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Monitoring API ManagerAnypoint Studio (Studio) エディターは、Mule アプリケーション、プロパティ、および設定ファイルの設計と更新に役立ちます。
Studio でコネクタを追加および設定する手順は、次のとおりです。
「アプリケーションログの表示」で説明されているように、コネクタを実行するときに、リアルタイムでアプリケーションログを表示して問題を確認できます。
Studio で初めてコネクタを設定する場合は、「Anypoint Studio を使用したコネクタの設定」を参照してください。このトピックを参照した後、コネクタ項目についての詳細情報が必要な場合は、「Google BigQuery Connector リファレンス」を参照してください。
Studio で、コネクタを追加および設定する新しい Mule プロジェクトを作成します。
Studio で、[File (ファイル)] > [New (新規)] > [Mule Project (Mule プロジェクト)] を選択します。
Mule プロジェクトの名前を入力して、[Finish (完了)] をクリックします。
Google BigQuery Connector を Mule プロジェクトに追加して、XML コードにコネクタの名前空間およびスキーマの場所を自動的に入力し、プロジェクトの pom.xml
ファイルに必須の連動関係を追加します。
[Mule Palette (Mule パレット)] で、[(X) Search in Exchange ((X) Exchange 内を検索)] をクリックします。
[Add Dependencies to Project (連動関係をプロジェクトに追加)] で、検索項目に「google bigquery
」と入力します。
[Available modules (使用可能なモジュール)] で <Google BigQuery> をクリックします。
[Add (追加)] をクリックします。
[Finish (完了)] をクリックします。
Studio でコネクタを Mule プロジェクトに追加しても、Studio ワークスペースの他のプロジェクトはそのコネクタを使用できません。
ソースは、指定された条件が満たされたときにフローを開始します。 次のソースのいずれかを Google BigQuery Connector で使用するように設定できます。
On Table Row
ウォーターマークに基づいてテーブルのすべての行を返します。
HTTP リスナー
設定されたホストとポートで要求を受信するたびにフローを開始する
スケジューラー
時間ベースの条件が満たされたときにフローを開始する
たとえば、HTTP Listener ソースを設定する手順は、次のとおりです。
[Mule Palette (Mule パレット)] で、[HTTP] > [Listener] を選択します。
[Listener] を Studio キャンバスにドラッグします。
[Listener (リスナー)] 設定画面で、必要に応じて [Display Name (表示名)] 項目の値を変更します。
[Path (パス)] 項目の値を指定します。
[Connector configuration (コネクタ設定)] 項目の横にあるプラス記号 (+) をクリックして、アプリケーション内の HTTP Listener ソースのすべてのインスタンスで使用できるグローバル要素を設定します。
[General (一般)] タブで、コネクタの接続情報を指定します。
[TLS] タブで、必要に応じてコネクタの TLS 情報を指定します。
[Advanced (詳細)] タブで、必要に応じて再接続戦略を含む再接続情報を指定します。
[Test Connection (接続をテスト)] をクリックして、Mule が指定されたサーバーに接続できることを確認します。
[OK] をクリックします。
フローにコネクタの操作を追加するときは、そのコネクタで実行するアクションを指定しています。
Google BigQuery Connector の操作を追加する手順は、次のとおりです。
[Mule Palette (Mule パレット)] で、[Google BigQuery] を選択し、目的の操作を選択します。
その操作を Studio キャンバスの入力元の横にドラッグします。
コネクタを設定する場合、アプリケーション内のそのコネクタのすべてのインスタンスで使用できるグローバル要素を設定します。グローバル要素を設定するには、コネクタが対象の Google BigQuery システムにアクセスするために必要な認証ログイン情報を指定する必要があります。Google BigQuery Connector では JWT と OAuth2 がサポートされています。
Google BigQuery Connector のグローバル要素を設定するには、次の手順に従います。
Studio キャンバスで操作を選択します。
操作の [General (一般)] 設定画面で、[Add (追加)] アイコンをクリックして、グローバル要素設定項目にアクセスします。
[General (一般)] タブの [Connection (接続)] で、設定する認証方式を選択します。
ANT スタイルのプロパティプレースホルダーを含む設定ファイルを参照するか (推奨)、グローバル設定プロパティに認証ログイン情報を入力できます。プロパティプレースホルダーを使用する利点とその設定方法については、「Anypoint Connector 設定」を参照してください。
[Advanced (詳細)] タブで、必要に応じて再接続戦略を含む再接続情報を指定します。
[Test Connection (接続をテスト)] をクリックして、Mule が指定されたサーバーに接続できることを確認します。
[OK] をクリックします。
[Global Element Properties (グローバル要素のプロパティ)] 画面の [General (一般)] タブで次の情報を入力し、JWT 認証を設定します。
項目 | ユーザーアクション |
---|---|
名前 |
設定名を入力します。 |
Connection (接続) |
[JWT] を選択します。 |
Private Key Id (非公開キー ID) |
Google 接続アプリケーションの非公開キー ID を入力します。 |
Private Key (非公開キー) |
Google 接続アプリケーションの非公開キーを入力します。 |
Issuer (発行者) |
キーストアのパスワードを入力します。 |
次の画像は、JWT 認証の設定例を示しています。
最初の項目は、コネクタが JWT 認証を使用することを指定する場所を示しています。2 番目の項目は、JWT 認証に関連する項目を含む [General (一般)] タブを示しています。
OAuth 2.0 を使用して、ユーザーアカウントをホストするサービスにユーザー認証を委任します。詳細は、「コネクタの OAuth 2.0 の設定」または「CloudHub でのコネクタの OAuth 2.0 の設定」を参照してください。
グローバル要素設定画面の [General (一般)] タブで次の情報を入力し、OAuth2 認証を設定します。
項目 | ユーザーアクション |
---|---|
名前 |
設定名を入力します。 |
Connection (接続) |
|
Consumer Key (コンシューマーキー) |
サービスプロバイダーに登録されている OAuth コンシューマーキーを入力します。 |
Consumer Secret (コンシューマーシークレット) |
サービスプロバイダーに登録されている OAuth コンシューマーシークレットを入力します。 |
Listener Config (リスナー設定) |
アクセストークンコールバックエンドポイントで要求をリスンする HTTP リスナー設定を入力します。 |
Callback Path (コールバックパス) |
アクセストークンコールバックエンドポイントのパスを入力します。 |
Authorize Path (認証パス) |
OAuth ダンスをトリガーするローカル HTTP エンドポイントのパスを入力します。 |
次の画像は、OAuth2 認証の設定例を示しています。
最初の項目は、コネクタが OAuth2 認証を使用することを指定する場所を示しています。2 番目の項目は、OAuth2 認証に関連する項目を含む [General (一般)] タブを示しています。
Google BigQuery Connector のグローバル要素を設定したら、コネクタの他の必須項目を設定します。必須項目は、使用するコネクタ操作によって異なります。
問題を確認するため、アプリケーションログを次の方法で表示できます。
アプリケーションを Anypoint Platform から実行している場合、アプリケーションログ出力は Anypoint Studio のコンソールウィンドウに表示されます。
コマンドラインから Mule を使用してアプリケーションを実行している場合、アプリケーションログ出力はオペレーティングシステムのコンソールに表示されます。
アプリケーションのログファイル (log4j2.xml
) でログファイルパスがカスタマイズされていない場合、デフォルトの場所 MULE_HOME/logs/<app-name>.log
でアプリケーションログにアクセスすることもできます。ログパスは、アプリケーションログファイル log4j2.xml
で設定できます。