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Monitoring API ManagerAnypoint Studio (Studio) エディターは、Mule アプリケーション、プロパティ、および設定ファイルの設計と更新に役立ちます。
Studio でコネクタを追加および設定する手順は、次のとおりです。
「アプリケーションログの表示」で説明されているように、コネクタを実行するときに、アプリケーションログを表示して問題を確認できます。
Studio で初めてコネクタを設定する場合は、「Anypoint Studio を使用したコネクタの設定」を参照してください。このトピックを参照した後、コネクタ項目についての詳細情報が必要な場合は、「Email Connector リファレンス」を参照してください。
Studio で、コネクタを追加および設定する新しい Mule プロジェクトを作成します。
Studio で、[File (ファイル)] > [New (新規)] > [Mule Project (Mule プロジェクト)] を選択します。
Mule プロジェクトの名前を入力して、[Finish (完了)] をクリックします。
Email Connector を Mule プロジェクトに追加して、XML コードにコネクタの名前空間およびスキーマの場所を自動的に入力し、プロジェクトの pom.xml
ファイルに必須の連動関係を追加します。
[Mule Palette (Mule パレット)] ビューで、[(X) Search in Exchange ((X) Exchange 内を検索)] をクリックします。
[Add Dependencies to Project (連動関係をプロジェクトに追加)] ウィンドウで、検索項目に「email
」と入力します。
[Available modules (使用可能なモジュール)] で [Email Connector] をクリックします。
[Add (追加)] をクリックします。
[Finish (完了)] をクリックします。
Studio でコネクタを Mule プロジェクトに追加しても、Studio ワークスペースの他のプロジェクトはそのコネクタを使用できません。
ソースは、指定された条件が満たされたときにフローを開始します。 次の入力元のいずれかを設定して、Email Connector で使用できます。
On New Email - IMAP
IMAP メールボックスフォルダーからすべてのメールを取得してフローを開始します。ポーリングされた項目に対してウォーターマークを有効にできます。
On New Email - POP3
POP3 メールボックスフォルダーからすべてのメールを取得してフローを開始します。
[HTTP] > [Listener]
設定されたホストとポートで要求を受信するたびにフローを開始する
Scheduler
時間ベースの条件が満たされたときにフローを開始する
たとえば、On New Email - IMAP ソースを設定するには、次の手順を実行します。
[Mule Palette (Mule パレット)] ビューで、[Email (メール)] > [On New Email - IMAP] を選択します。
[On New Email - IMAP] を Studio キャンバスにドラッグします。
[On New Email - IMAP] 設定画面で、必要に応じて [Display Name (表示名)] 項目の値を変更します。
[Connector configuration (コネクタ設定)] 項目の横にあるプラス記号 (+) をクリックして、アプリケーション内のすべてのソースのインスタンスで使用できるグローバル要素を設定します。
[Email IMAP (メール IMAP)] ウィンドウの [Connection (接続)] で、この設定に指定する接続種別を選択します。
IMAP Connection (IMAP 接続)
IMAPS Connection (IMAPS 接続)
[General (一般)] タブで、コネクタの接続情報 ([Host (ホスト)]、[Port (ポート)]、[TLS configuration (TLS 設定)] など) を指定します。
[Advanced (詳細)] タブで、必要に応じてタイムアウト設定および再接続情報 (再接続戦略を含む) を指定します。
[OK] をクリックします。
[On New Email - IMAP] 設定画面の [General (一般)] セクションで、[Scheduling Strategy (スケジュール戦略)] を選択して、ポーリングをトリガーするスケジューラーを設定します。
フローにコネクタの操作を追加すると、そのコネクタで実行する特定の操作をすぐに定義できます。
Email Connector の操作を追加する手順は、次のとおりです。
[Mule Palette (Mule パレット)] ビューで [Email (メール)] を選択し、目的の操作を選択します。
その操作を Studio キャンバスの入力元の右にドラッグします。
コネクタを設定する場合、アプリケーション内のそのコネクタのすべてのインスタンスで使用できるグローバル要素を設定することをお勧めします。Email Connector のグローバル要素を設定するには、コネクタの操作でサポートされているプロトコルに基づいて設定を定義する必要があります。
Global Element Configuration (グローバル要素設定) | コネクタの操作/ソース |
---|---|
IMAP (Internet Message Access Protocol) |
|
POP3 (Post Office Protocol 3) |
|
SMTP (Simple Mail Transfer Protocol) |
|
たとえば、List POP3 操作の POP3 グローバル要素を設定する手順は、次のとおりです。
Studio キャンバスでコネクタの名前を選択します。
Studio キャンバスで [List POP3] 操作を選択します。
操作の [List POP3] 設定画面で、[Connector configuration (コネクタ設定)] 項目の横にあるプラス記号 (+) をクリックし、グローバル要素設定項目にアクセスします。 [Email POP3 (メール POP3)] ウィンドウの [Connection (接続)] で、この設定に指定する接続種別を選択します。
POP3 Connection (POP3 接続)
POP3S Connection (POP3S 接続)
[General (一般)] タブで、コネクタの接続情報 ([Host (ホスト)]、[Port (ポート)]、[TLS configuration (TLS 設定)] など) を指定します。
[Advanced (詳細)] タブで、必要に応じてタイムアウト設定および再接続情報 (再接続戦略を含む) を指定します。
[OK] をクリックします。
IMAPS、POP3S、および SMTPS プロトコル接続の場合、キーストアを証明書と共に提供することで、Transport Layer Security (TLS) を使用でき、メールを設定できます。また、トラストストアを指定することで双方向認証を有効にすることもできます。詳細は、「Email Connector リファレンス」と「キーストアとトラストストアを使用した TLS の設定」を参照してください。
問題を確認するため、アプリケーションログを次の方法で表示できます。
アプリケーションを Anypoint Platform から実行している場合、出力は Anypoint Studio のコンソールウィンドウに表示される。
コマンドラインから Mule を使用してアプリケーションを実行している場合、アプリケーションログは OS コンソールに表示される。
アプリケーションのログファイル (log4j2.xml
) でログファイルパスがカスタマイズされていない場合、デフォルトの場所 MULE_HOME/logs/<app-name>.log
でアプリケーションログを表示することもできます。