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Monitoring API Manager認証に OAuth 2.0 SAML ベアラーアサーションを使用するには、SAP SuccessFactors 用 Anypoint Connector (SuccessFactors Connector) をバージョン 4.0.0 にアップグレードします。
開始バージョン | 終了バージョン |
---|---|
3.2.x |
4.0.0 |
SuccessFactors Connector 4.0 には、次の変更が含まれています。
SuccessFactors Connector 4.0 では、OAuth 2.0 SAML ベアラーアサーション認証がサポートされるようになりました。
ベアラー SAML アサーション認証を使用する OAuth 2.0 の実装は内部の mule-oauth-client
ライブラリに基づくため、このバージョンのコネクタでは Mule 4.2.x 以上を使用する必要があります。
エラー種別と例外処理がリファクタリングされました。
Mule のベストプラクティスに従うようにコネクタパッケージの名前が変更されました。
認証に OAuth 2.0 SAML ベアラーアサーションを使用することで提供されるセキュリティを利用するには、OAuth を使用して接続できるアプリケーションで SuccessFactors アカウントとインスタンスを設定する必要があります。
SAP SuccessFactors OData API では OAuth 2.0 の 2-legged 認証がサポートされます。OData API を使用して OAuth 2.0 認証用のアクセストークンを生成できます。
非公開キーを渡して署名付き SAML アサーションを生成するには、/oauth/idp
を使用します。
SAML アサーションでの署名用のトークンを渡すには、/oauth/token
を使用します。
認証にアクセストークンを使用して、OData API にアクセスするには、/odata/v2
を使用します。
アクセストークンを API に渡して、アクセストークンがまだ有効であることを確認するには、/oauth/validate
を使用します。
トークンは生成されてから 24 時間のみ有効です。
アップグレードを実行する前に、復元する必要がある場合に備えて、ファイル、データ、および設定のバックアップを作成する必要があります。
以下の手順でアップグレードを実行します。
Anypoint Studio で、Mule プロジェクトを作成します。
[Mule Palette (Mule パレット)] ビューで、[Search in Exchange (Exchange 内を検索)] をクリックします。
[Add Dependencies to Project (連動関係をプロジェクトに追加)] で、検索項目に「successfactors
」と入力します。
[Available modules (使用可能なモジュール)] で、[SuccessFactors] を選択して [Add (追加)] をクリックします。
[Finish (完了)] をクリックします。
Mule プロジェクトの pom.xml
ファイルで SAP SuccessFactors Connector の連動関係のバージョンが 4.0.0
であることを確認します。
Studio はコネクタを自動的にアップグレードします。
コネクタの最新バージョンをインストールしたら、次の手順に従ってアップグレードを確認します。
Studio の [Problems (問題)] または [Console (コンソール)] ビューでエラーがないことを確認します。
プロジェクトの pom.xml
ファイルに問題がないことを確認します。
接続をテストして、操作が機能することを確認します。
パラメーターのキャッシュおよびメタデータのキャッシュで問題がある場合、Anypoint Studio の再起動をお試しください。
前のバージョンの SAP SuccessFactors Connector に戻す必要がある場合、プロジェクトの pom.xml
で sap-successfactors-connector
連動関係バージョン 4.0.0
を前のバージョンに変更します。
Anypoint Studio でプロジェクトの pom.xml
を更新する必要があります。