ServiceNow Connector 6.14 - Mule 4

ServiceNow 用 Anypoint Connector (ServiceNow Connector) は、Mule Runtime Engine (Mule) アプリケーションと ServiceNow アプリケーション間の接続を提供します。 カスタム ServiceNow テーブルに対しては、ServiceNow 操作に加えて、インストールされているプラグインで利用できるすべての操作を使用します。

互換性と解決された問題に関する情報は、『ServiceNow Connector リリースノート』を参照してください。

始める前に

このコネクタを使用するには、以下に精通している必要があります。

  • Anypoint Connector

  • Mule Runtime Engine (Mule)

  • Mule フローの要素とグローバル要素

  • Design Center または Anypoint Studio を使用して Mule アプリケーションを作成する方法

アプリケーションを作成する前に、ServiceNow の対象リソースおよび Anypoint Platform へのアクセス権を持っている必要があります。

コネクタの一般的なユースケース

ServiceNow Connector の一般的なユースケースを次に挙げます。

  • IT サービス管理 (ITSM)

    ServiceNow データを同期して、IT サービス管理 (ITSM) 機能を SaaS やオンプレミスアプリケーション (Salesforce、SAP、Workday、Microsoft Dynamics 365 なえど) に拡張し、データの移行や複製、アプリケーションのインテグレーション、および統合を容易にします。たとえば、Workday と ServiceNow 間で作業員データを双方向で同期したり、Workday の従業員と ServiceNow のユーザーを CSV ファイルに集計したりできます。

  • 統合されたビジネスプロセス

    HR、法務、調達、運用、マーケティング、および施設の各部署のビジネスプロセスを完全に統合します。

  • レコードの作成と取得

    IT サービスリレーションを自動化および管理して取得できる 1 つのシステムオブレコードを作成することで、エンタープライズ IT を変革します。

これらのユースケースの例については、​「ServiceNow Connector の例」​を参照してください。

対象者

接続種別

以下の認証種別がサポートされています。

  • Basic (基本)

  • OAuth 2.0 認証コード

制限事項

  • OAuth 2.0 認証コードによる認証は、次の Mule バージョンでのみ機能します。

    • 4.1.5

    • 4.2.1 以降

  • OAuth 2.0 認証コードによる認証では、メタデータは機能しません。

次のステップ

前提条件を満たし、テンプレートおよびサンプルを試したら、​Anypoint Studio​ でアプリケーションを作成できます。