トランスミッションの追跡

Anypoint Partner Manager では、1 件のトランスミッションが複数のメッセージで構成されることがあります。トランスミッションビューを使用して、パートナー間で交換されるトランスミッションを監視し、トランスミッションのコンテンツを表示します。概要レベルでは、トランスミッションレコードには次の情報が含まれます。

  • AS2、HTTP、SFTP、FTP などの設定済みプロトコルでパートナーから受信した、またはパートナーに送信したデータペイロード

  • ペイロードが AS2 プロトコル機能肯定応答を介してパートナーと交換されている場合は MDN (Message Disposition Notification)

個別のメッセージを追跡する方法は、​「個別メッセージの追跡」​を参照してください。

トランスミッションの特定

トランスミッションを選択してその詳細を表示し、メッセージコンテンツを表示およびダウンロードします。

  1. ナビゲーションメニューで ​[Activity (アクティビティ)]​ を選択します。

  2. [Transmissions (トランスミッション)]​ を選択します。

  3. トランスミッションを検索します。

  4. 必要に応じて、次の条件で検索結果を絞り込みます。

    • パートナー名

    • メッセージの方向

    • メッセージが送信された日付範囲

      最大で 1 週間分のメッセージを取得できます。

    • メッセージ処理状況 (​Received​ など)

    • 肯定応答の状況 (​Overdue​ など)

    • パートナーメッセージ種別 (​X12 - 850​ など)

    • ホストメッセージ種別 (​JSON host-purchase-order​ など)

    • トランスミッション ID

    • トランスミッションが返信かどうか

      Partner Manager は、検索条件と一致するトランスミッションのリストを、トランスミッション受信日、トランスミッションに含まれるメッセージ数、メッセージ種別、制御番号、肯定応答状況などの関連情報と一緒に返します。

  5. 次のいずれかの操作を実行します。

    • トランスミッションをクリックして、トランスミッションの追加情報を確認し、メッセージフローを表示します。

    • [messages (メッセージ)]​ をクリックして、​アクティビティメッセージ追跡​で説明されているトランザクション内のメッセージに関する情報を表示します。

インバウンドトランスミッションの詳細の表示

インバウンドトランスミッションの追加詳細には、次の情報が含まれます。

  • トランスミッションの状況 (緑のチェックマークは成功、赤の感嘆符は失敗)

  • トランスミッション ID

  • 送信済みファイルに関連付けられた制御番号 (存在する場合)

  • メッセージ送信元に関する情報 (メッセージが受信された日時、受信 (Receive from Partners (パートナーから受信)) エンドポイントの名前とプロトコル、メッセージ種別 (​mythial-po-ack​ など))

  • 送信されたファイルのメッセージ種別ごとの受信メッセージ数

  • カスタムメッセージ属性 (存在する場合)

トランスミッションが返信の場合、詳細には元の (再実行された) トランスミッションへのリンクも含まれます。

このトランスミッションが再実行された場合、詳細には最新の返信の日時も含まれます。

インバウンドトランスミッションに関する追加の情報を表示およびダウンロードするには、次のいずれかのアクションを実行します。

アクション 手順

メッセージが返信の場合に元のトランスミッションを表示する。

[Original Transmission Id (元のトランスミッション ID)]​ 項目内のリンクをクリックします。

トランスミッション内のメッセージを表示する。

[messages (メッセージ)]​ をクリックします。

パートナーから受信したトランスミッションペイロードを表示およびダウンロードする。

  1. [Received transmission (受信済みトランスミッション)]​ 項目で、​[View Payload (ペイロードを表示)]​ をクリックします。

  2. 必要に応じてラップ文字を指定し、​[Apply (適用)]​ をクリックします。

  3. [Download (ダウンロード)]​ をクリックします。

MDN メッセージが存在する場合、インバウンド AS2 トランスミッションに対してパートナーに送信された MDN メッセージを表示およびダウンロードする。

  1. [Sent MDN (送信済み MDN)]​ 項目で、​[View MDN (MDN を表示)]​ をクリックします。

  2. 必要に応じてラップ文字を指定し、​[Apply (適用)]​ をクリックします。

  3. [Download (ダウンロード)]​ をクリックします。

パートナーに送信された EDIFACT CONTRL メッセージまたは X12 997 肯定応答メッセージを表示およびダウンロードする (存在する場合)。

  1. [Processed message through message flows (メッセージフローを介して処理されたメッセージ)]​ 項目で、各メッセージ種別に対して ​[View CONTRL (制御メッセージを表示)]​ または ​[View 997 (997 メッセージを表示)]​ をクリックします。

  2. 必要に応じてラップ文字を指定し、​[Apply (適用)]​ をクリックします。

  3. [Download (ダウンロード)]​ をクリックします。

トランスミッションのメッセージフローダイアグラムを表示する。

[Processed message through message flows (メッセージフローを介して処理されたメッセージ)]​ 項目内のリンクをクリックして、メッセージフロー図を表示します。

