個別メッセージの追跡

Anypoint Partner Manager のメッセージビューは、トランスミッション内の個別トランザクションを可視化します。メッセージビューを使用して、パートナーと仕入れ先の間でエクスチェンジされるメッセージを監視し、メッセージペイロードを表示して、個別のメッセージがどのように処理されてルーティングされるかを確認します。

メッセージビューには、トランザクションごとに 1 つのレコードが表示されます。たとえば、受信トランスミッションに 30 件のトランザクションが含まれていれば、メッセージビューには対応する 30 件のレコードが表示されます。

メッセージレコードには以下の情報が含まれます。

  • ビジネスキーとメッセージ種別定義に含まれる他のカスタム属性

  • 変換前と変換後のペイロード

次の場合には、Partner Manager はメッセージビューレコードを作成しません。

  • インバウンドトランザクションが検証中に失敗し、トランザクションが完全に拒否された。

  • インバウンドトランザクションが AS2 セキュリティの問題で失敗した。

  • 異なる形式のソースペイロードの変換中にアウトバウンドトランザクションが失敗した。

  • X12 または EDIFACT データの書き込み中にアウトバウンドトランザクションが失敗した。

個別のメッセージではなくトランスミッションを追跡する方法は、​「トランスミッションの追跡」​を参照してください。

メッセージを特定する

メッセージを選択してその詳細を表示し、コンテンツを表示およびダウンロードします。

  1. ナビゲーションメニューで ​[Activity (アクティビティ)]​ を選択します。

  2. デフォルト (​[Messages (メッセージ)]​) のままにします。

  3. メッセージを検索します。

  4. 必要に応じて、次の条件で検索結果を絞り込みます。

    • パートナー名

    • メッセージの方向

    • メッセージが送信された日付範囲

      最大で 1 週間分のメッセージを取得できます。

    • メッセージ処理状況 (​Received​ など)

    • 肯定応答の状況 (​Overdue​ など)

    • パートナーメッセージ種別 (​X12 - 850​ など)

    • ホストメッセージ種別 (​JSON host-purchase-order​ など)

    • メッセージ属性 (メッセージに関連付けられているメッセージ種別がカスタム属性を持つ場合)

    • メッセージの値

    • トランスミッション ID またはメッセージ ID

    Partner Manager は、検索条件と一致するメッセージのリストを、メッセージ受信日、メッセージ状況、メッセージ種別、パートナードキュメント ID、ビジネスキー、肯定応答状況などの関連情報と一緒に返します。

  5. メッセージをクリックして、メッセージの追加情報を確認し、メッセージフローを表示します。

インバウンドメッセージの追加詳細の表示

インバウンドメッセージの追加詳細には、次の情報が含まれます。

  • メッセージ ID

  • トランスミッション ID

  • メッセージフロー名

  • 機能肯定応答名 (存在する場合)

  • メッセージ送信元に関する情報 (メッセージが送信元から受信された日時、パートナーメッセージ種別、エンドポイント名、ファイル名、対象プロトコルなど)

  • メッセージに関連付けられた識別子と制御番号

  • メッセージ送信先に関する情報 (メッセージが配信された日時、ホストメッセージ種別、送信先エンドポイント、プロトコル、送信先ファイル名など)

インバウンドメッセージに関する追加の情報を表示およびダウンロードするには、次のいずれかのアクションを実行します。

アクション 手順

メッセージが含まれるトランスミッションを表示する。

[Transmission Id (トランスミッション ID)]​ 項目内のリンクをクリックします。

送信元 ([Receive from Partner (パートナーから受信)]) エンドポイントに関する情報を表示する。

[Source (送信元)]​ セクションで、​[Source endpoint (送信元エンドポイント)]​ 項目内のリンクをクリックします。

送信先 ([Target at Host (ホストの送信先)]) エンドポイントに関する情報を表示する。

[Target (送信先)]​ セクションで、​[Target endpoint (送信先エンドポイント)]​ 項目内のリンクをクリックします。

パートナーから受信したペイロードを表示およびダウンロードする。

  1. [Source (送信元)]​ セクションで、​[Source file (ソースファイル)]​ 項目内のリンクをクリックします。

  2. 必要に応じて、ラップ文字を指定します。

  3. [Download (ダウンロード)]​ をクリックします。

バックエンドに送信されたペイロードを表示およびダウンロードする。

  1. [Target (送信先)]​ セクションで、​[Target file (送信先ファイル)]​ 項目内のリンクをクリックします。

  2. 必要に応じて、ラップ文字を指定します。

  3. [Download (ダウンロード)]​ をクリックします。

インバウンド AS2 トランスミッションに対してパートナーに送信された MDN メッセージを表示およびダウンロードする。

  1. [Transmission details (トランスミッション詳細)]​ 項目内のリンクをクリックして、​[Transmission Flow (トランスミッションフロー)]​ セクションにアクセスします。

