Flex Gateway新着情報
Governance新着情報
Monitoring API ManagerSAP Connector の基本設定を完了したら、詳細設定の変更や拡張プロパティの定義など、追加の設定タスクを実行できます。
キャンバスの下部にある [Global Elements (グローバル要素)] タブをクリックします。
[Create (作成)] をクリックします。
[Connector Configuration (コネクタ設定)] を展開し、[SAP Inbound (SAP インバウンド)] または [SAP Outbound (SAP アウトバウンド)] を選択して、[OK] をクリックします。
[Global Element Properties (グローバル要素のプロパティ)] 画面の上部にある [Advanced (詳細)] タブをクリックします。
[General (一般)] セクションで、[Max Idle time (最大アイドル時間)] を設定します。
[Expiration policy (有効期限ポリシー)] を選択します。
[Max Idle time (最大アイドル時間)] に値を入力し、[Time Unit (時間単位)] を追加します。
[OK] をクリックします。
項目 | 型 | 説明 | デフォルト値 |
---|---|---|---|
Expiration Policy (有効期限ポリシー) |
ExpirationPolicy |
動的設定インスタンスがアイドル状態を続けられる最小時間を設定します。この時間が経過すると、Runtime で期限切れに相当するとみなされます。これは、インスタンスが有効期限の対象となった瞬間にプラットフォームでそのインスタンスが期限切れになるということではありません。必要に応じて、Runtime がインスタンスをパージします。 |
|
Max Idle time (最大アイドル時間) |
Number (数値) |
有効期限の対象とみなされるまで、動的設定インスタンスがアイドル状態を維持できる最大時間のスカラー時間値。 |
|
Time unit (時間単位) |
Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。
|
[Advanced (詳細)] 設定では、エンコード、バージョン、フラグ、形式、およびタイムアウトの各パラメーターを設定できます。
これらの項目値を変更するには、[Global Element Properties (グローバル要素のプロパティ)] 画面の上部にある [Advanced (詳細)] タブをクリックします。
項目 | XML 属性 | 説明 | デフォルト値 |
---|---|---|---|
Display Name (表示名) |
name (名前) |
Mule 設定で内部的に使用されるエンドポイントの参照名を設定します。 |
|
Encoding (エンコード) |
|
エンコードの正規名を設定します。 Oracle のサポートされるエンコード |
|
Default IDocument Version (デフォルトの IDoc バージョン) |
|
中間ドキュメント (IDoc) を送信する場合、バージョンを設定します。IDoc バージョンの値は、 |
|
Disable Function template cache flag ([関数テンプレートキャッシュを無効化] フラグ) |
|
関数テンプレートキャッシュを無効化するには、これを設定します。 |
|
Evaluate response flag ([応答を評価] フラグ) |
|
エラー応答で例外を発生させるのか、ユーザーが別の結果を使用してエラー応答を処理できるようにするのかを設定します。 |
|
Log trace flag ([トレースを記録] フラグ) |
|
トレースを Mule サーバーに記録するかどうかを設定します。 |
|
Use SAP format (SAP 形式の使用) |
|
同期リモート関数コール (sRFC) を使用してビジネスアプリケーションプログラミングインターフェース (BAPI) 関数を操作するときに SAP デフォルト形式を使用するには、これを設定します。 |
false |
拡張プロパティを使用すると、SAP アウトバウンド設定パラメーターを調整できます。
SAP Connector のグローバル要素の拡張プロパティを定義する手順は、次のとおりです。
[General (一般)] ペインの [Advanced (詳細)] タブに移動します。
ウィンドウの上部にある [Extended Properties (拡張プロパティ)] セクションを見つけます。
[Edit inline (インライン編集)] オプションを選択します。
[+] をクリックして、新しい拡張プロパティを追加します。
SAP で使用しているものと同じプロパティ名を使用します。
使用しているオペレーティングシステムに依存するシステム変数を設定し、PSE (パーソナルセキュリティ環境) を生成します。
次のコマンドを使用して cmd またはターミナルを開き、SAPCAR および SAP 暗号ライブラリを展開します。
`SAPCAR –xvf <name_of_the_file.SAR>
これによりフォルダーからファイルが抽出されます。
次の環境変数を設定します。* *この例では、ライブラリへのパスは「C:\Users\Administrator\Desktop\SNC」です。
SNC_LIB
SECUDIR = <Path_to_library>
LD_LIBRARY_PATH = <Path_to_library>\sapcrypto.dll
SSF_LIBRARY_PATH = <Path_to_library>\sapcrypto.dll
Windows の場合、sapcrypto.dll
の 64 ビットバージョンは別のパスにあり、SNC_LIB_64 という新しい変数に追加されています。
cmd またはターミナルで次のコマンドを使用して PSE を作成します。
sapgenpse gen_pse -v -p RFC.pse
このコマンドを実行する場合、後で使用するパスワードまたは PIN と、一意である必要がある識別名を入力する必要があります。STRUST ですでに使用されている名前があるかどうかを確認できます。
セッションユーザーが PSE にアクセスするために必要とするログイン情報を追加します。PSE は「sapgenpse seclogin -p RFC -O you_user」コマンドを使用して cred_v2 ファイルを作成します。
これで設定が完了したので、SAP の『例』を試すことができます。