します。

定義

プロセス候補

プロセス候補​は、プロセス評価で自動化を提案する実際のビジネスプロセスです。

プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャー​は、すべての自動化フェーズでプロセスの自動化について責任を負います。

センターオブエクセレンス

あるユーザーグループのユーザーが自動化の特定部分に必要な能力をすべてカバーしている場合、そのグループは​センターオブエクセレンス (CoE)​ と呼ばれます。センターオブエクセレンスとして明確に指定されているユーザーグループのみが、プロセス自動化タスクを受け入れることができます。