MCP Connector 0.1.0-BETA

MCP 用 Anypoint Connector (MCP Connector) では、Model Context Protocol (MCP) を使用して、MCP をサポートする AI クライアントが API、コネクタ、アプリケーションを呼び出して、それらと通信できるようにします。

MCP Connector は、 Salesforce.com の契約に関するページ​のベータサービス規約か、お客様が署名された Unified Pilot Agreement、および 「製品規約ディレクトリ」​の非正式リリースの生成 AI と非正式リリースのクレジット消費条件に従うベータコネクタです。外部システムまたはサービスでこのベータコネクタを使用すると Mule メッセージがコンシュームされます。このベータコネクタは、お客様独自の裁量で使用するものとします。

MCP Connector を使用して LLM アプリケーションを API に接続します。複雑なエンドポイントを持つ API は、エージェントクライアントに適した簡単かつアトミックなツールまたはリソースとして公開できます。重要なことは、エージェントのアクションにとって何が簡単で、繰り返し可能で、最適であるかを決定し、そこから始めることです。

MCP は、LLM アプリケーションと外部データ、サービス、およびツール間のシームレスなインテグレーションを可能にするオープンプロトコルです。MCP は、LLM とエージェントアプリケーションが一貫した方法で相互に (および既存のシステムと) 通信できるようにする新しい標準です。

MCP プロトコル:

  • AI に関連情報を提供することで AI の精度を強化し、応答の正確さを向上します。

  • 外部データまたはサービスへのアクセスを必要とする複雑なタスクを AI が管理できるようにします。

  • AI モデルと外部システム間の相互運用性を促進し、ワークフローへの統合を簡略化します。

MCP Connector:

  • Mule アプリケーション、コネクタ、カスタム API を、MCP をサポートする AI クライアント (Claude、Cursor、Windsurf など) で使用できるようにします。これにより、エージェントインターフェースを迅速かつシームレスに作成し、Mule API をこれらのクライアントに公開することができます。

  • MCP サーバーとクライアントの両方の機能を果たすことができる Mule アプリケーションを作成できます。結果の Mule MCP サーバーは Mule の内部で実行されます。つまり、独自のホスト環境を設定する必要はありません。Mule はエージェントのニーズにエンドツーエンドで対応します。

    • MCP サーバーとして機能する場合、MuleSoft を使用すると、AI クライアントは、MCP をネイティブにサポートしない既存の API 主導の投資、従来のシステム、SaaS アプリケーションを活用できます、

    • MCP クライアントとして機能する場合、MuleSoft では、エージェントが単にコレオグラフィ内の別のシステムになっているインテグレーションやオーケストレーションを構築できます。

  • Mule をオーケストレーションレイヤーとして使用することで、AI エージェントを既存のエンタープライズエコシステムに導入できます。 これにより、増大している AI エージェントエコシステムで Mule API とアプリケーションの機能を使用できます。

互換性と修正された問題については、「MCP Connector リリースノート」を参照してください。

始める前に

このコネクタを使用するには、以下に精通している必要があります。

  • Anypoint Connector

  • Mule Runtime Engine (Mule)

  • Mule フローの要素とグローバル要素

  • Anypoint Code Builder または Anypoint Studio を使用して Mule アプリケーションを作成する方法

アプリケーションを作成する前に、以下が必要です。

  • Java 17

  • Apache Maven

  • Anypoint Platform

  • 対象リソースに接続するためのログイン情報

  • Anypoint Code Builder または Anypoint Studio の最新バージョン

コネクタの一般的なユースケース

次に、コネクタの一般的なユースケースを示します。

  • カスタマーサービス

    AI エージェントを使用して、時間のかかるタスク (ケース履歴の確認、報告された問題の分析、関連情報の取得など) を処理することで、人間のエージェントの効率を高めます。

  • セールス

    プロスペクトの調査を加速し、カスタマイズした資料を生成し、契約書を作成することで、営業チームの成功を促進します。

  • マーケティング

    ソーシャルメディアコンテンツのドラフトの作成、市場調査の実施、キャンペーンパフォーマンスの分析に AI 主導のサポートを提供することでマーケティングチームを強化します。

接続種別

  • SSE クライアント

    サーバー送信イベント (SSE) 標準を使用して、MCP Connector が MCP サーバーへの永続的な一方向 (サーバー送信) 接続を確立できるようにします。この種別の接続を使用すると、MCP サーバーはリアルタイム更新およびメッセージをクライアントにプッシュすることができ、クライアントは新しい情報を常にポーリングする必要がなくなります。

  • SSE Server

    サーバー送信イベント (SSE) トランスポートを使用して、MCP サーバーを公開します。これにより、MCP クライアントはこのサーバーへの永続的な一方向接続を確立し、リアルタイム更新およびメッセージを受信できます。

次のステップ

前提条件を満たしたら、​Anypoint Studio​ または ​Anypoint Code Builder​ でアプリケーションを作成してコネクタを設定できます。