Strings (dw::core::Strings)

このモジュールには、文字列を処理するためのヘルパー関数が含まれます。

このモジュールを使用するには、DataWeave コードにインポートする必要があります。その方法として、たとえば、行 ​import * from dw::core::Strings​ を DataWeave スクリプトの ヘッダーに追加します。

関数

名前 説明

appendIfMissing

text​ が ​suffix​ で終了していない場合、​text​ の末尾に ​suffix​ を追加します。

camelize

文字列内のアンダースコアに基づいて、キャメルケースの文字列を返します。

capitalize

文字列内の各単語の先頭を大文字にします。

charCode

入力文字列の最初の文字の Unicode を返します。

charCodeAt

指定されたインデックスの文字の Unicode を返します。

collapse

文字列を同じ文字ごとのサブ文字列に分けます。

countCharactersBy

文字列の各文字を反復処理する式が ​true​ を返す回数を数えます。

countMatches

文字列内の一致の数を数えます。

dasherize

文字列内のスペース、アンダースコア、キャメルケースをダッシュ (ハイフン) に置き換えます。

everyCharacter

文字列内の​すべて​の文字に対して条件が有効かどうかをチェックします。

first

文字列の先頭から文字列内の指定された文字数までの文字 (たとえば、文字列内の最初の 2 文字) を返します。

fromCharCode

指定された Unicode に一致する文字を返します。

hammingDistance

2 つの文字列間のハミング距離を返します。

isAlpha

text​ に Unicode 数字のみが含まれるかどうかを確認します。小数点は Unicode 数字ではないため、​false​ が返されます。

isAlphanumeric

text​ に Unicode 文字または数字のみが含まれるかどうかを確認します。

isLowerCase

text​ に小文字のみが含まれるかどうかを確認します。

isNumeric

text​ に Unicode 数字のみが含まれるかどうかを確認します。

isUpperCase

text​ に大文字のみが含まれるかどうかを確認します。

isWhitespace

text​ に空白のみが含まれるかどうかを確認します。

last

文字列の末尾から指定された文字数までの文字 (たとえば、文字列内の最後の 2 文字) までの文字を返します。

leftPad

目的のサイズ (​size​) になるように、指定された ​text​ の​​側に ​padText​ を埋め込みます。 デフォルトの ​padText​ は ​" "​ です。

levenshteinDistance

2 つの文字列間のレーベンシュタイン距離 (または編集距離) を返します。

lines

文字列からの行の配列を返します。

mapString

文字列のすべての文字に式を適用します。

ordinalize

数値を序数 (​1st​ や ​2nd​ など) として返します。

pluralize

単数形の文字列を複数形にします。

prependIfMissing

text​ が ​prefix​ で開始されていない場合、文字列の先頭にそのプレフィックスを追加します。

remove

文字列から指定されたパターンのすべての出現を削除します。

repeat

text​ を、指定された回数 (​times​) 繰り返します。

replaceAll

リテラル検索文字列に一致するすべてのサブ文字列を指定された置換文字列に置き換えます。

reverse

文字列内の文字の順序を反転させます。

rightPad

目的のサイズ (​size​) になるように、指定された ​text​ の​​側に ​padText​ を埋め込みます。 デフォルトの ​padText​ は ​" "​ です。

singularize

複数形の文字列を単数形に変換します。

someCharacter

文字列内の 1 つ以上の文字または空白スペースに対して条件が有効かどうかをチェックします。

substring

指定された ​from​ インデックスの文字から ​until​ インデックスの前の最後の文字までのサブ文字列を返します。

substringAfter

区切り文字の最初の出現位置より後にあるサブ文字列を取得します。区切り文字は返されません。

substringAfterLast

区切り文字の最後の出現位置より後にあるサブ文字列を取得します。区切り文字は返されません。

substringBefore

区切り文字の最初の出現位置より前にあるサブ文字列を取得します。区切り文字は返されません。

substringBeforeLast

区切り文字の最後の出現位置より前にあるサブ文字列を取得します。区切り文字は返されません。

substringBy

predicate​ 式が ​true​ を返すそれぞれの文字で文字列を分割します。

substringEvery

文字列を指定された長さに等しいサブ文字列の配列に分割します。

underscore

文字列内のハイフン、スペース、キャメルケースをアンダースコアに置き換えます。

unwrap

指定された ​text​ を ​wrapper​ テキストからラップ解除します。

withMaxSize

文字列長が指定された ​maxLength​ より長くないことを確認します。 文字列の長さが ​maxLength​ よりも長い場合、関数では文字列長が長さ制限を満たすまで、文字が左から右に切り捨てられます。

words

文字列からの単語の配列を返します。

wrapIfMissing

指定された文字列の先頭または末尾から ​wrapper​ が欠落している場合、​text​ を ​wrapper​ でラップします。

wrapWith

指定された ​text​ を、指定された ​wrapper​ でラップします。