  2. [Sent MDN (送信済み MDN)]​ 項目で、​[View MDN (MDN を表示)]​ をクリックします。

  3. 必要に応じて、ラップ文字を指定します。

  4. [Download (ダウンロード)]​ をクリックします。

パートナーに送信された EDIFACT CONTRL メッセージまたは X12 997 肯定応答メッセージを表示およびダウンロードする (存在する場合)。

  1. [Transmission details (トランスミッション詳細)]​ 項目内のリンクをクリックして、​[Transmission Flow (トランスミッションフロー)]​ セクションにアクセスします。

  2. [Processed message through message flows (メッセージフローを介して処理されたメッセージ)]​ セクションで ​[View Control (制御メッセージを表示)]​ または ​[View 997 (997 メッセージを表示)]​ をクリックします。

  3. 必要に応じて、ラップ文字を指定します。

  4. [Download (ダウンロード)]​ をクリックします。

送信済みメッセージのメッセージフローダイアグラムを表示する。

[Processed message through message flows (メッセージフローを介して処理されたメッセージ)]​ 項目内のリンクをクリックします。

メッセージフロー図セクションを展開して、受信 ([Receive from Partner (パートナーから受信)]) エンドポイント、送信元メッセージ、DataWeave マップ、送信先メッセージ種別、送信先 ([Target at Host (ホストの送信先)]) エンドポイントに関する情報などの追加情報を参照します。

アウトバウンドメッセージの詳細の表示

アウトバウンドメッセージの詳細には、次の情報が含まれます。

  • バックエンドからファイルが受信された日時

  • 機能肯定応答 (存在する場合)

  • 送信済みファイルの名前

  • メッセージ送信元に関する情報 (送信元メッセージメッセージ種別、送信元エンドポイント名、送信元プロトコルなど)

  • メッセージに関連付けられた識別子と制御番号

  • メッセージ送信先に関する情報 (パートナーメッセージ種別、メッセージがパートナーに送信された日時、送信先ファイル名、送信先エンドポイント名など)

アウトバウンドメッセージに関する追加の情報を表示およびダウンロードするには、次のいずれかのアクションを実行します。

アクション 手順

パートナーに送信されたペイロードを表示およびダウンロードする。

  1. [Summary (概要)]​ セクションで、​[Transmission details (トランスミッション詳細)]​ 項目内のリンクをクリックします。

  2. [File (ファイル)]​ 項目内のリンクをクリックします。

  3. 必要に応じて、ラップ文字を指定します。

  4. [Download (ダウンロード)]​ をクリックします。

送信元 ([Source at Host (ホストの送信元)]) エンドポイントに関する情報を表示する。

[Source (送信元)]​ セクションで、​[Source endpoint (送信元エンドポイント)]​ 項目内のリンクをクリックします。

バックエンドから受信したペイロードを表示およびダウンロードする。

  1. [Source (送信元)]​ セクションで、​[Source file (ソースファイル)]​ 項目内のリンクをクリックします。

  2. 必要に応じて、ラップ文字を指定します。

  3. [Download (ダウンロード)]​ をクリックします。

送信 ([Send to Partner (パートナーに送信)]) エンドポイントに関する情報を表示する。

[Target (送信先)]​ セクションで、​[Target endpoint (送信先エンドポイント)]​ 項目内のリンクをクリックします。

パートナーに送信されたペイロードを表示およびダウンロードする。

  1. [Target (送信先)]​ セクションで、​[Target file (送信先ファイル)]​ 項目内のリンクをクリックします。

  2. 必要に応じて、ラップ文字を指定します。

  3. [Download (ダウンロード)]​ をクリックします。

アウトバウンド AS2 トランスミッションへの応答としてパートナーから受信した MDN を表示およびダウンロードする。

  1. [Summary (概要)]​ セクションで、​[Transmission details (トランスミッション詳細)]​ 項目内のリンクをクリックして、メッセージフロー図にアクセスします。

  2. メッセージフローダイアグラムで ​[Sent to (送信先)]​ セクションを展開します。

  3. [Received MDN (受信済み MDN)]​ 項目で、​[View payload (ペイロードを表示)]​ をクリックします。

  4. 必要に応じて、ラップ文字を指定します。

  5. [Download (ダウンロード)]​ をクリックします。

パートナーから受信した EDIFACT CONTRL または X12 997 肯定応答メッセージを表示する (存在する場合)。

  1. [Summary (概要)]​ セクションで、​[Transmission details (トランスミッション詳細)]​ 項目内のリンクをクリックして、メッセージフロー図にアクセスします。

  2. メッセージフローダイアグラムで ​[Sent to (送信先)]​ セクションを展開します。

  3. [Sent transmission (送信済みトランスミッション)]​ 項目で、​[View payload (ペイロードを表示)]​ をクリックします。

  4. 必要に応じて、ラップ文字を指定します。

  5. [Download (ダウンロード)]​ をクリックします。

トランスミッションから変換した DataWeave マップを表示およびダウンロードする。

  1. [Summary (概要)]​ セクションで、​[Transmission details (トランスミッション詳細)]​ 項目内のリンクをクリックして、メッセージフロー図にアクセスします。

  2. [Map (マップ)]​ セクションをクリックして展開します。

  3. このセクションのリンクをクリックします。

  4. [Download (ダウンロード)]​ をクリックします。