メッセージフロー図からメッセージフローセクションを展開すると、メッセージフロー内の受信 ([Receive from Partners (パートナーから受信)]) エンドポイント、ソースメッセージ、DataWeave 変換マップ、送信先メッセージ種別、送信先エンドポイントに関する情報などの追加情報を参照できます。

アウトバウンドトランスミッションの詳細の表示

アウトバウンドトランスミッションの詳細には、次の情報が含まれます。

  • トランスミッションの状況 (緑のチェックマークは成功、赤の感嘆符は失敗)

  • メッセージ ID

  • トランスミッション ID

  • ファイルが送信された日時

  • 送信済みファイルに関連付けられた制御番号 (存在する場合)

  • メッセージ種別 (​mythical-po-ack-json: ORD-9892330​ など)

  • 送信 ([Send to Partners (パートナーに送信)]) エンドポイントの名前

  • 送信済みファイルの名前

  • トランスミッション内のメッセージ数

このトランスミッションが返信の場合、詳細には元の (再実行された) トランスミッションのトランスミッション ID も含まれます。

このトランスミッションが再実行された場合、詳細には最新の返信の日時も含まれます。

アウトバウンドトランスミッションに関する追加の情報を表示およびダウンロードするには、次のいずれかのアクションを実行します。

アクション 手順

メッセージが返信の場合に元のトランスミッションを表示する。

[Original Transmission Id (元のトランスミッション ID)] 項目​内のリンクをクリックします。

送信 ([Send to Partner (パートナーに送信)]) エンドポイントに関する情報を表示する。

[Summary (概要)]​ セクションで、​[Endpoint (エンドポイント)]​ 項目内のリンクをクリックします。

トランスミッションペイロードを表示およびダウンロードする。

  1. [Summary (概要)]​ セクションで、​[File (ファイル)]​ 項目内のリンクをクリックします。

  2. 必要に応じて、ラップ文字を指定します。

  3. [Download (ダウンロード)]​ をクリックします。

バックエンドから受信したペイロードを表示およびダウンロードする。

  1. メッセージフローダイアグラムで ​[Source (送信元)]​ セクションを展開します。

  2. [View Payload (ペイロードを表示)]​ をクリックします。

  3. 必要に応じて、ラップ文字を指定します。

  4. [Download (ダウンロード)]​ をクリックします。

送信元 ([Source at Host (ホストの送信元)]) エンドポイントに関する情報を表示する。

  1. メッセージフローダイアグラムで ​[Source (送信元)]​ セクションを展開します。

  2. [Received payload (受信済みペイロード)]​ セクション内のリンクをクリックします。

トランスミッションから変換した DataWeave マップを表示およびダウンロードする。

  1. メッセージフローダイアグラムで ​[Map (マップ)]​ セクションを展開します。

  2. このセクションのリンクをクリックします。

  3. 必要に応じて、ラップ文字を指定します。

  4. [Download (ダウンロード)]​ をクリックします。

名前、種別、識別子、制御番号など、メッセージ種別に関する情報を表示する。

メッセージフローダイアグラムで ​[Message Type (メッセージ種別)]​ セクションを展開します。

パートナーに送信されたペイロードを表示およびダウンロードする。

  1. メッセージフローダイアグラムで ​[Sent to (送信先)]​ セクションを展開します。

  2. [Sent transmission (送信済みトランスミッション)]​ 項目で、​[View payload (ペイロードを表示)]​ をクリックします。

  3. 必要に応じて、ラップ文字を指定します。

  4. [Download (ダウンロード)]​ をクリックします。

アウトバウンド AS2 トランスミッションへの応答としてパートナーから受信した MDN を表示およびダウンロードする。

  1. メッセージフローダイアグラムで ​[Sent to (送信先)]​ セクションを展開します。

  2. [Received MDN (受信済み MDN)]​ 項目で、​[View payload (ペイロードを表示)]​ をクリックします。

  3. 必要に応じて、ラップ文字を指定します。

  4. [Download (ダウンロード)]​ をクリックします。

パートナーから受信した EDIFACT CONTRL または X12 997 肯定応答メッセージを表示する (存在する場合)。

  1. メッセージフローダイアグラムで ​[Sent to (送信先)]​ セクションを展開します。

  2. [Sent transmission (送信済みトランスミッション)]​ 項目で、​[View payload (ペイロードを表示)]​ をクリックします。

  3. 必要に応じて、ラップ文字を指定します。

  4. [Download (ダウンロード)]​ をクリックします。

現在のトランスミッションが返信の場合に元のトランスミッションを表示する。

  1. メッセージフローダイアグラムで ​[Last replayed (最後の再実行)]​ セクションを展開します。

  2. このセクションのリンクをクリックします。