アウトバウンドメッセージのルーティング

Anypoint Partner Manager のアウトバウンドメッセージルーティングフレームワークでは、受信エンドポイントをいろいろな方法で実装できます。次のような方法が可能です。

  • 事前出荷通知や請求書など、バックエンドからの異なる種別のアプリケーションメッセージを単一エンドポイントで受信する。

  • バックエンドからのメッセージ種別ごとに専用のエンドポイントを使用する。

  • バックエンドシステムからアプリケーションメッセージを受信する受信エンドポイントをバランスよく混在させて実装してください。

エンドポイントでメッセージを受信すると、Partner Manager はメッセージ種別、パートナーリファレンス ID、ホストリファレンス ID の設定に基づいて、ペイロードを適切なメッセージフローにルーティングします。

  1. 次の条件を使用してメッセージ種別を識別します。

    • HTTP または HTTPS エンドポイントの相対パス

    • SFTP エンドポイントのファイル名。次の規則に従います。

      <message-type>_<endpoint-information>.<file-type>​。

      たとえば、メッセージ種別 ID が ar-invoice であれば、ファイル名は ​ar-invoice_20210217_1055_000.json​ になります。

  2. メッセージ種別の定義中に指定されたスキーマに対してペイロードを検証します。

  3. 指定された DataWeave マップを使用してパートナーリファレンス ID、ホストリファレンス ID (省略可能)、ビジネスキーを取得します。

    パートナーリファレンス ID とホストリファレンス ID は、トランザクションを処理するメッセージフローを指定します。

アウトバウンドメッセージのルーティングプロセス